不登校・いじめ相談の案内

不登校・いじめ相談とカウンセリング

不登校・いじめ相談とカウンセリング

不登校・いじめは問題か? なぜ重要か?

学校という社会的資産・社会的資源を失うからです。

会社や高校とは違い、小学校や中学校は義務教育です。

その機会が奪われるというのは、法的にどうなのでしょう?けれどもそれが世界中で起こっている事実です。近代の教育システムが導入されて以降、そのシステムを動かす原動力は市場経済、能力主義、そして消費社会です。不登校という現象は、近代教育システムが生み出す貧困であると、おとのねさんは考えています。

中学生であるなら、内申点という制度があり、高校受験に不利になるケースもあるでしょう。成績の付け方に関しては、具体的にどのような合理的な配慮を学校がするのか、きちんと聞いておくといいでしょう。

 

と言うわけで、カウンセリングというよりも、ソーシャルワークの方が正しい言い方でしょう。今もっている資源、必要な資源が何か、と言った話がメインになると思います。

 

資源を探す!狩猟採集時代です!

 

混乱している頭を整理したり、落ち着けるなら、カウンセリングと呼んでもいいですが・・・

異文化摩擦と不登校といじめ

ベリーと言う人が考えた、文化変容態度の4タイプです。

どこかのグループに所属した時、自分がその集団の中にどのように関わっているかを新たしています。

どのようにとは・・・

統合自文化と滞在国の文化が共存している状態(ホンネとタテマエの一致?)
同化自文化を喪失し、滞在国の文化に馴染んでいる状態
離脱/分離自文化を保持し、滞在国の文化に馴染めていない状態
周辺化/境界化自文化を喪失し、滞在国の文化にも馴染めずにいる状態

例えば会社で「仕事をしに行っているだけで、嫌なことをするからお金がもらえる」という状態があるとします。納得して、その文化に馴染んでいるでしょうか。

「会社に行くのが嫌で嫌でたまらない」なら、馴染んでいないです。

「そのやり方はおかしい」と言うことも、馴染んでいない、と言うことでしょうか。

解釈が難しいです。

 

自文化を保持するとは?自分の価値観、物の見方を「捨てない」と言うことでしょうか。これは解釈が難しいです。たとえば

「会社に行くのが嫌で嫌でたまらない」のは、自分の価値観と合わないからでしょうか。

自文化を喪失するとは、悪いことのようには思えません。

 

この枠組みを使って私が言いたいことは、

「集団に所属ができていたとしても、心の中で葛藤していることがある」と言うことです。

不登校はその葛藤が行動として「一時離脱」「一時周辺化」を試みる現象だと言えるのでは。

 

統合と同化については、社会的な多様性と言う側面から検討すべきでしょう。

同化は均一です。いわゆる「YESマン」歓迎社会です。

統合は多様性を保持します。現代のトレンドですね。

これもまた複雑です。

 

令和2年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題8解説 | 毎日のんびり日本語教師
問1 カルチャーショック  リスガードのUカーブ仮説は新しい環境下で起こる人間の心理状態の変化を表した曲線です。カルチャーショックを乗り越えて異文化に適応していく過程を、ハネムー...

 

シューマンの文化変容モデルというものもあります。

言語習得には、言語そのものを学ぶことだけでなく、学習者が社会的にも心理的にも新しい文化に溶け込んでいるか(またはどのくらい距離を感じているか)が関係していると考えました。

 

詰まるところ、言語を覚えるためには「その言語を喋る集団」に対して馴染んでいるかどうかが重要である、ということです。

 

ここで私は「言語」を広義に捉えています。

つまり「モノの見方」「考え方」を含めた認知能力を含みます。

親の言語能力、テレビの語彙が子供に映るのと同じで、集団が使っている「言語」を子供は身につけていきます。大人でも同じです。

「言語」は「文化」の一部です。

 

「考え方が違う人間」とは、「異文化の人間」のことです。

「異文化の人間と出会ったら?その人たちと暮らすことになったら?」さらに言えば、「自分がマイノリティーになったら?」と言った問いかけが、不登校・引きこもりには含まれているようです。

 

子供は「家族」の文化に馴染めているでしょうか。

子供は「友達」の文化に馴染めているでしょうか。

 

ブラック企業で働いている人が「会社に行きたくない」と言ったら?

パワハラにあっている人が「会社に行きたくない」と言ったら?

