【アタッチメント(愛着)の深い意味】幼児期に「お母さん」の心を豊かにすると、しあわせの種をまける。学童期の「子ども」にお金をかけるまえに。


『私たちは子どもに何ができるのかー非認知能力を育み、格差に挑むー』ポール・タフ

https://otonone.com/wp/neuro/junioristhebest/

という記事を書いたことがあるが。
このデータは「子育てに意識ある親(所得が低い高いに限らず)」は、小中高のなかで、小学校を一番大事にしているという現象を教えてくれた。

けどその中身が、学習塾とか、スキルアップのための習い事になっていないかどうか、わからない。
非認知能力が学びのメタスキルとなるために、「泳げるようになるために」水泳に行かせるとか「ピアノが弾けるようになるために」ピアノ教室に行くのであっては本末転倒だ。

話がそれましたゴメンナサイ

本当は、小学校に入る前の関わり合いが、非認知能力、生きる力、「しあわせ」になるためには大切だ!というお話。
こちらは非認知能力を情動知性という言葉で説明したものです。トレンドが変わっただけで、意味は同じだとおもってください。

youtubeの再生リストから0から8歳までの詳細の解説がみられます。

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肝心の話は、ここからです。

ある見積もりによれば、アメリカでは幼い子供のための公的資金のうち、3歳児未満の子供向けのプログラムに費やされるのはたったの6%であるという。残りの94%は三歳児向け、、4歳児向け、5歳児向けのプログラムに使われる。この配分の偏りは問題だ。いまや、のちの成功に影響を及ぼす脳の発達は、人生の最初の3年間に起こるとはっきりわかっているのだから。(『私たちは子どもに何ができるのかー非認知能力を育み、格差に挑むー』ポール・タフp.47)


これはアメリカの話ですが。日本ではどうでしょうか。

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アメリカではなく、日本の話はこちらから。

出典:OECD Child well-being module(IN2.1: Public spending by age of the child)

The three age groups concerned are: early childhood (ages 0-5 years), middle childhood (ages 6-11 years) and late childhood (ages 12-17 years).
で分けられている。つまり未就学児、小学生、中高生。

public expenditureとは、公的な支出、行政がどれだけの予算を、それぞれの年齢にかけているか。
グラフは、0歳から17歳までに使う公的な予算を100として、各段階に使うお金を%で表している。(つまり3つ全部足したら100になる)

5歳以前が・・・低い!
15%くらいだろうか。
18年間のうちの6年間、ということは、もし均一に割り振られたとしたら33%になるところが。

15%かいなー
けどそれが、今の「教育」のあり方。
テスト、テストの認知能力を追求した古い時代の「教育」の方針。

その内約は詳細不明だが、
これをみると、5際以前はeducationに使われていないことがわかる。

そもそも、childcareとeducationって何が違うか、定義が乗っていなかった。educationって何だろう。。
childcareには、医療費などが含まれているのだろうか・・・だとしたら、「しあわせ」のスキルを学ぶ(これが教育の定義だと僕はおもう)一番大切な時期に、国は予算を使っていない!ことになる。

あ、そうか、教育って、「しあわせのスキルを学ぶこと」なのかもね。
それはまさに、非認知能力。

で、自治体はまだこの研究成果に気が付いていないかもしれないし、気が付いていても「しがらみ」のせいで実行にはうつせないだろう。
どうしましょう。

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どうしましょう、といいつつも。
非認知能力、「しあわせ」のスキルは、教わるものでなく、環境から学ぶもの。
お母さんが作り出す言語環境、知的な、そして論理的で刺激的で、ファンタジーに富んだ会話、そして安心感。
そういったものが大切です。

結論、
小学校になってからの習い事、中学校になってからの学習塾など、「子ども」にお金をかけるような世の中の傾向がありますが、それは間違いです。
幼児期の「お母さん」の豊かな生活(「子どもの言語環境」)に、お金をかけた方が、のちのちその子は、しあわせになるという、お話でした。

