10年後の仕事図鑑1

10年後の仕事図鑑
10年後の『仕事図鑑』とあるが、新しい時代の教科書。

いきなりビビッとくる文に出会う。

『それは、恐れとして避けるものではなく、適応すべき「自然」である』

それとは、新しい時代のこと。

私は自然という言葉が好きだ。
失われて行くもののなかに、大切なものがあると思い続けてきた。
時代とともになくなっていく「人間らしさ」が、私には輝いてみえていた。

けどよく見ると、時代とともに輝いて行く人間らしさもある。
私が子どもと関わるのが好きなのは、まさに、どんな輝き方もできる可能性、創造性をもっているからだ。
子供は。

自然と人間社会を対比する価値観に囚われ続けていた私に、この本は今、ガツンと一撃与えてくれた。
よくよく考えれば、試験問題にこういう新しい文章をみることはできない。
こういう新しい世界の文章は、試験問題にそうそう出てこない。なぜかって、数多くの大学の試験問題をつくる大手の予備校が作り上げてきた世界と、新しい時代は、折り合わない部分があるから。

もう少し読み進めてみよう。。。

良問とは何か(その2)

昔、良問とは何か云々と書いた気がする。

富山高校の生徒とセンターの勉強をしながら、「あ、これは良問だ」と思えるものにあたった。

回答までのプロセスが「マニュアル化」されていない問題のことだ。
当たり前、知っていることをつなげていかなくてはいけない。
けどその繋げ方は、教わったことがない。
考えて、試してみながら、その場で道を作っていくしかない。

そういう問題のことだ。

新しい問題が出るとすぐに受験業界は、教育業界は「マニュアル化」する。

三角関数の何かの定理を証明するような問題を東大が出す。
公式自体は、受験生なら誰でも知っているはずだ!
それを証明しろという問題を東大が出した。

公式つかってるけど、本当に「本当に」わかってるの?本質がわかってるの?
と受験生に問いただした。

その「意図」を汲まずに、受験業界は、問題の解き方を「マニュアル化」する。
新しい「解法」をどんどんつくっていく。
そうして受験生たちは、どんどん「暗記する量」が多くなり、パニックになる。

暗記ではないのに・・・

良問とは、暗記に頼っている受験生には解けない、「君、暗記勉強してるんじゃない?」というメッセージだ。

本質を理解するか、本質を知らずに暗記をするか。
難関大学に受かる生徒とそうでない生徒には、こんな違いがあるんだろう。

くやしいという気持ち。ごめんよバリの生地たちよ。


バリで買ってきた生地の四辺をミシンで縫う作業。

うまくいかない!
何が悪いの?

バリから持ってきた大切な生地、失敗したくない。
インターネットで調べた。どうやら上糸の強さを変えたらいいようだ(人生初、上糸調整)
それでもうまくいかない!

なんでだ?
悔しかった。生地を素敵なスリングにできなくて悔しかった。
ミシンのことについて学びたいとおもった。
何がいけないのか。。。どうしたら、綺麗な、スリングができるか。。。
ごめんよバリの生地・・・

結局、糸が細くて調子がどうしても外れる、ということがわかった。
手持ちの糸では、だめなのだ。

こうやって学んでいく。
悔しくて、もっとよくしようとする。
私はそうやって学んできた気がする。

悔しいとか感じなくて、学べる人もいるだろう。
試行錯誤をしないで、正解にたどり着く人もいるかもしれない。

その人はきっと、昔、おもいっきり試行錯誤をして、いきなりうまくやる方法にたどり着く術を学んだのだとおもう。
挑戦して、失敗してもいい。一生懸命やればいい。受験とはそういうものだとおもう。
悔いのないように、というけれど、悔いが残ることはたくさんある。
悔いが残ったら、やりなおしてもいい。
新しい挑戦をしてもいい。