 

これはもう、全人類にとって普遍的な社会問題です。

だから、問題ではないのかもしれません。日常なので。

 

2つの文化【自己疎外・人間疎外】と境界を侵害するナルシシズム

お母さんから相談があった。

お母さんは悩んでいるらしい。
お父さんは悩んでいないらしい。
子どもが学校で先生にいじめられている件について。

もしかしたらお母さんは県外出身かもしれない(まだきいていない)。
お父さんは、富山県の人だろう笑

いやいや、お父さんはなぜか子どもの事情に口を出すことがすくない印象を受けるこの頃。

男と女、でもいいし、学校と家、でもいい。
まったく違う文化があったときに。

その二つの文化が摩擦を生み出しているときに。
どうするか。

ーー

インドネシアのスラウェシ島で聞いた話。

「村には村の儀式がある」
「結婚するときも違うしきたりがあって、島が違えば、儀式も違う」

え?じゃぁ、別の村、地域、島の人同士が結婚するときって、どうするの?
と僕は聞いた。

「どっちもやる」

が答えでした笑

ーーーーー

もちろんこれは儀式であって、行為、振る舞いを変えて二度結婚式をするようなもの。
それで、「よし」なのだ笑

どちらか一方に染まる必要はない。
優劣はない。
二つの文化の思いを背負った二人の人間のための、またその二人を見守る二つの文化への敬意だ。

ーーーーー

郷に入れば郷に従え、という言葉が、日本にはある。
なるほど、例えば最近、日本にやってくる外国からくる観光客の素行が問題となっているらしいが。
(温泉の入り方とか、道にゴミ巻いて行くとか、食べ歩くとか、、いろんなレベルがあるが)

「郷に入れば業に従え」笑というやり方は、日本のどんな精神文化を表しているのだろう。

人間疎外、全体主義の国といっていいんだろうか。
「うちの会社に入ったんだから、従え」
「学校に来たんだから、従え」
「うちの子に生まれたのだから、従え」

人と人のコミュニケーションが、人と人の学びが、そこには生じない。
人間疎外。

そうして、「従って」自己疎外が始まる。


これは人と人の境界線を越えて精神を犯してくる暴力、ナルシシズムとみることもできる。
他者を自分の(じぶんたちの)一部だとみなすこの文化は、ナルシシズムだと僕はおもっている。

集団的なナルシシズム。
凶悪だ。

========

「従え」という言葉は使わないが、常日頃の日常会話の中で、振る舞いの中で、子どもを「従え」ているナルシシストなお母さんがいる。

例えば。

「支援級に行ったら、子どもはお嫁にいけなくなる」といって普通級に止まらせて勉強についていけないと悩んでいるお母さんがいる。
しかも「普通級にいるのは子どもの意思だ」という。

これが自己欺瞞であり、子どもから大事な子ども時代を搾取していても気がつかず、親が子どもを人間として疎外している例だ。
(将来が不安だから勉強「させて」いい大学に「行かせ」るために塾に「行かせる」のと同じで凶悪だ)

他にもいろいろなパターンがある。

欺瞞に満ちた多くのお母さんは「子どもの意思を尊重している」といって、自分に対する欺瞞を認めない(欺瞞とはそういうものだ)。

他者を欺き、自己も欺き、子どもも欺く。

なんのためか。

目的はない。

狂っているだけだ。

しかもその、自覚がない。
ナルシシストとは、そういうものだ。

========

さて、2つの文化の話に戻しましょう笑

ーーーー

例えば。

お母さんは「宿題はやらなくちゃだめ」といっている。
お父さんは「宿題をやらなくてもいい」と言っている。
そういう家庭を想像してみよう。

学校では「それはダメだ」と言われ、家では「それはイイよ」という状況を想像してみよう。

9歳を過ぎていたら、それを疑問に思うだろう。
「へ?どっちだよ!」

その二つの文化、二つの考え方に対して、自分はどう関わって行くのか。
どう「理解」をしていくのか。

「解釈」していくのか。

 

一方の文化を尊重し、もう一方の文化も尊重し、お互いの考えを知ること。
(学校の考えは学校が教えてくれることがないので聞かなくてもいいが、結局は「学校のため」であるから別に聞く意味もないだろうが)
どちらも「大切」なら、両方受け入れてもいい。

