「20円」で世界をつなぐ仕事ー想いと頭脳で稼ぐ新しい働き方

「20円」で世界をつなぐ仕事 想いと頭脳で稼ぐ新しい働き方

[完全版]「20円」で世界をつなぐ仕事 想いと頭脳で稼ぐ新しい働き方
小暮 真久

『二十円で世界をつなぐ仕事』メモ

二つの問題を同時に解決する。

相手によって、言い方を変える。

目標に到達するために、j効率的な運営、実践のためのビジネスパートナーをつくる。

社会事業化するためのあらゆる思考実験をする。

ビジネススキル 5P

こっちを選ぶことは、相手のためにもなるし、自分のためにもなる。という言い方

お金を増やして、事業を強くする。
将来のリターンが見込まれるものに投資する。

地球規模の課題を解決したいという想いを発信する。
専門機能をつなげて代表xヒームをするく。
しくみにたかめ、価値を生み出す。

しくみを一般の人に使ってもらい、大きくする。
地球規模の課題解決が進む!

人を巻き込むしくみを考える。

「いいことをするべきだ!」というのではなく、「こうすれば大した無理をしないでいいことができますよ」「あなたの気持ちをこういう形で届けますよ」というしくみをつくってあげる。

オトノネひろげるシェアぼたん

『ヨーガ療法ダルシャナ』メモ

ヨーガ療法ダルシャナ (伝統的ヨーガにもとづくヨーガ療法標準テキスト)
『ヨーガ療法ダルシャナ (伝統的ヨーガにもとづくヨーガ療法標準テキスト)』

だいたいが、僕が今まで学んできた臨床心理の知識で言い換えができる概念。
卓見は、ヨーガには二種類あるということ。

ハタ・ヨーガ 身体的・容姿・健康
ラージャ・ヨーガ 心の修行

フィットネスクラブでやっているのは、ハタ・ヨーガ。
それが基礎になって、心と体のバランスをとるために、ラージャ・ヨーガがある。
いわゆるマインドフルネスは、呼吸法、観察といった静観の姿勢という点で、ハタ・ヨーガに近い気がする。
現代心理学では、マインドフルネスの次の段階として認知行動療法がある。
いわゆるスキーマの修正だ。

悪循環を断つ、神経回路を変えるために、ラージャヨーガがある。
いわゆるマッサージはその場だけの癒し、定期テスト対策。
もちろんそれは心を守るために大切なことかもしれない。
けど、自分で自分をコントロールして「健康な状態」になるためには、心が学ぶといいんだろう。

「こういう効果があるよー」というメソッドではなく、知恵の部分だ。
学びのヨーガ。ラージャ・ヨーガ

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メモ

無知さ、理智の誤り、無常なるものを常なるものと錯覚

意識髄 顕在的に「今ここ」に「わたし」がいるところ。
理智髄 理智の修正 愛着・憎悪・善悪などのこだわり、執着。認知(スキーマ)の歪み(文化的・社会的につくられる)。不安が生み出される場所。

観喜髄 記憶の修正

理智との対話・客観視
未来は憶測・過去の繰り返し。ファンタジーは創造的・わくわく・未知。

①無智
②自我意識
③欲しがる心
④避ける心

問題の共有
ニーズ把握
インフォームドコンセント(目標の一致)
 自分のチカラ・強みを知る。新しい自己像をつくる。ストレスマネージメント。暴走する思考・意識のスローダウン・身体と心のバランス。セルフコントロール力。自立する。個別化する。関係性の修正(家庭・学校・地域)人生の意味づけは自分でする。自分の人生をつくる。(本当の「宿題」)

理智の修正プロセス
 やってみる(結果が出る)→結果の客観的解釈(言語的介入)→自己洞察(自覚)→代替案形成〈シュミレート〉
 本人が扱える課題に微小化する。積み重ねる。
 自分との、他者(学校・家族・地域など)との関係の結び直し。

 知識としての理智のしくみ
  怒りは与えられるのではなく、心の仕組みが作り出すもの。状況に対する反応であり、無意識の解釈。
  「こだわり」が喜びになるか、苦しみになるか。

 知識→体験(知識の修正)→知恵(体験の言語化・知識の身体化)

ハタ・ヨーガ 身体的・容姿・健康
ラージャ・ヨーガ 心の修行

不安を一人でなんとかするのは、きつい。

解決構成モデル
 問題には直接取り組まない。望ましい未来をつくることに、心的エネルギーを注ぐ。そのプロセスで、癒し・発見・洞察がある。流れていく川を遡らず、先に先に進みながら、オールの漕ぎ方をうまくしていく。

ブリーフセラピー
 うまくいったら?・一度でもうまくいった?・うまくいかなかった?

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善性優位7種
制感・凝念・禅那

オトノネひろげるシェアぼたん

『幼児教育の経済学』ジェームズ・J・ヘックマン

幼児教育の経済学
『幼児教育の経済学』ジェームズ・J・ヘックマン

ペリー・プロジェクトで有名な人。

知識を得る前の彼らは「理解できない」赤ん坊に語りかけをしようなどとは思って揉まなかった。だが、彼らは、赤ん坊に話しかけたり、絵本を読んでやったり、歌を歌ったりすることが脳の発達を促進するのだと学ぶ。(『幼児教育の経済学』p.97)

貧困層の子供を救うための「秘訣」は、成功している公立学校の周囲にある中流階級のコミュウニティーに目をやれば、全国どこだろうとごく当たり前に見られる光景に隠されている。そうしたコミュニティでは、親が毎晩眠る前に幼い子供に好きな本を読んでやる。黒板の文字が見えなければ、親は子供に眼鏡を買ってやる。今晩は食事にありつけるだろうかとか、学校帰りに銃で打たれないかなどと心配する必要はめったにない。そうした一連の、あたりまえの事実が学校を成功させるのだ。(『幼児教育の経済学』p.99)

