他人の合格実績よりも大切なこと(オトノネの合格実績ポリシー)

実はこれを勘違いしていて「失敗」する受験生が多いのではないかと、僕はおもっている。
「受験」とは何か、「受験勉強」とは何をすることなのかがわかっていないと、合格実績で判断することになると、僕はおもっている。

なぜ「合格実績」のある塾に入るのか?
なぜ「合格実績」の影で泣いている子どもたちのことをみれていないのか?
(もはや、泣くこともできないくらい、疲れ切っている子どもたちの姿が眼に浮かぶ)

「合格実績」はお父さんお母さんに、生徒に、物語を与える。
「ここにきて、勉強していたら、合格できるよ!」
「私も!」
「うちの子も!」

その物語が、他人のものであって、その子の物語ではないけれども。
みんな安心したいのだろう。
こんなにも不確実で、不確かな時代を生きるための物語が。

SNSにもよく流れている「◯週間で◯◯!」と同じだ。

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オトノネはつくったばかり。
そこでよく耳にする「合格実績がないから信用できない」という言葉。

合格実績があるから、信用がないという声だ。
なんの信用か?合格させてくれるという?

実は合格実績自体が信用できない。

1。合格実績がある。
2。合格実績を作るような優秀な生徒がくる。
3。合格実績がでる。

が実態であって、「合格実績をつくるような優秀な生徒」でなければ合格実績にのるような成果は出せない。

1。合格実績がある。
2。うちの子も合格できる。

ではない。

「合格実績をつくるような優秀な生徒」がくるから、「合格実績」がある。

「その塾に行ったら、伸ばしてもらえる」ような伸ばし方をしている塾は、マレだ。
(オトノネの場合、「伸ばす」のではなく「伸びる」ような環境作りに時間をかける。疲れている心、すり減らされている心では、伸びるものも伸びない。レディネスがない状態でする勉強は、非効率的だ。)

(最近出会った人が金沢市で「絶対に志望校に合格させる」で有名な塾があると教えてくれました。その塾の先生はいつも生徒を励まし、合格させるために疲弊していて、一方で生徒は心をすり減らしながら、実際に、合格していくそうです。そして、たぶん、高校にいって、、、どうなっているかはわかりませんが。個人経営の小さな塾だそうです)

昔話になる。
泉丘の生徒だった。
課題、課題、課題。志望校合格のために、全教科を「やらされていた」それを「しなくてはならない」と思っていた。
明らかに、無理だった。

浪人は確実だった。
「本当に心からそこを目指しているなら、来年に向けて意味ある勉強を、今から始めよう」と僕は言った。
その子は、僕の話を聞いて、納得した。
そして、勉強する教科を、2つに絞った。
頑張って、頑張って、自分を攻め抜いて、疲れ切っていたその子は、それから、目標を見定めて、彼女の道をちゃんと歩き始めることができた。

フィードバックのない受け身の一斉授業も、
フィードバックが適切に与えられてない自立型学習も、生徒をただ疲れさえているだけの場合が多い。

勉強以前に、心が弱り切っている子が多い。

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こちらはオトノネの宣伝です!

富山市の民間学童保育

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大手の塾にいくなど、お金を捨てるようなものだ。
とオトノネさんは考えています。

けど「安心」のために、「物語のなかに子どもを入れる」ために、「ファンタジーの世界に浸る」ために「合格実績」のある塾を選ぶ人が多いのが事実。

何人がその塾に通って、どれだけの人が合格実績に乗らないか、想像がつきませんか?
授業料は生徒を募集するための広告費に使われ、先生たちは安月給で雇い、多くの受講生からお金をとるのが大手の塾です。