両方受け入れられるような心をつくるしくみ、やりかた、振る舞いを学んでいけばいい。
板挟みになって、自分の心が擦り切れてしまう、隠蔽してしまうのが、欺瞞が、一番、ダメダメなパターン。

自分を大事にできなかったら、他の人を本当に大事にすることなんて、できないから。

どうしようもない狂人、魔王は実在する。
その人たちの「文化」とは別に、自分の「文化」を守ろう(破壊しにやってくるから、守ろう)というのが、オトノネのスタイルです。

学校というナルシシズム組織から、子供の心を守りましょう。
子どもから子ども時代を搾取する組織から、子どもの心を守りましょう。

と、おとのねさんは、おもいましたとさ。

ふと思う、日本の小学・中学・高校と海外の大学の共通点

課題を出して、勝手に学ぶ人は学んで、わからない人はそのままになる。

 

義務教育ではないんだから!?

いやいや、中学校でも分数わからないまま、英語わからないまま放置されている現実がある。

海外であれば留年制度がきちんと働くが、日本では「出席して赤点とっても課題(写経)だけすれば卒業」できる。日本の義務教育では、出席しなくても卒業できる。「みんな一緒」が合言葉だ。

 

 

学業不振が本人のプライドやら、自尊心やら何かに引っかかって学校に行けなくなることがある。制度的に仕組まれた不登校、と言えるかもしれない。中学、高校に入って不登校になったのであれば、カルチャーショックと同じ感覚かもしれない。

 

社会の仕組みを受け入れて、次に進めるまで、ゆっくりしたらいいと思う。

 

 

 

 

 

 

おとのねさんが新曲作ったってよ!

こっちはその一つ前のです。

お子さんが不登校の方へ

お父さんお母さんは「どうしたらいいのか?」と不安だとおもいます。日本の教育現場ではひとりひとりに時間がかけられず、その子のペース、感受性に合わせられないのが現状です。一人ひとりの反応が違うなかで、人間としてお子さんがこれからどうやって学んでいくのか、成長していくのか、そして周りの大人たちはそれをどうサポートしたらいいのかを一緒に考えていきたいとおもいます。知ることは大切です。知ることで、やさしくなれます。「じゃぁ、どうしたらいいのかな」と考えられるのです。世の中の「ふつう」ではなくお子さんにとっての「ふつう」とは何なのかを感じてみるのもいいのかもしれません。「自立心は生まれた時から誰もが持っている」小さな子どもたちが私に教えてくれたことです。

不登校に至る子どもの歴史をみると、何年間も「心」が葛藤していたのが不登校という表現としてでてくることがほとんどです。「心」が成長したり、「心」が疲れ切ったりして不登校という表現がでてくると考えてください。不登校には、子どもの願いが込められています。子どもの願い、受け取ってもらえますか?大人の願いと子どもの願いを、わけて考えられますか?まずはお子さんの目線になること、お子さんの心を感じるところからはじめてほしいとおもいます。感じるために、知る、学ぶ、ことは大切です。こちらのリンクからオトノネの図書館を利用してください。 オトノネの図書館。。。「問題」は確実に、子どもの「心」でなく大人の「心」です。そしてそれは「お母さん」の問題ではなく、「日本」の問題です。

フェイスブックのページから拝借した画像です。

 

 

学校に行けなくなるというのは心の自然な反応であって、悪いことでもなんでもありません。学校という場所がもともと軍人を育てる場所だったといえば、納得できるでしょうか。

校庭、グラウンド、体育座り、休めの姿勢、運動会の行進、無機質な校舎、、今でもたくさん名残が残っています。学校は旧態依然です。新しい時代に生まれたお子さんが困っても至極自然なことだと思っています。

「命」を大切にするってどういうことなんだろう?

不登校になる理由はいろいろです。

そんな一人一人の気持ちを、オトノネ は手伝うことができるでしょうか?