ベティ・ハートとトッド・リスレーは1995年に42の家族を対象にした研究で、専門職の艇で育つ子供は平均して1時間に2153語の言葉を耳にするが、労働者の家庭では1251語、生活保護受給世帯では616語だとした。これに対応して、三歳児の語彙は専門職の過程では1100語、労働者の家庭では750語、生活保護受給世帯では500語だった。(『幼児教育の経済学』ジェームズ・J・ヘックマン p.27)

ペリー就学前プロジェクト:低所得でアフリカ系の子供を対象に、30週間のプログラムを就学前まで午前中に毎日2時間半ずつ集団で。週に一回は家庭教師が90分の指導を個別に。
アベセダリアンプロジェクト:リスク指数の高い家庭の恵まれない子供を対象に4.4ヶ月から8歳までの全日
家庭学習の進め方を教えて、親の子育て能力を向上させると、どうなるか。

ペリー就学前プロジェクトでも、アベセダリアンプロジェクトでも、実験グループの子どもが対象グループの子供と比較して良い結果をエルというのが一貫したパターンだった。ペリー就学前プロジェクトの被験者になった子供は当初はIQが高くなったが
、その効果は次第に薄れて、介入が終了して4年経つとすっかり消えた。IQを高める効果が小さいことについては、他の研究でも認められtら。だが、IQ以外の主要な効果は継続し、非認知能力の向上もその一つだった。IQテストの結果は代わりなかったものの、14歳の時点で学力検査をしたところ、就学前教育を受けた子供は受けなかった子供よりも学校へ行っている率が高く、より多くを学んでいたことから成績が良かった。さまざまな社会行動についても良い影響が見られた。最終的な追跡調査(ペリー就学前プロジェクトでは40歳、アベセダリアンプロジェクトでは30歳)では、就学前教育を受けた子供は、受けなかった子供よりも学力検査の成績が良く、学歴が高く、特別支援教育の対象者が少なく、収入が多く、持ち家率が高く、生活保護受給率や逮捕者率が低かった。(『幼児教育の経済学』ジェームズ・J・ヘックマン p.32)

幼少期の環境を豊かにするという恩恵を受けられずに思春期に達した恵まれない子供のためには、どんな方針が効果的か?
幼いころに介入を開始すれば一層効果的だが、思春期に達した子供に対して効果的な策略もある、認知的スキルは幼少期に確立
され、重大になってから子供のIQや問題解決能力を高めることははるかに難しいことが、数々の証拠からシエされている。だが、社会的スキルや性格的スキルは別問題だ。これらのスキルは20台のはじめまで発達可能だが、学習を向上させることから、幼少期に形成しておくのが最善策だ。思春期お子供に対する戦略は、メンターによる指導や職場での教育を通じて、意欲や性格的スキルや社会的スキルを強化するべきだ。(『幼児教育の経済学』ジェームズ・J・ヘックマン p.39)

研究対象となった子供のIQはいずれも70から85のあいだであり、これは当時のミシガン州の分類では「教育可能と精神的欠落とのボーダーライン上にある」とされる値だった。(『幼児教育の経済学』ジェームズ・J・ヘックマン p.69)

いや、これらのプロジェクトは、「対照群」と比べたらいいかもしれないけど、平均からするとやはり「成果は全く、イマイチ」であるし、コストがかかりすぎた。集中的で、小規模で、高費用だった。もっと、効率的なプログラムが必要なのだ。

オトノネひろげるシェアぼたん

おとのねさんの読書計画

お母さんが子どもを理解するための『お母さんと子どもの交換日記』をつくるために、本を読むんです。

学んだことを、人に伝えるために、どうしたらいいのか。

それはまだ、僕には全くわかりません。
お金でコマーシャルする以外の方法を、考えています。

もしくは、お金を得る方法を。

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アセスメントにもとづく学齢期の言語発達支援 LCSAを活用した指導の展開

言語・コミュニケーション発達の理解と支援プログラム」 LCスケールによる評価から支援へ
『3歳から就学前までの子育てアドバイス』 
人を育む愛着と感情の力 AEDPによる感情変容の理論と実践

渡辺 久子
10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか
抱きしめてあげて
新訂増補 母子臨床と世代間伝達
思春期の子のこころがわからなくなったときに読む本
子育て支援と世代間伝達-母子相互作用と心のケア
たっぷり甘えさせて しあわせ脳を育てる! 6歳までの子育て

子どもの脳を傷つける親たち

日本語マッカーサー乳幼児言語発達質問紙の開発と研究
言語発達とその支援 (講座・臨床発達心理学)
よくわかる言語発達 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)
新・子どもたちの言語獲得
サイコドラマの技法―基礎・理論・実践
発達が気になる子どものためのポーテージプログラム入門: 0歳から家庭でできる発達支援
発達障害をめぐって (発想の航跡・別巻 神田橋 條治
発達障害は治りますか?神田橋 條治
発達障害支援のコツ
Coaching Parents of Vulnerable Infants: The Attachment and Biobehavioral Catch-Up Approach (English Edition)

アタッチメントと生物学的行動の回復支援
笑いとユーモアの心理学:何が可笑しいの?
ユーモア心理学ハンドブック
自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義
パーソナリティを科学する―特性5因子であなたがわかる

図解よくわかる発達障害の子どもたち
その子、発達障害ではありません IN―Childの奇跡

これはマスト
赤ちゃん~学童期 発達障害の子どもの心がわかる本

ワーキングメモリを生かす効果的な学習支援
イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本
発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ
発達障害の女の子のお母さんが、早めに知っておきたい「47のルール」

イラストでわかるABA実践マニュアル 発達障害の子のやる気を引き出す行動療法
はじめての応用行動分析 日本語版
保護者と先生のための応用行動分析入門ハンドブック―子どもの行動を「ありのまま観る」ために
自閉症スペクトラムへのABA入門―親と教師のためのガイド
自閉症児のためのTEACCHハンドブック
家庭で無理なく楽しくできるコミュニケーション課題30
8つの視点でうまくいく!発達障害のある子のABAケーススタディ―アセスメントからアプローチへつなぐコツ
発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法
立石流 子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方
10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか

オトノネひろげるシェアぼたん

『「学力」の経済学』中室牧子

「学力」の経済学
『「学力」の経済学』中室牧子
全てが、科学的な証拠に基づいた主張である。

メモ

ご褒美はテストの点数ではなく、インプットしたもの、本を読む・宿題をすることに対して与える。
ご褒美が子どもの「勉強するのが楽しい」という気持ちを失わせてはいけない
お金も、ご褒美として悪いものではない。
学力が高いという原因が自尊心が高いという結果をもたらしているだけで、その逆ではない。
「あなたはやればできるのよ」とむやみやたらに子どもをほめると、実行の伴わないナルシストを育てるかもしれない。
「頭がいいのね」と能力を褒めるのではなく、「よく頑張ったわね」と努力を褒める。
能力を褒めることは、子どものやる気を蝕む。
親だけでなく、塾の先生が勉強のマネージメントをしてもよい。

学力の高い優秀な友人から影響を受けるのは、そのクラスでもともと学力の高かった子どものみ。
スウェーデンの高校生のデータを用いた研究は、学力の高い同級生の存在が、学力の低い生徒の自信を喪失させ、大学への進学意欲を失わせたことを明らかにしました。この意味では、学力の高い友達と一緒に胃さえすれば、自分の子どもにもプラスの影響があるだろうと考えるのは間違っています。むしろ、レベルの高すぎるグループに子どもを無理に入れることは、逆効果になる可能性すらあるのです。(p.66)

問題児の存在が、学級全体の学力に負の因果効果を与える。
ルームメイトから「成績」に対して受ける因果効果はほとんどない一方で、「行動」に対して受ける因果効果は大変大きい。

習熟度別学級は、ぴあ・エフェクトの効果を高め、特定の学力層の子どもたちだけでなく、全体の学力を押し上げるのに有効な政策である。とくに大きな学力上昇が見られたのは、もともと学力が低い子どもたち。

なぜ、習熟度別学級は子供達の学力をあげるのでしょうか。それは、子ども同士も、自分と同程度の学力の子どもたちと一緒になることで、他者と比較して意欲を失うことなく、互いに助け合うことができるためだと考えられます。(p.70)

日本政策金融公庫の調査では、子供がいる家庭は年収の約40%を教育費に使っている。
教育を経済活動として捉えると、将来に向けた「投資」として解釈でき、もっとも収益率が高いのhあ、子供が小学校に入学する前の就学前教育(幼児教育)である。人的資本への投資はとにかく子どもが小さいうちに行うべき。

教育をすると社会全体への好影響がある。(雇用、生活保護、逮捕率などに関係し、行政の支出を省くことがえきる)。ペリー幼稚園プログラムの社会収益率はヘックマンの研究では年率7〜10%、他の研究ではさらに高い13%や17%という数字がでている。社会収益率が7〜10%ということは、4歳の時に投資した100円が、65歳の時に6000円から3万円ほどになって社会に還元されているということです。(p.82)

児童手当は学力を上げるという政策目標について、費用対効果が低いか、効果がない。

1980年代にコロラド大学のグラス教授とスミス教授が、1学級あたりの生徒数と学力の間には負の相関関係があり、とくに1学級あたりの人数は20人以下となるのが望ましいという研究を発表したが、教育政策の費用対効果としては、相対的に低い。つまり学力という点では、もっと別の方法によって、向上させることができる。

クラスの人数が40人を超えるとクラスを2つに分けることを「マイモニデスの法則」という。中世ユダヤ人の哲学者マイモニデスが「クラスあたりの生徒数の上限を40人とするように」と提案したのがもとになっている。

日本の赤字は、月収30万の世帯が毎月53万円を支出し、借金している状態。(この本は2015年6月に出版)
国の文科省への予算は15年前と比べて20%以上現象した。
2020年前にすべての小中学校の生徒一人に一台のタブレット端末を配布するという政策目標が掲げら得ており、手段であるはずのものが政策目的になっている。なんのために配布するのかが示されていない。

四谷大塚全国統一小学生テスト

学力テストの結果だけをみても、政策的に有用な情報はほとんど得られない。

学力は学校だけでは決まらない。
平等に扱うと不公平になる。

学校で平等を重視した教育「手を繋いでゴールしましょう」という方針の運動会などの影響を受けた人は、他人を思いやり、親切にし合おうという気持ちに「欠ける」大人になってしまう。(神戸大学の伊藤准教授らの研究)

全国学力・学習状況調査は統計法で定められた「統計」ではなく、「意見・意識など、事実に該当しない項目を調査する世論調査など」という扱いになっており、研究者がデータを学術研究に用いることができない。多額の税金をかけて行う価値がない。

教員研修は教員の質に影響しない。

貧困アクションラボ

オトノネひろげるシェアぼたん

【マシュマロ実験】で「忍耐が大事!」の「忍耐」って何?

忍耐という名詞を使ってもいいのだけれど。
使わない方がいいとおもう。
名詞の抽象性

じゃぁ、忍耐って、どうやってつけるの?
その一つの答えが、軍隊式、スパルタ式教育。
困難な状況に、慣れさせるというもの。(ただしこの困難な状況に慣れることができず、脱落する人たちがいる)