就学以前から「どこそこにいれる」とかいう話ではありませんよ〜

子供の語句や読み書きのスキルをターゲットとした介入には、それほど確かなエビデンスはない。この種の介入は、子供が幼い頃に接する話し言葉・書き言葉は親の階級に大きく左右されているという現実を前提としている。裕福な家の子供たちはたいてい、より多くの本屋印刷物に接している。また、裕福な親は低所得層の親よりも子供に多くーいくつかの概算によれば、はるかに多くー話しかける。使う言葉そのものもより複雑である。こうした傾向は、入園時に低所得者層の子どもたちに言語面での大幅な遅れがあることの説明になる。(略)乳幼児は、親が言葉を教えることに専念している瞬間だけでなく、つねに親から言葉を吸収している。だからもしあなたが親であり、限られた語彙しかもっていなければー多くの低所得層の親はそうなのだがー子どもの語彙を豊富にするのはむずかしい(『私たちは子どもに何ができるのかー非認知能力を育み、格差に挑むー』ポール・タフp.52)

アタッチメント(愛着)とは、「この人からは、安心して言葉・しあわせになるメタスキルをたくさん学べるんだ!」という子どもと養育者の信頼関係(教育協定)のことである。

と僕はおもう。

もちろん、安心感からくる、探究心、意欲なども、しあわせになる大切な、メタスキルだ。
そうして得られる自信、自立心は、とっても大切な、しあわせのメタスキルだ。

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小学校になって、子どもが意味不明な宿題に手を拱いているのを「なんでできないの!?」とキリキリするお母さんは、大いに、間違っているかもしれない。
子どもはいうだろう。「なんで、お母さんは、小学校に入るまでの間に、僕の非認知能力を育ててくれなかったの?もっとたくさんの言葉をかけてくれなかったの?」

いやいや、それだけでない、発達特性があることも、あります。

そういうお子さんの現状をちゃんとみて、それからじゃぁ、どうしようかと、一緒に考えていきましょう。
正しい認識の上で、改めて、お子さんと向き合ってみませんか?

公立学校(小中高)の一人の生徒に使われる人件費を概算して気が付いたこと1
公立学校(小中高)の一人の生徒に使われる人件費・教員数を計算して気が付いたこと2(富山・石川は教育県ではない)
公立学校(小中高)の一人の生徒に使われる人件費・教員数を計算して気が付いたこと3

【高次認知的情動】とは?情動・感情が現状打破するチカラになる話。また、情動・感情で他人に騙される話。
【8才からの内言】自立心と感情のコントロールと思春期
個別化・自立のための小学生の「お勉強」法(小学3年生からの家庭教育)

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アタッチメント(愛着)の意味は、もう一つある。
ストレスマネジメントを手伝い、前頭葉の発達を助けることだ。

環境による影響の中で子供の発達を最も左右するのは、ストレスなのだ。子供たちは、いくつかの環境要因によって、
長気にわたり不健全な圧迫を受け続けることがある。こうしたストレス要因が子供の心を体の健全な発達を阻害する度合いは、従来の一般的な認識よりもはるかに大きい。
逆境は、とくに幼い時期ほど、体内の複雑なストレス反応のネットワークー脳と免疫システムと内分泌システム(コルチゾールなどのストレスホルモンを作り、放出する内分泌腺)を結ぶネットワークーの発達に強い影響を及ぼす、特にこの時期にネットワークが環境からの信号に敏感に反応するのは、これからの先の長い人生において何に備えるべきか、体に知らせる信号を常に探しているからだ。この先の人生が困難であることが信号によって示されれば、ネットワークはトラブルに備えるための反応をする。血圧を上げ、アドレナリンの分泌を増やして警戒を高める。
短期的に見れば、特に危険な環境では利点もある。「闘争・逃走反応」とも呼ばれる脅威検知システムが作動し、つねにトラブルに備えている状態なので、すぐに反応できる。このように、危険な環境への適応の発達には確固たる理由があるのだ。しかしこの適応が長期にわたってつづくと、かずかずの生理的な問題の引き金ともなる。免疫系がうまく働かなくなり、体重増加の一因となる代謝の変化が起こって、のちに喘息から心臓病までさまざまな病気を引き起こす。さらに厄介なことに、ストレスは脳の発達にも影響を及ぼす可能性がある。とりわけ幼い時期に経験した高レベルのストレスは、前頭前皮質、つまり知的機能を司る最も繊細で複雑な脳の部位の発達を阻害し、感情面や認知面での制御能力が育つのを妨げる。
感情面で見ると、幼い時期に慢性的なストレスを受けた子供はーいまでは大勢の研究者がこれを有害ストレスと呼ぶがー失望や怒りへの反応を抑えることに困難を覚えるようになる。小さな挫折が圧倒的な敗北のように感じられ、ほんのすこし軽く扱われたように感じただけでも深刻な対立関係に陥る。月皇生活では、つねに脅威を警戒し続ける強度に敏感なストレス反応尻手むは、自滅的な行動パターンを引き起こす。けんか、口答え、教室内でのわがままなふるまい。もうすこし目立たないものとしては、クラスメートとのつながりをつねに警戒し、教師や大人から差し伸べられた手を拒むようになる。
認知面でみると、不安定な環境で育ち、そうした環境が生む慢性的強いストレスにさらされた場合、前頭前皮質が制御する、実行機能と呼ばれる一連の能力の発達が阻害される。実行機能は、脳の働きを監督する航空管制官のチームに例えられることのある高次の認知的能力ー作業記憶、自己調整、認識の柔軟性などを含むものーで、これが発達のための神経系の基盤となり、粘り強さやレジリエンスといった非認知能力の支えとなる。不慣れな状況を切り抜けたり、新しい情報を処理したりする際に非常に役立つ、まさに日々の学校生活で求められる能力である。この実行機能がきちんと発達していないと、複雑な指示に集中できず、学校生活にいつも不満を抱くようになってしまう。(『私たちは子どもに何ができるのかー非認知能力を育み、格差に挑むー』ポール・タフp.28)