このリンクからamazonで購入を検討すると、広告費用でotonone-オトノネ-を応援できます。

レッスン料・相談料

80分で5000円です。

 

お問い合わせの前にこちらのページも是非ご覧ください。

オトノネを理解していただき、お問い合わせいただきたいとおもいます。

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    A こういう人です。

    富山・金沢で不登校になったら、いじめにあったら訪ねてみたい場所

    スクールバイレンスの記事はこちらから

    スクール・バイオレンス
    小1プロブレム・中1ギャップ・高1クライシスと不登校・ひきこもり小1プロブレム・中1ギャップ・高1クライシスはすべて「環境の変化」がお子さんにとって「つらい」ものであった場合に起こってくる現象です。大人と同じで、子どもにとって大切なものは人

    進学校で苦しんでいる人はこちらもご覧ください。

    レッスン3:課題の森・海・嵐

    富山県・石川県のフリースクール・不登校相談

    人は、一人では生きていけない。人は、人から学ぶ。どんな人であっても。ただ、自分の心を守れていなければ、破壊されるのだろうけれど。「学校」である必要はないが、「人」は必要だ。「学校」はその一つのツール、でしかない。という認識は大切です(友達に会うために学校があるという馬鹿げた状況になっているのが、日本です)。(高ストレス環境にされされていたら、壊れます。ひとりひとりちがう)

    相談・レッスン・カウンセリング(小学生・中学生・高校生)

    私は、実は、高校を中退しています。

    高校生活を満喫するよりも、大学に行ってしっかり勉強したい、早く大学に行きたいと思っていたからです。

    大人になってから教育の現場にでて感じたことは、「学ぶ」ということが何か、学校はなんでいくのか、大人も子供もよくわからなくなっているのではないかということでした。

    行くことになっているから?

    塾で出会う生徒も、習い事のように、通って、成績が上がった生徒をみたことがありません。(できる生徒はできるママ。できない生徒はできないママ。)塾という場所が心の支えになっている、居場所として意味があるのかもしれませんが、私はやっぱり「成長する」経験をしてほしいとおもうのです。

    実は、オトノネは、「それっておかしくない?きちんと勉強すれば、学びたいことを学べば、高校生活はもっと充実するのに。そっちの方が、成長できるのに」とおもってつくりました。

    一人ひとりの生き方は違います。興味関心、能力、希望、夢、信念、心のあり方。

    一人ひとりがその気持ちや能力を高めて行くこと、実現して行くことが教育だと思っています。

    オトノネは「なんか変だよね、これ」と、違和感を持った人に来て欲しいと思っています。

    「ふつう」の価値観をもっていない人のための、オトノネです。

    レッスン方針

    子どもは子どもで「自然」に育っていきます。一人で悩んだり、学校の情報に振り回されたりしていませんか。お母さん一人で悶々としていませんか。学校から理不尽なことをされていませんか。ママ友談義で終わっていませんか。お母さんの心の状態がお子さんにも影響します。良識と心ある第三者へ相談することをお勧めしています。オトノネでは希望に応じてパーソナリティー特性やエゴグラムの診断やストレスチェックを通じて混乱している問題を少しでも紐解けるようなお手伝いをしたいと思います。

    レッスン内容

    カウンセリング、相談は「大人のカウンセリング」と「子供のカウンセリング」を分けています。

    子供のため、をおもっているお母さん自身のカウンセリングが必要になるケースがほとんどです。

    大人を変えるのは難しいですが、子供がオトノネで変わると大人も変わります。

    自分を変えたいお母さん、関わり方を変えたいお母さんもどうぞいらしてください。

    お母さんのためのカウンセリング

    • どうしていいかわからない
    • とにかく混乱している
    • イライラしている
    • 助けてほしい
    • これからどうなるのか不安
    • 心配しすぎて疲れている

    といったお母さんの手助けをします。

    ペアレントトレーニング、アンガーマネジメントといった「定期テスト対策」はしていません。が、認知療法的なアプローチはもちろんやります。とにかく対話を通じて自然なプロセスでアプローチするのがオトノネの特徴です(プログラムの提供を専門にしていません)。

     

    必要なときに、必要なだけ、声をかけてください。

    何度でもかまいません(コドモの物語は壮大です)

    一度の相談で変われる人はいません。

    学びとは、そういうものです。

    お子さんへのカウンセリング

    お子さんに対してもカウンセリング・レッスンができます。

    主に「願い」をお手伝いすることです。

    例えば次のような例が・・・

    • 親がうるさい、どうしたらいい?
    • 人間関係で疲れている、どうしたらいい?
    • 学校ってなんで行かなきゃならないの?
    • 将来ってどうやって決めたらいいの?
    • 不登校は悪いことなの?
    • どうしたらいいかわからない・・・

    もちろん、お子さんが「おとのねさんってやつ」をどう認識しているかにもよります。「相談してみたら?」「こんな人だよ、話を聞いてもらったら?」といった感じでかまいません。面と向かって話ができるオトナの一人として、おとのねさんを使えます。