忍耐とう名詞を別の言葉に言い換えてみたほうが、もっとしあわせになれるよ!
というお話をします。

成功する子・失敗する子

自制心を最大限に発揮したい場合、どういう戦略やコツが最も効果的か?そうした技術は教えることができるのか?ミシェルの実験からはおもしろい結果がいくつか出ていた。例えば精神分析理論や鼓動理論が提示するところによれば、子どもにとってマシュマロをふたつ手に入れるための最良の動機付けとなるのは、ご褒美を意識の中心に起き続けること、最終的にそれを食べられた時にどんなに美味しいかを強調することであるはずだった。ところが実際の結果は正反対だった。子供たちはマシュマロが隠されていた時の方が、目の前にあったときよりもずっと長く我慢できた。この実験で最良の結果を出した子供たちは気をそらす方法を独自に考え出していた。いひ部の子供は実験者が戻ってくるのを待つ間、ひとりで喋っていたり歌ったりしていた。おやつから目をそらしたり、自分の手で目隠しをしていた子供もいた。昼寝を始めた達人もいた。ミシェルの発見によれば、子供が時間を引き延ばすために効果があるのはマシュマロについて違う考え方ができるような簡単な助言があった場合だった。頭に浮かぶおやつが抽象的であればあるほど我慢できる時間も伸びた。マシュマロを菓子ではなく丸く膨らんだ雲みたいなものと考えるように誘導された子供たちは、7分ほど長く我慢できた。(『成功する子・失敗する子-何が「その後の人生」を決めるのか』p.110)

どういうことかと、課題に対して、自分なりの方法を編み出せることが重要であり、
忍耐、我慢強さという指標は、全くあいまいで、抽象的で、誤解を招く言葉であるから使わない方がいいという話。

オトノネは、「自分なりの方法を編み出す」お手伝いをします。
それが個別化であり、ファンタジーであり、あそびであり、受験という経験だと、僕はおもっています。

またこれが、世の中の「リッチ」なものを味わえる、メタスキル になることでしょう。

マシュマロ実験いろいろ
ライフシフト

自己主体感に関して難しいのは、寿命が長くなれば、考慮しなくてはならない未来の自己像が何通りも出現することだ。100年ライフでは、お金を使うことより貯めることが重要になるし、余暇時間をレクイエーション(娯楽)から自己のリ・クリエーション(再創造)に振り向ける必要性も高まる。家庭内での役割と互いの関わり方について、パートナーと難しい会話をする能力と意思も強化しなくてはならない。ここで問われるのは、未来に得られるかもしれない恩恵のために、いま厳しい決断ができるかどうかだ。(略)研究によれば、セルフコントロールの能力は人によって異なり、その違いは幼い時から現れる。例えば、3歳の子供に、いまマシュマロを食べるのを我慢すれば、30分後にもう一個マシュマロを上げようというと、満足を味わうのを先延ばしにしてセルフ・コントロールができる子どもと、それができない子どもがいる。ものごとに習熟するためには、満足を先延ばしできるかどうかが重要だ。なんらかのスキルを習得しようと思えば、長期の恩恵(たとえば、イタリア語を話せるようになること)のために、目先の快楽(例えば、お気に入りの連続ドラマを見ること)を我慢しなくてはならない場合が多いからだ。研究により、セルフ・コントロールは後天的に身につけられることがわかっている。ものごとに習熟するために快楽を先延ばしにする能力は、学習できるのだ。スタンフォード大学のキャロル・ドゥエックによれば、厳しい課題に向き合い、なにかに習熟したり、プロジェクトをやり遂げたりする能力をどの程度持っているかは、人によって異なる。ドゥエックの言う「成長思考」の持ち主は、快適なぬるま湯の外に出て生き、未来につながる道に思考を集中させようとすることにより、将来の計画を貫くことができる。そうした人たちは、「現在の暴虐」ーいつもすぐに手に入る果実ばかりを追い求めたり、手ごわい課題を与えられると動揺したりすることーをあまり経験しない。こうした思考習慣を身につけるためには、方法論を学ぶことが有効だと、ドゥエックは主張する。不可能とは言わないまでも困難な課題に取り組むように指導・奨励された子どもは、成長思考をはぐくみやすいというのだ。もしドゥエックに助言を求めれば、長い人生を通じて生産的でありたいと思う人は、困難な学習目標を立てて、強い覚悟を持ち、目標に向けて脱線せずに忍耐強く努力し続けるよう言われるだろう。100年ライフでは、人々に自己効力感と自己主体感をもたせ、計画と実験と習熟を後押しすることの重要性が高まる。教育機関と政府は、そのために貢献することができる。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.362)

オトノネひろげるシェアぼたん

【自然な子育て】とは何かー学者たちの出した簡単な答えー


『私たちは子どもに何ができるのかー非認知能力を育み、格差に挑むー』ポール・タフ

逆境によるストレスが、発達段階の体や脳にダメージを与えるのである。(略)人間の整理システムは急を要する身体的な非常事態に反応するように進化してきたものである。しかし、私たちは住宅ローンや人間関係や昇進について心配することでそのシステムを何ヶ月者あいだ使い続ける。こうした整理システムの使い方は効率が悪いだけでなく、きわめて有害でもある。その証拠はここ15年以上の間に多く発見されている。HPA軸に、とくに幼少期に負荷を与ええすぎると、長期にわたる深刻な悪影響が体にも、精神にも、神経にもさまざまに出てくるのである。しかしこのプロセスがややこしいのは、わたしたちをかき乱す原因がストレスそのものではないてんだ。原因は、ストレスに対する反応にある。(略)マキューエンによると、ストレスを管理するプロセスこそがー彼はこれを「アロスタシス」と名づけたー体を損なう要因なのである。(『成功する子・失敗する子-何が「その後の人生」を決めるのか』ポール・タフp.44)

アロスタティック負荷を表す数値は厳然たる医療データを反映したものー子ども時代の逆境が実際に体に及ぼした影響、つまりは皮膚の下、体の奥底に刻み込まれたものーなのである。(『成功する子・失敗する子-何が「その後の人生」を決めるのか』p.49)

どういうことかといったら。

小さいとき、お母さんはー赤ちゃんが泣いた時に抱きしめてあげるように、ぬれたおしめを取り替えてあげるようにーストレスを処理するプロセス通じて、子どもにストレス対処法を伝えているということ。