合格実績を信じて、合格実績の裏で泣いている生徒たちがたくさんいることを知っていますか?
学校だけでなく、塾も同じです。

もし合格実績が有用な判断材料になるには、合格実績に名を残した人の物語を最初から(もしかしたら生まれた時から、家族の生い立ちから)読まないといけないだろう・・・(ビリギャルの物語はその点、とても説得力があります。ビリギャルはどんな女の子だったか。どんなチカラがあったか。どれだけ努力してきたか。どれだけ、学校から自立していたか。どれだけ、お母さんに支えられてきたか。お父さんにも、助けてもらっていたか。。。)

医学部に入学しました!というが、実はセンター試験だけでいける制度を使っていた、で、たまたまセンターの結果がよかった、とか。
そういうオチがついている合格実績もある。

逆に、どん底の成績だったけど、なんとか、県立高校に入学できた、という「合格実績」の隅に埋もれてしまうような子もいる。
その子なりの目標があり、目指すものがある。
合格実績を「エライ順」に出すとか、僕には考えられない。

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「偏差値30から難関大に入りました!」というSNSビジネスのような宣伝の仕方もある(その手に弱い人が多いのだ。その手に弱い人がたくさんいる)。
フランチャイズ時代にも、その謳い文句をみて来てくれた子がいた。その子は、最初に聞いた。「本当に、偏差値30から合格できるんですか?」

「偏差値30ってなんのもしで偏差値30かわからないよね。逆転合格したその子は、君と全く別の人間だから。君のことはわからないよ」
と僕ははっきりと言った。けどその子は頑張って僕に付いて来てくれた。

私の勤めていたとあるフランチャイズでは全国にあるフランチャイズ、支部の合格実績を集めて「難関大合格者◯◯人!」などと書いていた。
フランチャイズの塾は、特に学生のアルバイトを雇っている場合(ほとんどそうだ)、都市か田舎かによってメソッドが通じないことがある。地方の学生は都会の学生と比べて受験経験が浅い、薄い学生が多いので、仲のいい友達になって授業時間、雑談することがメインで、勉強にはならないケースがほとんどだった(精神的な安定のために塾にいく。勉強はしないケース。受験をサバイバルするために大金を払う価値があるか考えてみてください)。実際に勤めてみてそうだ。(もちろんそれで勉強ができるようになる子もいますよ!ごくまれに!)

「うちの子も偏差値30だから、この塾でいけるはず・・・」
「みんな行っているからうちの子も・・・」
「合格実績があるから、大丈夫。。。」

偏差値30の意味を誤解しているかもしれない。
お子さんと他人の子が別の子だということはごくごく当然なのですが。
受験勉強というものがどういうものか、理解していないのかもしれない。
合格実績が「お子さん」の合格と関係がないことを説明したページはコチラです。塾の選び方。あなたの塾選びは大丈夫?

とある全国的な映像授業の予備校を盲目的に信じて疑わない生徒もいた。
「そこの授業はイイから、受けておいて損はない」みたいな考え方をしていた。
頭の裏には「カリスマ講師から教わっている!」という喜びや、全国の合格者を寄せ集めた(ほとんどおそらく都会の高校生の)輝かしい実績で勉強どころではなかったっかもしれない。一流の大学に入るには、一流の学習者になる必要がある。一流の学習者は、きちんと学びの質、量をフィードバックによって調節していく。

が、合格実績をみて、合格ストーリー(ファンタジー)に入っていき、勉強していくことには意味があるだろう。合格者の声などをみることによる、また誇大広告によるプラセボ効果がある。どれだけファンタジーの中にいたら、狂人か。この境目が大切だとおもう。

別の例では、生徒は全く受験どころではなく家庭や学校での問題(かなり無理をしていた)があったのに親が塾に行かせていることがあった。合格実績、メソッドの新しさ、宣伝文句をみて「30台から合格できるの??」っということでやってくるケース。。。他の塾に行くよりは、僕のところで休んだらいい、とおもい、話はした。フランチャイズ時代に出会った生徒の話だ。

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合格実績を誠実に発表している塾は多くない(誇大広告がほとんど)。
合格実績という情報を役立てられるお父さんお母さん、生徒はほとんどいない(情報リテラシー)。
というか、合格実績という情報が役に立たない。
これが僕の実感です。

面白いのが、とある難関国立大学に合格した子。
その塾の合格実績には、もちろんどうどうとその大学名が乗る!すごい!となる。
けど勉強面ではなく、メンタル的に支えられていただけだった。
自習室と、勉強の雰囲気が欲しくてその塾にいただけだった。
できる子がたまたまその塾に行っただけで、その塾の合格実績になる。なんの実績でしょうか?

