音の音(オトノネ)

この写真をみてふとああ、だいぶそっちの感覚と離れてしまったなとおもう。

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この写真の中で、風景の中で、曲が始まる前、誰か一人が歌を歌い出したとしよう。
木遣りのように長く長く、遠くへ、心を渡り響かせる、声。

空にしみ、雲にしみ、人の心にも染み込んでいく。
歌い手は感情を揺さぶられる。

揺さぶられ続ければ、自分の声をコントロールできなくなる。(歌うというのは、他の創造的知的活動がそうであるように、とてつもなく感情的で、理知的な活動だ)

もしそこに、歌詞がなければ、歌は続かなくなってしまうかもしれない。
感情がこみ上げて来て、言葉を失えば、それは慟哭、叫びになる。

歌詞はそれを整える。
整えて、道をつくり、声を導く。

規制、不自由、制約、決められたなにがしかによって、振る舞える自由がある。

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言葉の音は、決められているかもしれない(朝起きれば、おはようということになっている)。
けどそれを歌う歌い手の声、言葉の音の響き、音の音は、心を映し出していて、言葉の意味を超えて、いろんなものを伝えてくれる(今年はこんなことがありました。という心の反芻や、こんなことがありますようにと、心の祈りが伝わるかもしれない)。

人の心を表すのは、音ではなく、オトノネ。
オトノネに、耳を傾けてみませんか。

オトノネひろげるシェアぼたん

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