それは「大丈夫だよ」という一言かもしれない。

毛づくろいすること。
抱きしめてあげること。

やさしくあたたかく
日に日に成長していく子どもの心を尊重する心をこめて

環境による影響の中で子供の発達を最も左右するのは、ストレスなのだ。子供たちは、いくつかの環境要因によって、
長気にわたり不健全な圧迫を受け続けることがある。こうしたストレス要因が子供の心を体の健全な発達を阻害する度合いは、従来の一般的な認識よりもはるかに大きい。
逆境は、とくに幼い時期ほど、体内の複雑なストレス反応のネットワークー脳と免疫システムと内分泌システム(コルチゾールなどのストレスホルモンを作り、放出する内分泌腺)を結ぶネットワークーの発達に強い影響を及ぼす、特にこの時期にネットワークが環境からの信号に敏感に反応するのは、これからの先の長い人生において何に備えるべきか、体に知らせる信号を常に探しているからだ。この先の人生が困難であることが信号によって示されれば、ネットワークはトラブルに備えるための反応をする。血圧を上げ、アドレナリンの分泌を増やして警戒を高める。
短期的に見れば、特に危険な環境では利点もある。「闘争・逃走反応」とも呼ばれる脅威検知システムが作動し、つねにトラブルに備えている状態なので、すぐに反応できる。このように、危険な環境への適応の発達には確固たる理由があるのだ。しかしこの適応が長期にわたってつづくと、かずかずの生理的な問題の引き金ともなる。免疫系がうまく働かなくなり、体重増加の一因となる代謝の変化が起こって、のちに喘息から心臓病までさまざまな病気を引き起こす。さらに厄介なことに、ストレスは脳の発達にも影響を及ぼす可能性がある。とりわけ幼い時期に経験した高レベルのストレスは、前頭前皮質、つまり知的機能を司る最も繊細で複雑な脳の部位の発達を阻害し、感情面や認知面での制御能力が育つのを妨げる。
感情面で見ると、幼い時期に慢性的なストレスを受けた子供はーいまでは大勢の研究者がこれを有害ストレスと呼ぶがー失望や怒りへの反応を抑えることに困難を覚えるようになる。小さな挫折が圧倒的な敗北のように感じられ、ほんのすこし軽く扱われたように感じただけでも深刻な対立関係に陥る。月皇生活では、つねに脅威を警戒し続ける強度に敏感なストレス反応尻手むは、自滅的な行動パターンを引き起こす。けんか、口答え、教室内でのわがままなふるまい。もうすこし目立たないものとしては、クラスメートとのつながりをつねに警戒し、教師や大人から差し伸べられた手を拒むようになる。
認知面でみると、不安定な環境で育ち、そうした環境が生む慢性的強いストレスにさらされた場合、前頭前皮質が制御する、実行機能と呼ばれる一連の能力の発達が阻害される。実行機能は、脳の働きを監督する航空管制官のチームに例えられることのある高次の認知的能力ー作業記憶、自己調整、認識の柔軟性などを含むものーで、これが発達のための神経系の基盤となり、粘り強さやレジリエンスといった非認知能力の支えとなる。不慣れな状況を切り抜けたり、新しい情報を処理したりする際に非常に役立つ、まさに日々の学校生活で求められる能力である。この実行機能がきちんと発達していないと、複雑な指示に集中できず、学校生活にいつも不満を抱くようになってしまう。(『私たちは子どもに何ができるのかー非認知能力を育み、格差に挑むー』ポール・タフp.28)

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ストレスが、子どもの天の才を潰してしまう。

お母さんが子どものストレスを、癒し続ける。それが自然な子育てだ。
子どもはもう、世の中から十分なほどに、ストレスを与えられているから。

たまに、お母さんが子供にストレスを与えていることがある。
子供は別のところで、ストレスを自分で、何かしらの方法で、癒すしかない。もしくは、溜め込むか。

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実行機能の働きを試すテストとして有名なものにストループ・テストがある。緑色の文字で書かれた「赤」という単語を見せられ、単語は何色で書かれていましたかと尋ねられる。赤、と答えないためにはいくらか努力が必要で、とっさに赤といいそうになる衝動に抵抗する時に使っているのがこの実行機能なのだ。これはとくに学校で大事なスキルであるといえる。子供たちはつねに矛盾した情報に対処することを求められるからだ。Cという文字はKとおなじように発音されるーSのように発音されない限りは。taleとtailは、発音は同じだが意味が違う。「ゼロ」という概念にはそれ自体にひとつの意味があるが、「1」と並べると全く別の意味を持つ。こうした多種多様なトリックや例外を飲み込むには、物事を認知する際の衝動の抑制がある程度求められる。これは神経学的には感情面の衝動の抑制ーお気に入りのおもちゃの車をほかの子にとられるときに、叩くのを我慢する能力ーと関連のあるスキルだ。(『成功する子・失敗する子-何が「その後の人生」を決めるのか』p.51)

これはいわば、ルールを飲み込むチカラ。
あそんでいる時に気に入らなくなって「ルールだから!」といわれて、「じゃぁもうやめる!」といって抜けるのと同じかもしれない。
ただ、学校で教わる内容(753システムに基づいた画一的学習内容)が、その子の発達にあっていないだけかもしれないけれども。

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はい、また重要なところです。

実行機能のスキルの中に、短期記憶(ワーキングメモリ)というものがある。今日スーパーマーケットで何をするか、メモをせずに覚えているような記憶だ。学校のお勉強をする上では欠かせないスキルである。で、サイモンという人が実験して手に入れたワーキングメモリの働きを測定した結果を「サイモンのスコア」として次の文を読んでほしい。

エヴァンズトシャンベルクの発見によれば、貧困層の少年が受ける不利益としてはアロスタティック負荷が大きいということの方が重要である。もし別の貧困層の少年がやってきて、その少年の方がアロスタティック負荷が小さかったらー理由はどうであれ、貧しくともストレスの少ない子供時代を送っているとしたらーサイモンの競争で裕福な家の子供と同程度のスコアを出す可能性は十分にある。そしてなぜサイモンのスコアが大事なのかといえば、高校にも大学にも職場にも、ワーキングメモリが成功の鍵となる作業が山ほどあるからだ。(『成功する子・失敗する子-何が「その後の人生」を決めるのか』p.54)

つまるところ、貧しいから学業成績がでるのではなく、貧しいからストレスがかかり学業が下がるのである。貧しくてもストレスがかかっていなければ、適切な環境次第で、裕福な人と同等の学業成績を残すことができる。

ストレスから子どもを解放する。
これがまず、大切だということ。

お母さんが子どものストレスを、癒し続ける。それが自然な子育てだ。

そして自然な子育てをするための知恵と振る舞いを、僕は、愛と呼んでいる。
愛とは何か?