     

    お子さんへの遊びのレッスン

    不登校の理由はさまざまです。

    で、理由を探すよりも大切なことが、「心を守る」ことです。

    孤独はつらいものです。

    孤独でいたい段階もあります。

    けれどもお子さんが「人」との関わり、「あそび」を願っているとしたら、オトノネが役立つかもしれません。

     

    勉強しても構わないのですが。

    心に負担がかからない、心が楽になるものが、「あそび」です。

    お子さんが関心あるもの、やりたいことを一緒になってやるパートナーとしておとのねさんが、遊びます笑

     

    もちろん、「お勉強」と「遊び」の二つの時間を作ることもできます。(主に小学生が対象だとおもいますが、中学生でも可能です)

    お子さんが好きな遊びに、おとのねさんが参加します笑

    「自分の気持ちで自分から立ち上がって一歩を踏み出す」その時に、おとのねさんがサポートできる状態でいることが大切なのかなぁとおもっています。

     

    オトノネ憲章

     

    「心」を暴力から守る。

     「テスト対策」は暴力である。

     「本気」を妨げるのは暴力である。

     

    「命」への積極的自己責任をとる。

     「命」はいつでも強く鈍く燃えている。

     「命」は自分を燃やし、他者を燃やすものである。

     

    「学び」とは「命」と「心」を強くすることである。

    「テスト対策」は「学び」ではない。

    「本気」でやったことだけが「学び」である。

    小学生・中学生・高校生の不登校へのアプローチ

    子どもの「心」を知る

    不登校に至る子どもの歴史をみると、何年間も「心」が葛藤していたのが不登校という「表現」としてでてくることがほとんどです。「心」が成長したり、「心」が疲れ切ったりして不登校という表現がでてくると考えてください。不登校には、子どもの願いが込められています。子どもの願い、受け取ってもらえますか?大人の願いと子どもの願いを、わけて考えられますか?まずはお子さんの目線になること、お子さんの心を感じるところからはじめてほしいとおもいます。

    それが、一人では難しいので、誰か助けになってくれるひとを探すことが一番かもしれません。お子さんのメッセージを受け取れるようになればよいのです。

    不登校は子どもたちの非暴力・不服従の訴えです。子どもたちが自分の魂の権利を行使していることです。お母さんは、この小さなガンジーの声にならない声を聞き取って、そのあとどうししたらいいでしょうか?子どもの不登校は家の問題ではありません。社会全体の、政治的な問題です。学校の外を出ても、暴力は続きます。お子さんはなんとかサバイバルをしても、暴力を受けた人、心が歪んだ人があなたのお子さんを傷つけるかもしれません。実際、今の日本がそうなっていることに、お子さんは気がついています。お子さんのオトノネに、耳を傾けてみませんか?

    コドモの願い、オトナの願いを区別する

    「学校に通ってほしい」ですか。「学校以外の学びの場があるのであれば」とおもっていますか。オトナにはオトナの願いがあります。学校であれば「とにかく学校に来てほしい」とおもいます。管理職の成績につながるからです。

    「問題」は確実に、子どもの「心」でなく大人の「心」です。そしてそれは「お母さん」の問題ではなく、「日本」の問題です。

    子どもは自立心をもっている

    「自立心は生まれた時から誰もが持っている」小さな子どもたちが私に教えてくれたことです。だから自立心を阻害するものをなくすだけでよいのです。

    小さい時、誰もがハイハイをせずに二足歩行を始めることはできません。発達には順序があります。発達の速度、発達の段階を無視されてきたために、子供は怒っている、と考えてもいいでしょう。

    オトナにできることは、かき消されてきた、またかき消されそうになっているコドモの願い、コドモの「命」を暴力から守ることです

     

    どうしたらいいか、わからなかったら。

    大人が自分の不安やイライラを見つめる

    自分がどれだけイライラしているのか、どれだけ不安なのか、焦っているのか、疲れているのか、何が問題なのだろう?と一人で悶々と過ごしていませんか。誰かに相談しても「メソッド」や「ハウツー」の話しかでてこない・・・・もしくは学校の都合、行政の都合で語られる言葉に混乱してしまう・・・何がいいのかわからない・・・正しい情報がわからない・・・

    お母さん、疲れていませんか?