本気でやれること、大切なことに取り組めないことほど、不幸せなものはないと、私は思っている。
大切なことを見つけられた人は、幸せだとおもっている。

そういえば、「悔しい」という英単語、あったっけ?とおもって調べた。
ない。

あるといえばあるが、日常的ではない。
不思議なものだ。
感情の処理のしかた、処理のされ方が違うのだろうか。
悔しいとき、向こうの人は、感嘆語ではなすのかもしれない。
わからない。今度、外国の人に会ったら聞いてみよう。

うまく縫えなかったけど、バリの生地だし、まぁいいか!
動画はバリではなくインドネシアのスラウェシ島のお母さん。

パズルする物理

http://www.geocities.jp/fried_turnip/hello_passing.gif

センター試験の問題を解いていた。
一緒に解こうとして、いやぁ、何言ってるのかな。となり、回答を見て、いやぁ、何言っているのかなということになった。

回路の図を、問題に合わせて作り変える問題。
回路図を書き直す問題!

こんな問題でるんだ・・・
と思いながら、いじくりまわしたらできた!

重要なのは、問題文に合わせて、自分が知っている形に、解ける形に直すこと。

歴史から学ぶこと

「前の人が失敗したことを繰り返さない」ことだという人がいる。
そうかもしれない。

正月になると家々を歩いてお祝い事を言い施しをもらっていた人たちがいる。
彼らはもともと能力者であり、芸能以前に儀式に関わっていた人たちであり、時代とともに役割を失っていった人たちでもある。
褒め尽くし、縁起のいいことを言いながら安心と満足とを与えて、小銭をもらう。
塾と同じだなぁと、おもった。

時代は変わる。

「塾」はさかのぼること明治以前、新しい思想、西洋から来た学問を知るための場所であった。
修験者たちが霊性を求めて山に入っていった時代。

次に「塾」は学ぶためではなく、大学に入るために成績を伸ばす場所になった。
修験者たちが寺に入っていろんな祭りをした時代。

これからの「塾」は?
修験者たちが山から追われ、里で人々に娯楽を与える時代。
得体の知れない成績とか勉強と付き合うためのコンサルタント・アドバイザー・カウンセラーみたいなものになっていく。

勉強をちゃんと教えられる先生も少なくなった。
生徒を人間として、大人としてみられる先生も少なくなった。
霊性など必要ない。神秘も必要ない。目の前の人を喜ばせてお金をもらうことに必死だ。

こうした流れを知ることで、

絶対に逆らえない時代の中で、身動きが取れなくなってしまった私の今のこの切迫感を、なんとなく感じられるようになった。

句読点が書けない?お母さん、心配しすぎ!

本屋で参考書を探しているお母さんに出会ったら声をかけるようにしている。

「点が使えないんです」
というお母さん。(句読点のこと)

学年を聞いたら、小2、だという。
ちなみに私が句読点を意識したのは中学生。

うーん、句読点の付けかたを学べる参考書、みたことないな・・
と思いながら、小学1年生の国語の本をみたら、句読点が書かれていない。

そもそも句読点というのは、多くてもいけないし少なすぎてもいけない。
基準は、読み手の読みやすさ。

小2で句読点が使えなくても当たり前。
それよりもちゃんと気持ちを書く、型にはめないで自由に言葉を使うようになることが大切な時期。

発達には段階がある。
今は何が大切か、今、お子さんのなかで伸びようとしているチカラは何か。
ちゃんとみてあげてください。

勉強のプロに任せた方がいいのではないかとおもう。
そんな時はおとのねへ!

ドラゴンフルーツは野菜か果物か。

木の全体の写真を私も初めて見た。

ドラゴンフルーツの美味しさは現地で感動済みだ。

ああ、木なんだ!とおもう。

こういう話から、輸出と輸入の話をしてもいいし、どれだけインドネシアの野菜がフルーツなのかを話してもいい。
どれだけ健康的な食生活をしていて、それでいて医療の面では・・・という話をしてもいい。
日本の食の話をしてもいい。そこから消費社会の話をしてもいい。流通の話をしてもいい。

話が繋がっていくのはたのしいことだとおもう。
意外性はドラマであり、物語になる。
ドラゴンフルーツ物語。

疑問に思ったらとにかく調べる。
そうすると、面白い発見がある。
話がはずむ。

学ぶ場所は話ができる場所であるはずだし、
話すためのルール、相手の話したい気持ちや自分の話したい気持ちを受け取り、伝え合う作法を学んでいく場所だとおもう。

今度は生徒に、もっと喋ってもらおうとおもう。
え?なになに、もっと聞かせてよ!