マギル大学の研究者らは、母ラットの特定の行動が、子ラットのDNAの配列に起こるメチル化に影響を与えることを明らかにした。子ラットがストレスを受けた時に母ラットが示す温かく繊細な対応、とくにリッキング・アンド・グルーミングと呼ばれるなだめるような行動が、DNA上で海馬を制御する部位のメチル化を抑制するのだ。海馬は、成長した時にストレスホルモンを処理する部位だ。まだ検証段階だが、人間の場合にも同様の効果があるとみられている。マギル大学の研究は、多くの親の(そして子ども時代を振り返ることのできる人々の)直感を裏づけている、。親のほんの小さな配慮が、非常に深いところからーきわめて重要な遺伝情報に関わる部分まで掘り下げるようにしてー子供の発達を助けるのだ。(『私たちは子どもに何ができるのかー非認知能力を育み、格差に挑むー』ポール・タフp.33)

もし不利な条件下にある子供がよりよい人生を送れるように手助けがしたいなら、プラスに働く介入の機会を連続体の中でできるだけ多く探す必要がある。しかしそれでもなお、6歳児未満の幼い時期、もっといえば3歳未満の時期こそが、子供のは発達を促す絶好のチャンスでもあり、危機が潜む期間でもあるのだ。これには確固たるエビデンスがある。ごく幼い時期の子供の脳は最も柔らかく、ほかのどの時期よりも環境からの影響を受けやすい。のちに様々な能力を支えることになる神経系の基盤が形成の途上にあるからだ。この基盤が関わる能力には、読み書き計算や比較、推測を扱う知的能力だけでなく、学校の内外で生きていくためのっ頃の習慣や力、ものの味方まで含まれる。幼い頃に環境から受けた影響は増幅される。よい環境にいれば先々の発達にとって非常によく、悪い環境にいれば非常に悪い影響が出る。(『私たちは子どもに何ができるのかー非認知能力を育み、格差に挑むー』ポール・タフp.45)

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【お母さんもお父さんも必読】『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』

ライフシフト

『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』

今までと時代が違いすぎているけど、今若い人たちが「あー」とか「うー」とか言っていることは、時代を敏感に感じているからだと思えた。
急いで仕事を始める、ずっと仕事を続ける時代ではないと。
昔のままに生きていたら?

