2ー1:pythonをつかってゲームを実行する前に、はじめてのimport

pygameをインストールするまで

 

こんなゲームを実行する(ための準備をする)ことからはじめます。

 

 

すでに完成している手紙をダウンロードする

 

コメント欄にこのゲームのリソースが書かれています。

プログラムがGitHubで公開されているので使いましょう。

 

GitHub - clear-code-projects/FlappyBird_Python: Project files for a video game tutorial on creating flappy bird. Link to the video: https://youtu.be/UZg49z76cLw
Project files for a video game tutorial on creating flappy bird. Link to the video: - clear-code-projects/FlappyBird_Pyt...

 

リンク先に飛んだら、緑色の「Code」をクリック、Download ZIPを押してフォルダをダウンロードします。

 

 

これで「一式」が手に入りました。

 

あとは、、、、パソコンが理解できるように「伝える」だけです。

 

それだけ!!!!!

 

atomで “flappy.py” を開く。

 

“FlappyBird_Python-master” というフォルダが手に入りました。

開いてください。

 

“flappy.py”というファイル(手紙)が入っていますか?

 

 

今からこれをatomで開きます。

“プロジェクトフォルダを追加” とかいうボタンをクリック。

 

 

ダウンロードした”FlappyBird_Python-master” を選択します。

すると、atomを開いたらすぐに”FlappyBird_Python-master” のフォルダにアクセスできるようになります。

 

私は”FlappyBird_Python-master” をデスクトップ上につくった”python_lesson”というフォルダの中に入れました。

 

 

この画面で”flappy.py”をクリックすると、手紙が開きます。

 

実行できるか????最初のエラーメッセージを読む。

 

モジュールが見つからないよ!

 

ではさっそく実行してみましょう。

 

実行は

 

Winなら alt + r

Macなら control + r

 

です。

 

さて、どんなエラーメッセージ(返事)がくるでしょうか?

 

ModuleNotFoundError: No module named 'pygame'

 

「’pygame’ っちゅうモジュールがみつからんで」

 

というメッセージです。

 

‘pygame’ はデフォルトの装備ではないのですね。

 

 

 

ターミナルで’pygame’ というモジュールをimportする

 

“flappy.py”の最初にでてくるコマンド

import pygame

は「’pygame’という呪文集(モジュール)に書かれていることをみてね」という指令です。

pygame.pyというファイルに書かれている「長い文章で書かれた命令」をimportすることで「一言」で伝えられるようになります。

が、

「’pygame’ っちゅうモジュールがみつからんで」ということは、今、パソコンくんは
「’pygame’という呪文集(モジュール)をもってへんで」っちゅうことです。

 

 

‘pygame’というモジュール(呪文集)をインストールするための「指令」を出す

 

では、’pygame’というモジュール(呪文集)をインストールしましょう。

 

モジュール’pygame’は、ゲームを作るための「コマンド」をまとめた呪文集です。

公式サイトはここから。

指令文(コマンド)は

pip install pygame

です。

さて、この指令は、ターミナルで伝えるべきか、atomで伝えるべきか・・・・
どちらでしょうか?

正解は「ターミナル」です。

実行してみましょう。

 

-bash: pip: command not found

 

と出ますか?

 

実は

pip install pygame

は「’pip’ というパッケージ(モジュール)を使って ‘pygame’というパッケージをインストールしてね」という意味です。

 

それに対するコンピューターは

 

「そんなコマンド知りません(’pip’はインストールされていません)」と答えてくれたのです。

 

“pip” というパッケージ(モジュール)をインストールしましょう!

 

次の’pip’のヴァージョンを聞くコマンドを実行すると・・・

pip -V

 

もちろん、「みつからへんで」という返事が返ってきます。

-bash: pip: command not found

 

‘pip’をインストールしよう・・・とおもいきや?

 

pythonと同様に、’pip’にもヴァージョンがあり、

python3にはpip3が付属しています!(初期装備です!)

 

次のコマンドをターミナルで実行してください。

 pip3 -V

 

すると、「pythonがインストールされたときにつくられたフォルダの中にありますよー」という返事が返ってきます。

pip 20.2.3 from /Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.9/lib/python3.9/site-packages/pip (python 3.9)

 

 ‘pip3′ で ’pygame’ をインストール

 

pip install pygame

というコマンドではダメでしたね。

 

次のコマンドに書き直しましょう。

pip3 install pygame

 

次の返事が返ってきたら、大成功です!!!

Successfully installed pygame-2.0.1

(僕の環境では「新しいヴァージョンのpip3あるから次のコマンドでインストールしたらいいんじゃないかな」という返事をくれました)

 

と出れば成功です。おめでとうございます!

 

 

再び、atomで “flappy.py” を実行する!

 

パソコンが ‘pygame’ というモジュール(呪文集)を手に入れました。

 

とうとう ‘flappy.py’ が実行される時が来ました。

 

 

実行は

 

Winなら alt + r

Macなら control + r

 

です。

 

結果はどうなりましたか?

 

FileNotFoundError: [Errno 2] No such file or directory: '04B_19.ttf'

 

エラーメッセージが届きました。

 

なんじゃこれ!!????

 

 

importで他の呪文集を試してみたい人へ

 

次のコマンドを書いてみましょう。

 

import math
print(math.sqrt(2))

 

mathはpythonに付属している初期装備なのでinstallしなくてよいです。

 

実行すると

1.4142135623730951

 

mathというライブラリ(呪文集)を見つけて、その中にあるsqrtという呪文を使いなさい。

この呪文は数字の2にかけること。(2の平方根のうち正の数がprintされる)

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