発達の仕方は人それぞれです。アインシュタインという物理学者は2歳になるまでナニも喋れなかったといいうくらいです。このオボエガキは「次にこの子はどんなことができるようになるんだろう。どんなふうに私は関わり合いを変えていったらいいんだろう。この子の成長を支えていこう」というように、コドモが自立していくことオトナが助けるヒントにしてほしいとおもってつくりました。6ヶ月から自分の免疫で生き始め、探求しながら親を離れ、歯も生え始めます。1歳では離乳し、自分で歩き、走り、コトバも使っていきます。「恥ずかしい」という新しい感情とも付き合っていく時期です。2歳からは尿意を自覚したり、服を自分で着脱する、オトナやコドモを模倣をしながら、ごっこ遊びをしながらコトバも鍛えていきます。胸式呼吸も始まり、ココロ・カラダ・コトバが一気に育っていきます。4歳になると永久歯が生え始めます。排尿は自立し、他人のことを気遣って、うれしくないプレゼントをもらっても笑えるようになります。親だけでなく、子供同士で関わり合いながら、他人との付き合い方を学んでいきます。9歳、11歳頃には女の子、男の子のカラダに性差が目立ち始めます。12歳では神経系統がオトナと同じくらいになり、13歳では永久歯が32本生えそろいます。どの段階でも、うまくいかないこと、嫌なことで、不安なことで、ココロが乱れた時、オトナがその都度、その段階に合わせて、いろんなコトバ・カラダ・ココロを伝えていきたいですね。コドモは自立していきます。オトナも成長し、役割を変えていくことが大切です。「コドモは成長したがっている。コドモは自立したがっている。」と思い、コドモの気持を手助けしていくことが大切です。オトナがコドモに学びのチャンスを与えるかどうかです。コドモはみな、成長したいのです。コドモが同反応するか、何をおもっているのか、よく関わり合いながら、よく見て、感じることが大切です。このオボエガキやインターネットの情報を見なくても、目の前のコドモとのかかわり合いの中で、コドモはたくさんのことをオトナに伝えてくれているはずです。コドモがしたそうなら、産まれた瞬間に歩かせてみてもいいのです!

“観察の鋭い親は、理解力と記憶力が発達していくのを多数の観点から観察することができる。10ヶ月の女児が、母親に「毛虫の本を見せてちょうだい」と言われたら、1ダース以上の本の中から探し出し、正しい本を即座に取り上げ、他の本でも同じ動作を繰り返した。この女児は、簡単な要求に応えることで、見て、見たものを知って、それを理解し、聞いて、耳を傾け、言われたことを理解し、指を使い、思い出し、協調し、集中し、興味を示し、うまく反応できたことをすばやく示したわけである”(『ノーマル・チャイルド』ロナルド・S・イリングワース p.148)

“意志の強い独立心のある子どもは、6,7ヶ月でスプーンを持たせないと食事をしない。ほしくない食べ物を食べさせようとしたり、したくないのに便器に座らせようとすると泣く。この時期に子どもが激しく泣くのは決まって、快適さ、愛情、安心感に対する子どもの基本的な要求に答えてあげないこと、子どもがせっかく新しくできるようになった生活上の技能を使わせる機会を与えないことに対してである”(『ノーマル・チャイルド』ロナルド・S・イリングワース p.270)

“1歳の誕生日を過ぎると、泣く回数は減ってくる。泣くのは、自我の発達と新しく見つけた興味との葛藤の結果であることが多くなる。泣く時は自分のプライドが傷つけられた結果のことが多くなる。子どもが自分でいろいろなことをできるようになったとき、例えば食卓の用意を手伝ったり、自分で衣服を着たり、排泄に注意したりすることであるが、独立心が旺盛である時は、干渉されると泣いて反応することが多い。子どもはだんだん自分のやり方を身につけていく。干渉されないで自分で遊びたいと思う。大人はしばしば不用意に子どもたちの遊びに割り込み、子どもを泣かせる結果になる。(略)軽く叩いたり、倒れたりして泣くのは、しばしば注意を引く行動である。遊んでいる最中に泣きわめくのは兄を困らせるのに絶好であることを知るようになる。それは無視したほうがよい”(『ノーマル・チャイルド』ロナルド・S・イリングワース p.270)

全体像

カラダの発達

食の発達

コトバの発達

ココロの発達

排尿・衣服