・・・

おとのねさんの生き方は完全に、いやぁもう立派に100年時代のスタイルらしい笑

あそび経験という無形資産

人間がロボットや人工知能と違うのは、イノベーション精神と創造性があり、遊んだり、即興で行動したりできることだ。(略)前章で論じたジミーとジェーンのシナリオにも、それが見て取れる。ジミーのポートフォリオ型のシナリオの特筆すべき点は、自分が心底楽しめる活動へ移行することで高揚感を味わえることだ。やりがいを感じられる活動をたくさん実践できるのだ。ジェーンの場合は、若い時にアルゼンチンとチリを旅して青空市場を散策したり、ビジネスパートナーと一緒に本当にやりたい事業に挑戦したりする。その後、45歳のときに短い移行期間を経験して、子どもや両親と過ごす時間を取り戻し、70歳を過ぎてから若々しさと円熟を組み合わせ自分が興味を抱けるアイデアと活動で構成するポートフォリオを組み立てる。これらの時期に、ジミーとジェーンは遊びと即興を実践する。フルタイムの仕事における休みなき労働という足かせから解き放たれて、精神を自由に羽ばたかせるのだ。遊びとは、なにをするかではなく、どのように行動するかに関わる概念だ。例えば、人類学者たちの魅力的な表現を借りれば「はしゃいで跳ね回る」ことにも時間を費やす。「一見すると無意味なことにこだわったり、行動に無駄に思える装飾を加えたりする」のである。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.227)

選択肢を狭める決断は、先送りする。

長寿というお贈り物を手にする世代は、もっと選択肢が多く、もっと多様な人生を送ることができ、もっと多くの選択をする必要がある。そのため、正しい道を選び取るために時間を費やすことの重要性が高まる。未来を見据えて、自分の関心と情熱に沿った教育を受けること。自分の価値観ん胃適合し、やりがいを感じられ、自分のスキルと関心を反映していて、しかも袋路地にはまり込まないような仕事を見つけること。自分の価値観を尊重してくれ、スキルと知識を伸ばせる環境がある就職先を探すこと。長く一緒に過ごせて相性のいいパートナーを見つけること。一緒に仕事ができて、自分のスキルおよび働き方との相性が良く、できれば自分を補完してくれるビジネスパートナーと出会うこと。具体的には、こうしたことが必要になる。長く生きる時代には、自分と相性のいいものを見出す資質がきわめて重要になる。長寿化に伴い、それによって影響を受ける期間が長くなることに加えて、アンソニー・ギデンズのいう「ポスト伝統社会」である今日、相性のいいものと巡り合うための仕組みの多くが弱体化しているからだ。私たちが行う選択は良い結果を生むこともあれば、悪い結果を生むこともあるが、人生が長くなると、悪い選択や判断ミスの弊害が大きくなる。だから、100年生きるジェーンが選択肢の探索に多くの時間を割くのは当然のことだ。長寿化時代には、ライフスタイルにせよ、キャリアにせよ、結婚相手にせよ、自分にあったものをみつけることがとりわけ大きな意味を持つ。自分と相性の悪いものを選択したり、早い段階で不適切な道に針路を定めたりした場合に失うものは多い。「あわてて決断、ゆっくり後悔」ということわざは、100年ライフにはひときわ重要な金言なのだ。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.236)

実験と選択

チャンスに気づいた人は、実験と再度プロジェクトを通じて、自分がもっている選択肢について理解を深めていく。その家庭で人的ネットワークの中身が変わるケースも多い。最後に待っているのは、確認の段階だ。進むべき道をもっと絞り込み、未来に向けてさらに多くの計画を立てる。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.258)

一斉行進から脱落すれば、踏み殺されかねない

教育への投資

時間の構成だけでなく、時間の使い方、とくに余暇時間の使い方も変わる。100年ライフでは、家族と友人、スキルと知識、健康と活力などの無形の資産を充実させることの重要性が高まり、そのための投資が必要になる。家族や友人と過ごす時間、教育とスキルの再取得にかける時間、エクササイズをする時間に投資しなくてはならない。長い人生の生きる人には、これらの資産への投資、とりわけ教育への投資が不可欠だ。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.310)