    どうすればいい、どうしたらいい、どうするか、どうなるのか、、、そんな不安な気持ちで目の前のお子さんの姿を感じられていないかもしれません。

    子どもの「心」を感じる

    お子さんを「ちゃんとみる」、お子さんの「心」を「ちゃんと感じる」ようになるには「学ぶ」必要があります。それは知識とか情報ではありません。親が自分の「心」を変えるということです。

    「不登校」になるのは自然なことだと思えますか。

    「学ぶ」ことでまず感じ方を見直してほしいとおもいます。

    「学ぶ」ことでやさしくなれます。

    お父さんお母さんは「どうしたらいいのか?」と不安だとおもいます。日本の教育現場ではひとりひとりに時間がかけられず、その子のペース、感受性に合わせられないのが現状です。一人ひとりの反応が違うなかで、人間としてお子さんがこれからどうやって学んでいくのか、成長していくのか、そして周りの大人たちはそれをどうサポートしたらいいのかを一緒に考えていきたいとおもいます。知ることは大切です。知ることで、やさしくなれます。「じゃぁ、どうしたらいいのかな」と考えられるのです。先へ進めるのです。世の中の「ふつう」ではなくお子さんにとっての「ふつう」とは何なのかを感じてみるのもいいのかもしれません。

    世の中、狂っていることを認める

    お父さんお母さんも、知らず知らずの間に、狂った学校の仕組みを支えているかもしれません。どうしようもなく、学校の暴力に屈せざるを得ない雰囲気が、日本という場所には満ち満ちています。そんな中で、子どもをどう育てたらいいのか・・・不登校は子育てをするお母さん全てが関わっている「社会問題」です。

    お子さんを守るためには、、お母さんが大事なものを大切にすること、子どもの大切な心を守ること。僕はそうおもっています。
    オトノネがその一部になればいいとおもっています。学校という暴力からお子さんの心を守ることが大切です。
    「文部科学省」はそもそも「子ども」のを考えていない。

    どうやったら子どもが今、成長しようとしているその心を大事にできるかだと僕はおもっています。
    世の中は改善しなくても、お子さんの人生は改善します。それが、お子さんの学びであり、成長です。
    生きるとは、重力とどう付き合うか?という問いへの答えでもあります。
    植物は、動物は、どうやって、重力と付き合っているでしょうか?人間は、学校という、社会という圧力とどのように付き合ったらいいでしょうか?
    弱くても生きる、強くなっても、折れる。そういう現実から、子育てを見直しながら、お母さん自身の人生も見つめ直せる場所にしたいとおもっています。

    大人の不安、大人の願いを子どもの願いから分けて考えるところから始めて欲しいと思います。

    『14歳からの社会学』で出会った宮台真司さんは現在の世の中を「子育て」が作り出した大人の姿を写したものだと話しています。僕もそうおもいます。

    生徒4人を不登校にした先生が担任になったらどうするか。

    どうやら進学校に一人は、恐ろしい病気の先生がいるらしい。
    なんの恐怖に狩られてか、生徒を恐怖に陥れる先生が、いる、らしい。(すこし誇張しすぎでしょうか。現実でしょうか)

    なぜ不登校になるかといったら。
    課題をやれとか、補講に来いとか、テストの点がどうこうとか、呼び出しとかされるときに心が擦り切れてボロボロになるからだということは、みなさん想像できるとおもう。進学校の日常風景だ。

    ーーーーーーーーーーーーー

    この記事を読んでもらう前に。

    人は変えられない。
    自分が変わるしかない。

    という言葉がある。

    世の中に出たら、実際にそういうケースが多々ある。
    けど本当は、誰もが皆それぞれの事情や都合、歴史、育ち、物語をもっている。

    だから本当は全員の声を聞きたいのだ。
    学校の先生はどうしてそうなったのか。
    僕自身、どうしてそうなったのか。
    学校という組織は、どうしてそうなったのか。

    学校は変えられない。

    かもしれない。
    けど対話はできる。
    しかし対話が許される場所があるだろうか?
    対話をするような関係が、あるだろうか?