そういうパターンもある。
その子その子で、何が必要かはわからない。
(ちなみにその子が、私が雇われて射たその塾ではじめての難関大合格者だった。その子は合格実績をみてその塾を選んだのではない。雰囲気で選んだのだ)

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合格実績をみるより、先生に質問を一つして、答えてもらって、直接出会って話をして、目を見て、雰囲気を感じて、ちゃんと人を見て判断したらどうですか?そのチカラが、受験の結果にそのまま繋がるとおもうのですが。

一流の学習者なら、きちんと、自分が得られるものがあるか、よく人をみて、自分の状況も分析したうえで、自分に必要な環境の一部として、塾を利用するでしょう。「通わせていたら、大丈夫」などと思っているのは、一流の考え方ではありません。

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お子さんは、世界でたった一人の人間です。
他人の「成功ストーリー」に乗っかるのはいいですが、そのストーリーを歩くのは、お子さん自身です。
エベレストにいく道はすでに作られています。けど全員が頂上にたどり着けるのではないですね。

都会ではよくある「セミナー」も同じ手法をとります。
誰かの成功ストーリーをみせる。聞かせる。
そして「あなたも、できますよ」という。

実際に、その可能性はある。
信じることで、チカラがでてくることもある。

けどその子は将来、自分のチカラを信じることができなくなるかもしれない。
大きくなっても、他人のストーリーに依存してしまうかもしれない。

お子さんが今、どんな気持ちで、どんな状態か。
「今」お子さんが感じていることは大切なことではないのでしょうか。
お父さんお母さんの焦りが子どもに伝わっていないでしょうか。

いろいろと言葉を尽くしても、心がわからなくなって、ちゃんと感じられない人が多い。
何も感じられないくらい、心が疲れてしまっているのだ。
「堕落」しなければ、課題を真面目にやる無意味さに気がつかない?(坂口安吾の『堕落論』)

休んでほしい。
いいよ、休んでも。

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塾選びは、先生選び。
先生を見る目が、先生を選ぶ能力が、一番大切な、学ぶチカラです。
ブランド、合格実績に目が眩んでいては、見えないかもしれません。
ぜひ、「この先生はどんな先生か」知るために、入塾の前に、いろいろと質問をしてみてください。
きちんと答えてくれる、きちんとした言葉を使ってくれる先生を選んでみてほしいとおもいます。
(実際に教わる先生と面談で話せない塾をどうして信用できるのか僕には理解できません)

オトノネははじめたばかりの、小さな小さな学習塾です。
もし将来的に合格実績を出すなら、学習歴、生徒の合格ストーリーをきちんとお伝えしようとおもいます。
ひとりひとり違った道があって、感性があって、違った言葉が必要で、違ったリズム、速さをもっています。
オトノネは、生徒の違いを大切にしていく、小さな小さな学習塾です。

小さすぎて、笑ってしまいます^^

オトノネは、安心を売っていません。
オトノネは、心を売っています。
安くありませんよ^^

オトノネを応援していただき、ありがとうございます。

数字を使ったトリックは、よくあります。
学校では教えてくれませんよー。

「え?嘘じゃないよ。ほら、説明していないけど。」

よくある「ぐーんと合格実績が伸びました!」という図。矢印が書いてあったりもする。
「え?イメージって書いてあるでしょ?そうそう、体積の方が、大きくなった(実績が大きく増えた)心理的な効果を狙えるのよ。本当はね、この図、適当に大きく見えるように書いただけだからね」

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オトノネひろげるシェアぼたん

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