計画と実践

100年以上にわたって生産的に生きる人生を設計する上では、計画と実験が重要になる。長い人生で経験する多くの変化によって金銭的資産と無形の資産を破壊されないためには、計画して準備することが欠かせないし、ありうる自己像について検討するためには、実験を行う必要がある。計画と実験は、人生に目的と個性を生み出し、アイデンティティを形作る心理的連結性をもたらすものだ。計画と準備の重要性が増すのは、個人の選択の幅が広がるからだ。一貫性をもたせなくてはならない人生のステージの数が増え、悲惨な結果につながりかねない選択をしてしまう機会も増える。しかも、万人向けのロールモデルを模倣することも難しくなる。100年ライフの計画をたてるためには、自分がなにをしたいのか、どのようにそれを達成したいのかという重要な決断をしなくてはならない。問題は、正しい決断ができる場合ばかりではないことだ。行動経済学者のダニエル・カーネマンが指摘するように、私たちはおうおうにして誤った楽観主義に流される。私たちが適切な準備や行動をしないのは、それがもたらす結果を恐れるからではなく、未来について愚かなほど楽観的な考えをもっているからなのだ。(略)実験が重要な理由もここにある。昔のように特定のロールモデルに従っていればいい時代ではなくなり、ありうる自己像の選択肢が大きく広がる時代には、実験を通じて、何が自分にとってうまく行くのか、自分がなにを楽しく感じ、なにに価値をみいだすのか、なにが自分という人間と共鳴するのかを知る必要があるからだ。実験は、若者だけのものではない。それは、あらゆる年連想の人にとってきわめて大きな意味をもつ。私たちを次の地点に導き、どのおうに意向を成し遂げればいいかを明らかにするのは、実験なのだ。実験と探求は、一人の人間の人生を貫く要素の一部をなすものである。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.360)

辛抱して続けることがいいか、別の道を探した方がいいか、という話は『残酷すぎる成功法則』の本にも書いてあった通り。
その選択に責任をもてる人間になることが大切。

無形資産を、有形(お金)に、どこかで変えなくちゃ、オトノネさん本当にやばいということがわかりました!

マシュマロ実験

自己主体感に関して難しいのは、寿命が長くなれば、考慮しなくてはならない未来の自己像が何通りも出現することだ。100年ライフでは、お金を使うことより貯めることが重要になるし、余暇時間をレクイエーション(娯楽)から自己のリ・クリエーション(再創造)に振り向ける必要性も高まる。家庭内での役割と互いの関わり方について、パートナーと難しい会話をする能力と意思も強化しなくてはならない。ここで問われるのは、未来に得られるかもしれない恩恵のために、いま厳しい決断ができるかどうかだ。(略)研究によれば、セルフコントロールの能力は人によって異なり、その違いは幼い時から現れる。例えば、3歳の子供に、いまマシュマロを食べるのを我慢すれば、30分後にもう一個マシュマロを上げようというと、満足を味わうのを先延ばしにしてセルフ・コントロールができる子どもと、それができない子どもがいる。ものごとに習熟するためには、満足を先延ばしできるかどうかが重要だ。なんらかのスキルを習得しようと思えば、長期の恩恵(たとえば、イタリア語を話せるようになること)のために、目先の快楽(例えば、お気に入りの連続ドラマを見ること)を我慢しなくてはならない場合が多いからだ。研究により、セルフ・コントロールは後天的に身につけられることがわかっている。ものごとに習熟するために快楽を先延ばしにする能力は、学習できるのだ。スタンフォード大学のキャロル・ドゥエックによれば、厳しい課題に向き合い、なにかに習熟したり、プロジェクトをやり遂げたりする能力をどの程度持っているかは、人によって異なる。ドゥエックの言う「成長思考」の持ち主は、快適なぬるま湯の外に出て生き、未来につながる道に思考を集中させようとすることにより、将来の計画を貫くことができる。そうした人たちは、「現在の暴虐」ーいつもすぐに手に入る果実ばかりを追い求めたり、手ごわい課題を与えられると動揺したりすることーをあまり経験しない。こうした思考習慣を身につけるためには、方法論を学ぶことが有効だと、ドゥエックは主張する。不可能とは言わないまでも困難な課題に取り組むように指導・奨励された子どもは、成長思考をはぐくみやすいというのだ。もしドゥエックに助言を求めれば、長い人生を通じて生産的でありたいと思う人は、困難な学習目標を立てて、強い覚悟を持ち、目標に向けて脱線せずに忍耐強く努力し続けるよう言われるだろう。100年ライフでは、人々に自己効力感と自己主体感をもたせ、計画と実験と習熟を後押しすることの重要性が高まる。教育機関と政府は、そのために貢献することができる。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.362)