今年の四月に出たばかりの本。
翻訳されることになるだろう。
その前に僕は読んで、「お母さんと子どもの交換日記」をつくろう。
Coaching Parents of Vulnerable Infants: The Attachment and Biobehavioral Catch-Up Approach

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学校ではなく、お母さんから学ぶことの大切さ

『成功する子・失敗する子-何が「その後の人生」を決めるのか』ポール・タフ

生後1ヶ月ほどの間、泣いた時に親からすぐにしっかりとした反応を受けた乳児は、一歳になるころには、泣いても無視された子供よりも自立心が強く積極的になった。就学前の時期には同様の傾向がつづいた。つまり、幼児期に感情面での要求に対して親が敏感に応えた子供は自立心旺盛に育った。エインズワースとボウルビイの主張によれば、親からの暖かく敏感なケアは子供が外の世界に出てゆけるための「安全基地」となるのである。(『成功する子・失敗する子-何が「その後の人生」を決めるのか』p.68)

子どもたちの高校生活を追ったところ、どの生徒がきちんと卒業するかを予測する際に、知能検査や学力テストの得点よりも、幼少期の親のケアにかんするデータの方が精度が高かった。(『成功する子・失敗する子-何が「その後の人生」を決めるのか』p.75)

どちらのケースでも、子供が生後まもないうちに親として特定の役割を果たした母親が一定の割合で存在した。そしてその行動ーラットの場合にはなめたり毛づくろいをしたりすること、人間の場合には幼児のサインに敏感に反応することーが子供たちのあげる成果に対して永続する効果を及ぼしている点が共通している。人間でもラットでも乳児のうちに適切な世話を受けた者は、のちにより好奇心や自立心や自制心を持ち、障害にもうまく対処できた。幼少期の育児における母親からの注意深いケアが、ストレスから身を守るためのレジリエンスを育んだ。人生においてふつうに起こりうる困難な事態に直面したとき、何年も後になってからもーオープンフィールドテストや、幼稚園での我の強い子供とのけんかなどからわかるように、人間もラットも同様にー自分なりの主張を行動に移し、自信を持ってまえに進むことができたのである。(『成功する子・失敗する子-何が「その後の人生」を決めるのか』p.76)

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貯められたストレスが、前頭葉の成長を阻害する。
それはセルフコントロール、ストレスマネージメント能力の発達の阻害要因になる。
『私たちは子どもに何ができるのかー非認知能力を育み、格差に挑むー』ポール・タフ

ストレス心理学者たちも、この現象を生物的な側面から説明している。脳の中で幼少期のストレスから最も強く影響を受けるのが前頭前皮質、つまり自分をコントロールする活動ー感情面や認知面におけるあらゆる自己調節機能ーにおいて寿湯代な役割を果たす部位である。このため、ストレスに満ちた環境で育った子供の多くが、集中することやじっと座っていること、失望から立ち直ること、指示に従うことなどに困難を覚える。そしてそれが学校の成績に直接影響する。抑えることのできない衝動に圧倒されたり、ネガティブな感情に悩まされたりしていれば、アルファベットを覚えるのもむずかしい。(略)多くの場合、ストレスの影響はおもに思考を制御する能力を弱めるかたちで出る。これは「実行機能」として知られる、認知をつかさどる特定の機能が前頭前皮質にあるからだ。(『成功する子・失敗する子-何が「その後の人生」を決めるのか』p.49)

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【お母さんもお父さんも必読】『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』

ライフシフト

『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』

今までと時代が違いすぎているけど、今若い人たちが「あー」とか「うー」とか言っていることは、時代を敏感に感じているからだと思えた。
急いで仕事を始める、ずっと仕事を続ける時代ではないと。
昔のままに生きていたら?

・・・

おとのねさんの生き方は完全に、いやぁもう立派に100年時代のスタイルらしい笑

あそび経験という無形資産

人間がロボットや人工知能と違うのは、イノベーション精神と創造性があり、遊んだり、即興で行動したりできることだ。(略)前章で論じたジミーとジェーンのシナリオにも、それが見て取れる。ジミーのポートフォリオ型のシナリオの特筆すべき点は、自分が心底楽しめる活動へ移行することで高揚感を味わえることだ。やりがいを感じられる活動をたくさん実践できるのだ。ジェーンの場合は、若い時にアルゼンチンとチリを旅して青空市場を散策したり、ビジネスパートナーと一緒に本当にやりたい事業に挑戦したりする。その後、45歳のときに短い移行期間を経験して、子どもや両親と過ごす時間を取り戻し、70歳を過ぎてから若々しさと円熟を組み合わせ自分が興味を抱けるアイデアと活動で構成するポートフォリオを組み立てる。これらの時期に、ジミーとジェーンは遊びと即興を実践する。フルタイムの仕事における休みなき労働という足かせから解き放たれて、精神を自由に羽ばたかせるのだ。遊びとは、なにをするかではなく、どのように行動するかに関わる概念だ。例えば、人類学者たちの魅力的な表現を借りれば「はしゃいで跳ね回る」ことにも時間を費やす。「一見すると無意味なことにこだわったり、行動に無駄に思える装飾を加えたりする」のである。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.227)

