心の発達

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こちらの記事もどうぞ。0歳から8歳まで、お母さん、お父さんが言葉を覚えるまでに子どもの反応に答えてあげること、反応してあげること、一緒にあそぶことをおすすめします。

0〜6ヶ月

    新生児
  • ことばによる語りかけに対して、母語であっても外国語であっても、音節に同調したリズムで身体を動かす。母音だけの連続とか、物理的な打撃音へは動機動作は見られない。(相互同期性)
  • 鼻で呼吸している。
  • 肺の容量が小さく筋肉も未発達のため、呼吸数は、大人の2倍(30回)。また脈拍数も2倍の120回。


    1ヶ月〜3ヶ月
  • クーイング。授乳中、乳首を吸っていない時に揺さぶられないと「あー」とおか「くー」という声を出す。乳を吸っていない時、ゆさぶられることを期待する。感情的な声ではない。


    2ヶ月
  • 母親の「高い音」に反応し、そのメロディーを音で真似ようとし始める。喃語が生まれてくる前から、模倣している。3ヶ月以降、この傾向が増加する。メロディーとしての響きが、メッセージ。


    3ヶ月
  • のどの形態が変化(ソレ以前は食べ物が吐気反射を起こさないように、鼻から吸うようにできている。また、母乳を吸うことだけに特化するために、口腔の体積は小さいから構音できない。)声をたてて「ハハハ」と笑えるようになる。大人が母音によく応答するため、赤ちゃんは母音を自発的に発する。「あー」「うー」。口で呼吸ができるようになる。



6ヶ月〜1歳

    6ヶ月
  • 母音以外の音が現れる。基準喃語。「パパパパ」「マンママ」何かを伝えるというより、発音の真似。指し示す言葉に意味はないが、発声する気持ちは受け止めて。
  • 「ダダダ」「バババババ」というのは反復喃語。(早ければ4ヶ月から)
  • 「タァタァ」という言葉を繰り返し聴くと、そのメロディーを覚え、状況から、それが何を指し示すかを割り当て、見る。
  • メロディーとしての響きが、メッセージ。同じ「タァタァ」でも上昇・下降・平坦でそれぞれ注意要求・抵抗譲渡・呼び掛け叙述といった機能をもつ。
  • 何を伝えたいかによって、メロディーを使い分けている。というよりも、その感情が引き起こす身体状況と声が、統合されている。


    10ヶ月
  • 単語をつなげたようなイントネーション・抑揚がついた発声をする。
  • ジャルゴン。呼気をコントロールできるようになる。


    9ヶ月〜1歳4ヶ月。
  • 指差し行動ができるようになると、意味のある、ソレを指し示す社会的言語が現れる。



1歳〜4歳

    1歳〜
  • 初語。
  • 母語と母語以外の言葉が別れる。一語文。
  • 「ワンワン」「ウマウマ」「ネンネ」
  • 「イヤ」「ダメ」 「ボクノ!」「ワタシノ!」「ヒトリデ」コトバと身ぶりでいうようになる。
  • 「ホシイノ ホシイノ」「キレーキレー」一発話に同じ語を繰り返すようになる。
  • 続いて「コレ ホシイノ」となる。「ブー ノンノ」乗りたいことをはなせるようになる。*
  • (第一《ナニ》期)「コレ ナニ?」と聞けるようになる。物の名前を知りたい。*
  • 「◯◯ちゃん」と呼ばれて、応えられるようになる。
  • イヤ!という言葉にどんなオモイをこめているか。どうやってこの言葉を覚えたか考えるといい。
  • それが本当に「イイタイコト」だったのか。「ボクは成長したんだよ」「もっといろいろ学びたいんだ」
  • 「今までと同じにしてもらっちゃこまる」と言っているのかもしれない。
  • 「したいことをしているときに心がひらかれる」没頭。言葉も身体も、開かれる。心も。
  • 歌い出す。感動を伝えることで言葉が育つ。**
  • 乳児が乳児に「貸して」という。その時、貸す子はどうする?「イヤ」か「イイヨ」か。
  • 物をめぐって他の子どもと喧嘩する。同じものがほしい。