誰かに評価されるのではない、死ぬ前に、自分が振り返ってみる、自分の人生。

教育をイイ学校で「受ける」「与えられる」よりも大切なことを、学んでいってほしいとおもう。

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『人生100年時代の新しい働き方』小暮真久を読んだメモ

人生100年時代の新しい働き方――生産性を高め、パフォーマンスを最大化する5つの力と14のスキル
『人生100年時代の新しい働き方』小暮真久
生産性を高め、パフォーマンスを最大化する5つの力と14のスキル

働き方、ですねー。
創造的に、新しい時代らしく働くときのスキルが書いてあった感じです。

「はじめに」の14ページだけ読めば十分かもしれません。
今までの「いい会社」とか「いい学校」とかがいかに古い価値観かが、伝わると思います。

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見出す力 視覚
 未来想像力foresight ファンタジー
  過去を振り返る
  よそ者の目線からみる
 アイデア直感力insight 堕落(価値の再構成)
  新しい価値と出会う
  異質なものを融合する
 ありのまま観察力viewing 組織論(パートナー)相性のいいものを選ぶ
  できる奴と仕事する
  のっている組織にのっかる

聞き出す力 聴覚
 情報キャッチ力hearing オープンマインド
 共感聴力listining 本音と付き合う・傾聴
 深掘り質問力asking Is there any important things left to say or you want to add.

嗅ぎとる力 嗅覚
 トラブル察知力smell trouble 気づき・センシティブネス
 トラップ回避力smell a rat 情報リテラシー

つかむ力 触覚
 巻き込みストーリー力 touch shomeone’s heart 本音で話す・本気で話す・伝わるように話す
 現場情報力 first-hand experience 実体験をする・リアルを経験する
 建設的スルー力 Thick skin 図太く、ヘラヘラ生きる

味わう力 味覚
 味わいフレーズ力 finesse 褒める
 仕事テイスティング力not my taste 「好き」と「違和感」を大事にする
 カジュアル雑談力 small talk ??

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『学力では測れない非認知能力が子どもをのばす』中山芳一を読んだメモ

学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす

『学力では測れない非認知能力が子どもをのばす』中山芳一
OECD
社会情動的スキル
他者との協働:社交性・敬意・思いやり
目標の達成:忍耐力・自己抑制・目標への情熱
感情のコントロール:自尊心・楽観性・自信

キャラクターエデュケーション
性格特性BIG5

放課後児童クラブ、保育園は非認知を育てている。

プレジデントfamily 2016秋
急増中!老人化する子供たち
子供ロコモ予備軍
ロコモティブシンドローム

スキャモンの発達発育曲線
9歳は成人と同様。

川島隆太教授と考えるうちの子の未来学
思考の脳、五感の脳

『学力では測れない非認知能力が子どもをのばす』中山芳一 p71より

9歳の時、論理的思考ができるとは、どういうことか、。
「◯◯ちゃんみたいに勉強しなさい!」「◯◯ゃんは自分よりお小遣いが多いから、自分ももっとほしい!」「うちはうち、よそはよそでしょ!」「つじつまがあっていないな・・・」
サンタクロースが一夜にして全世界を回れないことに気がつく、裏付け、現実的な根拠がわかる。
ギャングエイジ、仲間とつるんで、親から離れて経験を積む。

空欄へ薩長同盟と書けば◯になる問題か。
「坂本龍馬たちは、どうして薩摩藩と長州藩を結び付けようとしたのか。どんな目的があったか」という問いに答える問題か。

体験は内面化され経験になる。
経験は反省され学びになる
学びは獲得され能力になる。

内田伸子氏を中心としたお茶の水女子大学チームの研究(2014)に、20代の社会人の子供を持つ保護者1000人以上を対象とした興味深い調査があります。我が子が幼児期の頃に「思いっきり遊ばせて来た」「遊びでは自発性を大切にして来た」「好きなことに集中して取り組ませた」と回答した保護者の方が、子どもを(認知能力の高さが求められる)難関大学へ合格(偏差値68以上)させている率が明らかに高くなっているのです。(『学力では測れない非認知能力が子どもをのばす』p.107)

菩提寺学童保育所みちくさクラブ

多機能学童保育広場すくっと
AMI学童保育センター ぱるノート
山本満理子書道教室 よひせんプログラム

幼児期に「お母さん」の心を豊かにすると、子どもはしあわせになる。学童期の「子ども」にお金をかけて大丈夫?

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