選択肢を狭める決断は、先送りする。

長寿というお贈り物を手にする世代は、もっと選択肢が多く、もっと多様な人生を送ることができ、もっと多くの選択をする必要がある。そのため、正しい道を選び取るために時間を費やすことの重要性が高まる。未来を見据えて、自分の関心と情熱に沿った教育を受けること。自分の価値観ん胃適合し、やりがいを感じられ、自分のスキルと関心を反映していて、しかも袋路地にはまり込まないような仕事を見つけること。自分の価値観を尊重してくれ、スキルと知識を伸ばせる環境がある就職先を探すこと。長く一緒に過ごせて相性のいいパートナーを見つけること。一緒に仕事ができて、自分のスキルおよび働き方との相性が良く、できれば自分を補完してくれるビジネスパートナーと出会うこと。具体的には、こうしたことが必要になる。長く生きる時代には、自分と相性のいいものを見出す資質がきわめて重要になる。長寿化に伴い、それによって影響を受ける期間が長くなることに加えて、アンソニー・ギデンズのいう「ポスト伝統社会」である今日、相性のいいものと巡り合うための仕組みの多くが弱体化しているからだ。私たちが行う選択は良い結果を生むこともあれば、悪い結果を生むこともあるが、人生が長くなると、悪い選択や判断ミスの弊害が大きくなる。だから、100年生きるジェーンが選択肢の探索に多くの時間を割くのは当然のことだ。長寿化時代には、ライフスタイルにせよ、キャリアにせよ、結婚相手にせよ、自分にあったものをみつけることがとりわけ大きな意味を持つ。自分と相性の悪いものを選択したり、早い段階で不適切な道に針路を定めたりした場合に失うものは多い。「あわてて決断、ゆっくり後悔」ということわざは、100年ライフにはひときわ重要な金言なのだ。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.236)

実験と選択

チャンスに気づいた人は、実験と再度プロジェクトを通じて、自分がもっている選択肢について理解を深めていく。その家庭で人的ネットワークの中身が変わるケースも多い。最後に待っているのは、確認の段階だ。進むべき道をもっと絞り込み、未来に向けてさらに多くの計画を立てる。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.258)

一斉行進から脱落すれば、踏み殺されかねない

教育への投資

時間の構成だけでなく、時間の使い方、とくに余暇時間の使い方も変わる。100年ライフでは、家族と友人、スキルと知識、健康と活力などの無形の資産を充実させることの重要性が高まり、そのための投資が必要になる。家族や友人と過ごす時間、教育とスキルの再取得にかける時間、エクササイズをする時間に投資しなくてはならない。長い人生の生きる人には、これらの資産への投資、とりわけ教育への投資が不可欠だ。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.310)

計画と実践

100年以上にわたって生産的に生きる人生を設計する上では、計画と実験が重要になる。長い人生で経験する多くの変化によって金銭的資産と無形の資産を破壊されないためには、計画して準備することが欠かせないし、ありうる自己像について検討するためには、実験を行う必要がある。計画と実験は、人生に目的と個性を生み出し、アイデンティティを形作る心理的連結性をもたらすものだ。計画と準備の重要性が増すのは、個人の選択の幅が広がるからだ。一貫性をもたせなくてはならない人生のステージの数が増え、悲惨な結果につながりかねない選択をしてしまう機会も増える。しかも、万人向けのロールモデルを模倣することも難しくなる。100年ライフの計画をたてるためには、自分がなにをしたいのか、どのようにそれを達成したいのかという重要な決断をしなくてはならない。問題は、正しい決断ができる場合ばかりではないことだ。行動経済学者のダニエル・カーネマンが指摘するように、私たちはおうおうにして誤った楽観主義に流される。私たちが適切な準備や行動をしないのは、それがもたらす結果を恐れるからではなく、未来について愚かなほど楽観的な考えをもっているからなのだ。(略)実験が重要な理由もここにある。昔のように特定のロールモデルに従っていればいい時代ではなくなり、ありうる自己像の選択肢が大きく広がる時代には、実験を通じて、何が自分にとってうまく行くのか、自分がなにを楽しく感じ、なにに価値をみいだすのか、なにが自分という人間と共鳴するのかを知る必要があるからだ。実験は、若者だけのものではない。それは、あらゆる年連想の人にとってきわめて大きな意味をもつ。私たちを次の地点に導き、どのおうに意向を成し遂げればいいかを明らかにするのは、実験なのだ。実験と探求は、一人の人間の人生を貫く要素の一部をなすものである。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.360)

辛抱して続けることがいいか、別の道を探した方がいいか、という話は『残酷すぎる成功法則』の本にも書いてあった通り。
その選択に責任をもてる人間になることが大切。

無形資産を、有形(お金)に、どこかで変えなくちゃ、オトノネさん本当にやばいということがわかりました!