    1歳半
  • 二語文「ママ来た」「ブーブーちょうだい」


    2歳
  • 言葉の洪水。
  • 胸式呼吸が始まる。(7歳位までに移行)肺の機能が発達。
  • 第一次反抗期(教育期)
  • 身体発達に伴って母子関係においても感情のコントロールを学ぶ。「嫌い」「嫌だ」という気持ちに気づくこと。
  • 気持ちをどう行動にするか。受け入れられるか。受け入れるか。
  • 移行対象(ぬいぐるみ)をもちながらも、情緒的な安定を一人でコントロールできる。自分自身を励ませる。
  • 一緒に、ことばや身振りをつかって、考えていく。
  • 一緒に、ことばや身振りをつかって、受け入れていく。
  • 自分の気持ちをどうはなしたらいいか、表現したらいいか、一緒に出していく。
  • 他者の言葉を取り入れ「勇気づけられ、勇気づけ」「喜ばせ、喜び」
  • 一緒にやる行為、日常的なしぐさをする喜びを伝えたい気持ちが、ことばを生みだす。
  • (模倣活動によって、お母さんの仕事を手伝ったりする。一緒に暮らしていく)。お手伝い。
  • 怖くなって不安そうな顔をした時、「大丈夫だよ」といってあげる。感情は人を支える。安心感が、自発性を引き出す。
  • 行動したい気持ちを受け取る。「やりたいんだったら、ちゃんとお願いしなさい。」「こうするのよ」***
  • 水遊びをシて周りを汚す。
  • 大きなたらいを用意する。マットを引く。遊びたい気持ちを認め、環境を変え、限界を行動で示す。禁止はしない。
  • 主体的な行為の、呼びかけの、語りかけの、働きかけの、相互反応。***
  • 「これなに?」「だれの?」言葉で聞くことが多くなる。みたことのないものを言葉で理解する。「おばけがそこにいる」という。
  • 目の前にないものを説明できる。ストーリーを考えて探検ごっこもできる。そこにはない状況をつくり、模倣する。
  • 「ぼくんちのお兄ちゃん、やまんば見たんだって」***
  • 行動・模倣することで、そのものを理解する。
  • 友だちや母親の真似をシて話す。「ミイチャン 泣キムシネ。」
  • 母親に向かって「ニアウ。ステキ。」「ヘンナ オベベ着ナイデ トッカエナサイ」*


    (3歳)
  • ひとりごとをいいながら遊ぶ
  • 「オーライ オーライ 乗ルワヨ。ブーブデス。アチヨ車掌サンデス。切符ハ オ願イシマス。発車。」*
  • 第一《ドウシテ?》期*
  • いきなり、「どうして」というコトバを使い始める。「ドウシテ カッタノ?」意味もなく連発する。
  • これは大人とのはなしを継続させたい欲求も含まれるだろう。「ドウシテ コレ ツケタノ」「どうしてもよ」と答えると
  • 「ヨク 考エテ イイナサイ」といつも親たちから言われている言い方で逆襲する。*


    3歳〜
  • 音韻意識。
  • 自分のことを「◯◯ちゃん」と呼ぶようになる。
  • デタラメのはなしをしゃべる。「デンシャハ走ル ウマイケド オウマガパカパカ」*
  • 自意識が強くなる。歌なんか歌ってくれというと、今まではすぐ客の前で歌っていたが、「ハズカシクテショウガナクッテ。」とか
  • 「ハズカシイカラ。」と言って歌わなくなった。他の人と自分を比べることができる。「アツコチャンヤクラベルト 八千代ガ大キイ」*
  • 「ナンダッケ ナンダッケ」と言葉選びをする。*
  • 一日の報告ができる。「キョウ ママゴトシテネ ミイチャント オ庭デ遊ンデ マックロクシテネ オウチハイッテキテネ「オ姉チャンフイテ」ッテフイテモラッタンダ」*
  • 未来や過去のことをはなす。「ぼくきのう、泥んこやったんだっあ。そいで今日もやったの!泥んこ面白かった。だから、また明日もやるんだぁ!」
  • 「あっちゃん、きょうお休み。病気になっちゃったの。おなかが痛い痛いだって……。」「こんどこんどって、いつのことだよ。ほんとに!」
  • 「だめ、のぶちゃんこれからあそぶの。だって大きいお山、つくるとこだったの!」「ママ、ぼくのこときらいになったの?だからおこったの?」**
  • アニミスムの言葉(擬人化)「ひこうきが、お空に落書きしてる!」「ちょうちょって、仕事いかないんだよね」**