    オトノネには、学校の先生にも来てもらいたい。
    オトノネは教えることよりも、対話をしながら、気持ちをはっきりさせたり、いつもは隠れている本当の気持ちを、心を大事にする場所だから。

    いや、僕が学校に行って話をしたらいいだろうか?
    そのうち話をしに行こうとおもう。

    ーーーーーーー

    こんな話がある。

    あるお母さんの子が不登校になった。
    その子の学校の担任は「担任が変わって学校に来てくれるなら担任を変えます」と。
    お母さんが返事をする。「世の中に出たら合わない人と当たり前のように出会います。これから世の中にでて必要な大切な勉強をいまうちの子はしているところです。担任を変わってもらったら困ります」と。

    そういう考え方もできる。

    アウシュビッツに入ってもきっとたくさんのことを学べるだろう。

    死ななかったのなら。

    アウシュビッツで学んで、それがトラウマになった人の例を、そのお母さんは知らないのだろう。
    もちろん、強くなって収容所を出る人もいるだろうが。

    子どもは学校で戦争のような経験を学校でしているかもしれない。
    いやいや、うまく遊びながら、息抜きしながらテキトーにやりすごす子もいる。
    「子どもの発達課題として適当な試練か」どうかだ。

    心が病んでしまうリスクのある発達課題など、僕は認めたくないのだが。

    誰かが助けてくれて、乗り越えられるような課題がほしいものだ。

    ーーーーーーーーーーー

    リアルな話になります。

    最近、おとのねさんは富山県のとある進学高校にオトノネのチラシを配りに行って、暴力的な先生に「指導」をされた。
    大きな声で、威圧的に、やってもないことを「やったでしょ!警察よぶよ!証拠写真あるよ!」とのたまう。証拠写真見せてといったら、見せてくれない。そんな写真はないからね…
    いや、本当に、怖い・・・何言っているのかわからない・・・先生、疲れているんじゃない?
    学校が先生にとってもストレスな場所だということは知っている。休んでいいよ。先生。じゃないと生徒にしわ寄せがくるからね。
    笑ってよ先生!
    (今思えば、僕がもっと笑顔で幸せそうな顔をしたらよかった!)

    本当に、その場で心が壊れそうなほど、暴力的な声だった。
    (今思えば、僕がもっと笑顔で幸せそうな顔をしたらよかった!)
    本当は優しい先生なのかな?その先生にどんな歴史があるのかはわからない。部活をやるためだけに学校に来ている先生もいる(先生も学校は好きではないケースが多い)。

    あの声は、日常的にどこかで使って居なかったら出せない声だ。
    使い慣れている声。
    ああ・・・

    そんな声に毎日怯えながら、先生の機嫌をとりながら1年間を過ごす高校生を尊敬してしまう。

    心を大事に。

    ああ、話には聞いて居たが、生徒4人(5人だったか)を不登校にさせる先生は本当に実在するのだと、身をもって感じた。
    そのうち一人は、心を壊した。病気になってしまった。学校は、心が壊れたその子を登校させようとしている。いろいろ壊れている。
    先生が生徒の心を壊しても、先生の責任は問われない。学校は、そういう場所だ。すべて「生徒自身や家庭の自己責任」になる。

    自分の身は自分で守ろう。
    学校は君を守ってはくれない。

    心を大事に。

    某有名な予備校でも心が壊れる子がいますね。
    どうして学びの場所で、心が壊れるんでしょうか。その子が弱かっただけ?その子の責任?
    それは学びの場所なのでしょうか。できなければ別のところで学べばいい。機会均等!なのでしょうか。
    そう、その子の責任ではある。

    が、「学校がそんな場所とは思わなかった」とわかった後で、どうするか。
    そこから、その子が自分自身で、積極的に責任を負って行動していくことに僕は意味があると思う。
    負わされる責任ではなく、自分で自ら選択し、進んで、未来に対して責任を負う。日本人が大好きな過去の過失に対する責任ではない。未来に対する肯定的な責任だ。

    もし我慢して、1年間を過ごす間に、体がビクビクして緊張するような神経回路をつくあげる(防衛機構ができる)なら、一生、その子はその神経と付き合わなくてはいけないかもしれない。それも、生徒自身が選ぶこと。(実際、高校での恐怖体験、先生による脅迫で、「恐怖」で、ある話題になると、ある場面において、喋るときに声が細くなり震えてしまう子がいる)

    ーーーーー

    あの話を思い出すたびに、僕は少し怒ったようになってしまう。
    けど、完璧な人間もいなくて、完璧な組織もないのも事実。
    冷静に、まずは、離れよう。と僕は思う。君は?大丈夫?

    本当に、怖かった。毎日ビクビクして教室でHRを受けるとしたら、気が狂う。僕ならね。

    ーーーーー

    オトノネは、自尊心や自立心を守りたい人が来てくれたらいいと思っている。
    そんな旗を、立てよう。みんなにみえているかな?