私の知らないことを、生徒はたくさん知っているのだ。

なぜ、炒めるは火に少ないなのか

調理の方法を具体的に

という問題で、炒めるという答えが出た。
なぜ火に少ないなのだろう・・・

調べようと思えば、白川静さんの力を借りることもできるかもしれない。
けど自力で考えてみることにした。。

中国人はなぜ炒めるに少ないをつかったのか・・・
あんなに鍋が大きいのに・・・

おそらく、調味料を入れたり、火の通りが良いように少量の食材を入れていくからではないかと、おもいついた。
実際に中華鍋で料理をしているインドネシアの中国系のおかあさんの後ろ姿をみていた私は、そうおもった。

考えるためには経験が必要で、経験が使えるためには、観察をしていなくてはならない。
観察は好奇心、興味、心の遊び、ゆとりから生まれる。

課題ばかり宿題ばかりやっていたのではこの力が育たない。

とオトノネは考えている。

教育と福祉の架け橋がない。お母さんが学ぶべき子どもの発達のこと、現代の社会のこと、現代の育児本に書かれていないこと。

嗚呼情けない。
情けないけど私もその一部かもしれない。

あまりにも言葉が使えない小学生、中学生、そもそもコミュニケーションができない子が多い。

そこで絵本でも読もうかとおもったが(そもそも文字を読むことすら面倒臭い子と何ができるだろう)

ふと思い出した。

アイヌ文化では、子どもに神話を聞かせる。
その神話の、おもしろさといったら!そしてその長さといったら!
こうやって、生活の中に、言葉があった。

現代は?

物語など聴く機会もない。
学校の先生が喋っているのは暗号だし、家に帰ったら「宿題した?」という一問一答形式。

どう考えても、現代人は昔の人よりも言葉の力がなくなっている。
AI時代、人間に求められるのは言葉の力であるという。

もうあまりにも悲しすぎて、私は教師を続けられそうにない、かもしれない。
あまりにも、日本語が、通じない。

お願いですから小学生、保育所の時からオトノネでお子さんを育ててあげてください。
それから育て方をしっかり勉強してください。不幸な社会を作り出しているのは、学校でもなく、塾でもなく、国でもなく、お母さんな気がして来た。

時代が変わって、一人のお母さんが子供をたくさん育てられなくなった。
試行錯誤ができなくなった。だから学ばなくてはならない。
マタニティースクール、オトノネをつくろうかとおもう。

化学と地理と英語がつながる

生徒と化学の勉強をしていた。

製鉄の話になった。
資料集を開けた。
レアメタルの話があった。
金もスマホに入ってるよねという話をした。
金ってレアメタルなんですか?
そうだよー
銅もレアなんですか?銅銭とかあるのに。
そうだね、ちょっと変だよね。あの楽器(グンデル)も青銅だしね。電線を買って、とかして楽器を作ってるんだよー
インドネシアに活火山あるんですか?
そうそう、えーっと海溝、海溝、(インターネットで調べる)ああ、英語でsubduction zoneっていうんだね、subの意味は?
下です
ductは導くって意味だからね。日本人はそれを海溝って翻訳したんだよー
へー
価電子の「価」とか謎の翻訳もあるからね、英語調べてみると、案外おもしろいよ。で、インドネシアこの間も地震があってね、バリ島の火山はいつも噴火してるんだけど。。
フィリピンプレートとかの上ですか?
さぁてどうかな、見てみようか
インドネシアってどこですか?
いやここらへんだよ。パプアの国境が人為的でね、地元の人悲しんでいるらしいよ。

こういう自然さが、一番、勉強になる。
こういう学びを続けてほしいのだが。
みな学校の課題で、頭を使う時間がない。
情報処理型の学びが行き着く先はどこか。

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