4歳〜

    4歳〜
  • 「みてみて」から「きいてきいて」へ**
  • 自分のことを「あたし」というようになる。**
  • 試行錯誤。言葉を使いまくる。「くつしたはくと、指と指がくっつくから、くつしたっていうの?」未知の言葉を使いながら、言葉を体験していく。
  • 比喩や造語が多くなる。雨が降ってきて開いていた窓に吹き込んだ時。「あっ、雨のお客さん!」。「お母さんのおなかにいる前、あたしどこにいたの?」**
  • 今までとは別の関わり、コトバをつかった関わりをしたい。
  • 第二《ナニ》期 抽象的なことばの意味を知ろうとする。「ママ トクヨウ(徳用)ッテ ナニ」エレベーターのなかで「ツウカ(通過)ッテ ナニ」*
  • 第二《ドウシテ?》期 「パパト ママ ナカヨシネ
  •  
  • ドウシテ?」「パパトママ 愛シテルンデショ」「どうしてわかる?」「八千代 考エタノ」「八千代とママは?」「愛シテル」
  • 第二期の質問は主として知識を得ようとする認識的質問である。質問の分野も、広がっている。
  • 「ドウシテ 飛ベナイノ」「羽がないから」「ドウシテ 羽ガナイノ」「鳥じゃないから」「ドウシテ 鳥ジャナイノ」*
  • 話す意図を母親がぱっと理解しないで、なんども「なに?」と聞くとおこる。また、「アレ アレ ナンダッタカナ 忘レチャッタ アレ アレ」と言うとき、 この「あれ」の正体をすぐに見つけて答えてやらないと泣きそうな顔をしはじめる。自分ではわかっていてもまだ十分に説明できないし、 そうかといって、早く相手が答えてくれないので、もどかしくいらいらするらしい。*
  • これまではささやき声がでなくて、内緒はなしなどできなかったが、小さい声ではなしなさいというと、こごえで話せる。*
  • 親に対する不満も述べる。「ママダケ ドウシテ研究所ニ行クノ?」「ママ 研究所ヤメタラ?」*
  • 音楽教室で習った悲しい曲は短調、楽しい曲は長調ということばを応用していう。「コノ話タンチョネ チョウチョウノヲシテヨ」*


    5歳〜
  • 抽象名詞をさかんに理解する。「先生、むちゅうっていうのは、いつまでも、いつまでもやってること?」「犬は、家族じゃないんだよ」
  • 石仏をみて「先生、この人は、どんな悪いことして、石にされちゃったの?」テレビで男の人が「人生劇場」を歌うのを聞いて……
  • 「じんせいって おわりのこと? なんだか さびしいかんじがする」**
  • 2歳前後にも口まねをする時期があった。それは反射的な行動だったが、この期の模倣は、オトナのことばをまねすることによって大人に近づこう、 一層、自分の知識を豊富にしようという欲求を持ってのそれである。そのためごっこ遊びも、よく観察しておいた大人の様々なしぐさのまねだったりする。
  • 新しい経験は必ず彼らのごっこ遊びで反復され、自分の身につけていくのである。*「Sチャン ワザワザドウモアリガトウ」
  • 脅迫時代
  • 「モウ ウチ帰ッテコナイカラネ」「オレサマガヒドイメニ合ウカラ ミトレ。」「ママナンカキライ ママキライデ イイデショ」*
  • 母親としばらくぶりに遠出をする。帰途自分ひとりで乗っていることにしてくれといって母親のハンドバックをかかえて膝の上に乗せ、母親から離れた積にひとりすまして座る。大人のまねでもあるが、独立心も示したいらしい。大人の世界に子どもなりに入ろうとしているふうである。
  • 母親からの電話の応待など聞いても大人と同じ口ぶりである。適応力がつき、社会的ことばの駆使がうまくなってきている。*
  • 抽象的なことばを使う。「ママドウシテワカルノ。理由ヲ言ッテ。理由ナイノ?」とうるさく詮索したり、「フウフネ」と言うので母親が夫婦って どういうことかと聞くと、「カゾク。」関連のあることばで答えたりする。
  • 「アトハミナ正確デス」というので「正確」とは何かと聞くと、 「キレイニデキマシタッテコトナノ。」と具体的なものばかりでなく、抽象的なことばの意味を不十分ではあるが答えたりする。*
  • 朝、着替えを中々しない。入学試験におっこちるよというと、「早クヤラナクテモイイジャナイ。ノロノロデモ。」といい、ついで節をつけていう。
  • 「ジャ ヤサシイ服着テ行コウカナ。ジャ シヤスイ服着テ行コウカナ。ポンポンポンテ ヌゲルカラ。」母親が遠くから、へやを片付けなさいというと、 きこえていても、片付けるのがいやなもので、「ナニ言ッテルノカ サッパリワカンナイ。」と遊びにでかける。批評的な言辞としては、 「オ姉チャンの心ノ中ガマダコドモナノネ」「パパッテヤーネ。髪ノ毛ノ入ッテイル オセンベイ 買ッテ」*


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