    不登校の治し方は?

    不登校はそもそも治すものではありません。

    悪いものではないのですから。

    子どもに精神安定剤を飲ませていませんか。

    腹痛、頭痛を薬でなんとかしようとしていませんか。

    「車で送り迎えして」なんとか学校に行かせようとしていませんか。

    送り迎えするのは悪くありませんが、それでお子さんは何を感じ取るでしょうか。

    プレッシャーでしょうか。

    お子さんのオトノネに耳を傾けてみてください。

    不登校・思春期・ひきこもりという現象に対する行動経済学と発達心理学と神経科学とカウンセリングの考え方

    発達の悩み、思春期の悩み、成績の悩み、学校の悩み、生活の悩み、将来の悩み、進路の悩み、受験の悩み、、、お母さんの心配は尽きません。

    オトノネは子育てのパートナーとしてお子さんの成長に関わりたいとおもっています。

     

    オトノネが大切にしているのは次の3つです。

    「命」「心」「脳(体)」

    • 「命」は自然であり、持って生まれた天の才であり、成長することを願っています。閉じ込めてしまうと弱まってしまう炎です。
    • 「心」は作るものです。炎を守るためのしくみです。
    • 「脳(体)」は持って生まれた凹凸です。変化していくものでもあるし、変わらないものでもあります。

     

    大抵の困りごとは、「心」がうまく働いておらず、「命」が弱まってしまうことで起きる問題です。

    「心」はつくるものです。「心」が無理をしている場合、「命」は弱まります。

    「心」はしくみです。「心」が健康的でないと、命令・干渉・過保護に対して隷従・従順・暴力が生まれてしまいます。

    「心」は環境がつくります。

    お母さんの「心」を変えていくことで、お子さんの「心」が変わっていくかもしれません。

    お子さんの「心」を変えていくことで、お母さんの「心」が変わっていくかもしれません。

     

    オトノネは、「心」をつくるコミュニケーションを通じて「命」を強くしたいとおもっています。

    今ここで起きている「命」「心」「脳(体)」のありのままの姿に気づいてもらいたいです。

    不安や心配、怒りといった感情をやさしく包むための「知」をお伝えしたいとおもいます。

     

    不登校・思春期・ひきこもりから学ぶこと

    オトノネは、「心」「命」「脳(体)」にやさしくすることでお子さんが自然に成長する「命」の力を取り戻してほしいと思っています。

    「知る」ことで、やさしくなれます。

     

    「心」を理解すること。

    自分の「命」を守るしくみが、今ここでどのように働いているでしょうか。

    「脳(体)」が環境に対して反応するしくみのうち、前頭葉が働いているのが「心」です。

    「こうあるべき」「こうせねば」という思考は「心」のしくみがつくりだしたものです。

    まず、「心」が今、どんなはたらきをしているのかを自覚することが大切です。

     

    「脳(体)」を理解すること。

    お母さんにとってのものの見方感じ方とお子さんにとってのものの見方感じ方は異なります。人として、まったく別の人間だからです。生まれた時代も、育った環境も、遺伝子も異なります。

    同じ場所にいるけど、見ているものは違う。幽霊を見れる人がいれば、見れない人もいるのと同じです。できること、できないことがあります。

    人と人の凹凸があれば、人生のあらゆる時期で凹凸を感じることもできます。思春期は自分が自分でないような感じ、まったく新しくなる感じがする時期です。昔の自分との凹凸を感じているとおもいます。

    聴覚、視覚、触覚、嗅覚、味覚、敏感な人とそうでない人がいます。「頭の回転」も同じです。もし「頭の回転」を速くしたいなぁとおもったら、「あなたにとって」最良の方法を自分で見つけるしかありません。工場をフル稼働していたとしても、工場の性能自体を上げなければ、よくならないのです。

     

    「命」を理解すること。

    人は一人一人違います。違っているから、おもしろいのです。誰かができないことを、誰かができる。誰かが苦手なことを、誰かは得意だ。凹凸があるからこそおもしろいのです。人間がお互いに助け合う心が生まれるのは、「命」を理解してこそだとおもいます。

    「命」は自分一人のものではないのです。あなたの「命」が誰かの「命」を助けることができるのです。素晴らしいことではありませんか?

     

     

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