Pythonの関数を使ってみよう
JupyterLabを使って次のコマンドを入力してください。
import math math.sqrt(4)
結果は・・・
ん??あ、プリントするのを忘れていました。
import math num = math.sqrt(4) print (num)
sqrt(x)はxに何かを入れたら、xの平方根のうち正の数を出してくれる関数です。
mathというモジュールは、様々な関数を集めた「呪文集」です。「関数を集めた図書館」という意味でライブラリーと呼ぶ人もいます。
mathの中にあるpiという関数を使ってみましょう。
これはどんな関数かな・・・???ドキドキ
import math num = math.pi print (num)
はい、円周率を出してくれる関数です。
変数がないですね。それでも関数です(関数の定義を知りたい人は数学を学びましょう)。
関数、ライブラリー(モジュールまたはオブジェクト)という言葉を使ってコードを読み下してみます。
import math #mathというライブラリー(モジュールまたはオブジェクト)をみてください。 num = math.sqrt(4) #mathのなかにあるsqrtという関数に4を代入したものをnumと定義します。 print (num) #numの値を教えてください(関数sqrtに入れたら戻ってきた値[戻り値]を教えてください。)。
mathというライブラリー(モジュールまたはオブジェクト)がどんな関数を持っているのかが知りたい人は一覧をご覧ください。

よくわからないのですが数学でいうところの変数を、pythonの世界では引数と呼ぶようです。
import math
importするのは、呪文集です。
math.sqrt(4)
呪文集のうち、sqrtという呪文を使うのであれば、mathという呪文集に書かれているsqrtという呪文であることがわかるように、periodをつかってmath.sqrtと書くという約束です。このperiodは参照演算子と呼ばれています。「math.sqrt」は「呪文集mathを参照して関数sqrtを使う」という指示だとおもえるでしょうか。
呪文集はライブラリー、モジュール、オブジェクトという3つの名前を持っています。
おなじみのprintは、関数です。
呪文集が指定されていないのに発動できるのは・・・なぜか?
printは「よく使うから呪文集指定しなくていい」関数です。
pythonで呪文集を指定しなくて良い関数をまとめてビルドイン関数(内臓されている関数)と呼びます。
JupyterLabを使ってリアルタイムで計算
変数を入力してもらって、計算をするというプログラムにはinputというコマンドを使います。
「入力するから、その値を使ってね」という指示です。
import math num = input('累乗の計算するよ。基数は?--->') index = input('指数は?--->') ans = math.pow(int(num), int(index)) print(str(ans))
やってみましょう。
この命令、atomを使うと実行してくれません。
EOFError: EOF when reading a line
とでてきました。
実行環境が違うと使えない命令があるのです。
JupyterLabで実行してみてください。
数字を半角で入力してエンターを押します。
答えがでましたか?
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