マシュマロ実験

自己主体感に関して難しいのは、寿命が長くなれば、考慮しなくてはならない未来の自己像が何通りも出現することだ。100年ライフでは、お金を使うことより貯めることが重要になるし、余暇時間をレクイエーション(娯楽)から自己のリ・クリエーション(再創造)に振り向ける必要性も高まる。家庭内での役割と互いの関わり方について、パートナーと難しい会話をする能力と意思も強化しなくてはならない。ここで問われるのは、未来に得られるかもしれない恩恵のために、いま厳しい決断ができるかどうかだ。(略)研究によれば、セルフコントロールの能力は人によって異なり、その違いは幼い時から現れる。例えば、3歳の子供に、いまマシュマロを食べるのを我慢すれば、30分後にもう一個マシュマロを上げようというと、満足を味わうのを先延ばしにしてセルフ・コントロールができる子どもと、それができない子どもがいる。ものごとに習熟するためには、満足を先延ばしできるかどうかが重要だ。なんらかのスキルを習得しようと思えば、長期の恩恵(たとえば、イタリア語を話せるようになること)のために、目先の快楽(例えば、お気に入りの連続ドラマを見ること)を我慢しなくてはならない場合が多いからだ。研究により、セルフ・コントロールは後天的に身につけられることがわかっている。ものごとに習熟するために快楽を先延ばしにする能力は、学習できるのだ。スタンフォード大学のキャロル・ドゥエックによれば、厳しい課題に向き合い、なにかに習熟したり、プロジェクトをやり遂げたりする能力をどの程度持っているかは、人によって異なる。ドゥエックの言う「成長思考」の持ち主は、快適なぬるま湯の外に出て生き、未来につながる道に思考を集中させようとすることにより、将来の計画を貫くことができる。そうした人たちは、「現在の暴虐」ーいつもすぐに手に入る果実ばかりを追い求めたり、手ごわい課題を与えられると動揺したりすることーをあまり経験しない。こうした思考習慣を身につけるためには、方法論を学ぶことが有効だと、ドゥエックは主張する。不可能とは言わないまでも困難な課題に取り組むように指導・奨励された子どもは、成長思考をはぐくみやすいというのだ。もしドゥエックに助言を求めれば、長い人生を通じて生産的でありたいと思う人は、困難な学習目標を立てて、強い覚悟を持ち、目標に向けて脱線せずに忍耐強く努力し続けるよう言われるだろう。100年ライフでは、人々に自己効力感と自己主体感をもたせ、計画と実験と習熟を後押しすることの重要性が高まる。教育機関と政府は、そのために貢献することができる。(『ライフシフト-100年時代の人生戦略-』p.362)

誰かに評価されるのではない、死ぬ前に、自分が振り返ってみる、自分の人生。

教育をイイ学校で「受ける」「与えられる」よりも大切なことを、学んでいってほしいとおもう。

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『人生100年時代の新しい働き方』小暮真久を読んだメモ

人生100年時代の新しい働き方――生産性を高め、パフォーマンスを最大化する5つの力と14のスキル
『人生100年時代の新しい働き方』小暮真久
生産性を高め、パフォーマンスを最大化する5つの力と14のスキル

働き方、ですねー。
創造的に、新しい時代らしく働くときのスキルが書いてあった感じです。

「はじめに」の14ページだけ読めば十分かもしれません。
今までの「いい会社」とか「いい学校」とかがいかに古い価値観かが、伝わると思います。

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見出す力 視覚
 未来想像力foresight ファンタジー
  過去を振り返る
  よそ者の目線からみる
 アイデア直感力insight 堕落(価値の再構成)
  新しい価値と出会う
  異質なものを融合する
 ありのまま観察力viewing 組織論(パートナー)相性のいいものを選ぶ
  できる奴と仕事する
  のっている組織にのっかる

聞き出す力 聴覚
 情報キャッチ力hearing オープンマインド
 共感聴力listining 本音と付き合う・傾聴
 深掘り質問力asking Is there any important things left to say or you want to add.

嗅ぎとる力 嗅覚
 トラブル察知力smell trouble 気づき・センシティブネス
 トラップ回避力smell a rat 情報リテラシー

つかむ力 触覚
 巻き込みストーリー力 touch shomeone’s heart 本音で話す・本気で話す・伝わるように話す
 現場情報力 first-hand experience 実体験をする・リアルを経験する
 建設的スルー力 Thick skin 図太く、ヘラヘラ生きる

味わう力 味覚
 味わいフレーズ力 finesse 褒める
 仕事テイスティング力not my taste 「好き」と「違和感」を大事にする
 カジュアル雑談力 small talk ??

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『学力では測れない非認知能力が子どもをのばす』中山芳一を読んだメモ

学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす

『学力では測れない非認知能力が子どもをのばす』中山芳一
OECD
社会情動的スキル
他者との協働:社交性・敬意・思いやり
目標の達成:忍耐力・自己抑制・目標への情熱
感情のコントロール:自尊心・楽観性・自信

キャラクターエデュケーション
性格特性BIG5

放課後児童クラブ、保育園は非認知を育てている。

プレジデントfamily 2016秋
急増中!老人化する子供たち
子供ロコモ予備軍
ロコモティブシンドローム

スキャモンの発達発育曲線
9歳は成人と同様。

川島隆太教授と考えるうちの子の未来学
思考の脳、五感の脳

『学力では測れない非認知能力が子どもをのばす』中山芳一 p71より

9歳の時、論理的思考ができるとは、どういうことか、。
「◯◯ちゃんみたいに勉強しなさい!」「◯◯ゃんは自分よりお小遣いが多いから、自分ももっとほしい!」「うちはうち、よそはよそでしょ!」「つじつまがあっていないな・・・」
サンタクロースが一夜にして全世界を回れないことに気がつく、裏付け、現実的な根拠がわかる。
ギャングエイジ、仲間とつるんで、親から離れて経験を積む。

空欄へ薩長同盟と書けば◯になる問題か。
「坂本龍馬たちは、どうして薩摩藩と長州藩を結び付けようとしたのか。どんな目的があったか」という問いに答える問題か。

体験は内面化され経験になる。
経験は反省され学びになる
学びは獲得され能力になる。

内田伸子氏を中心としたお茶の水女子大学チームの研究(2014)に、20代の社会人の子供を持つ保護者1000人以上を対象とした興味深い調査があります。我が子が幼児期の頃に「思いっきり遊ばせて来た」「遊びでは自発性を大切にして来た」「好きなことに集中して取り組ませた」と回答した保護者の方が、子どもを(認知能力の高さが求められる)難関大学へ合格(偏差値68以上)させている率が明らかに高くなっているのです。(『学力では測れない非認知能力が子どもをのばす』p.107)

菩提寺学童保育所みちくさクラブ

多機能学童保育広場すくっと
AMI学童保育センター ぱるノート
山本満理子書道教室 よひせんプログラム

幼児期に「お母さん」の心を豊かにすると、子どもはしあわせになる。学童期の「子ども」にお金をかけて大丈夫?

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