jQueryという名のライブラリー
pythonでもでてきた「ライブラリー」と似ています。
コードを省略してかける「呪文書」です。
ライブラリーを「取り込み」、ライブラリーで指定された書き方で「書け」ば、呪文が発動します。
さっそく取り込みましょう。
compressedとuncompressedがあります。どちらでも、といいたいところですが compressedをつかいましょう。(そちらの方がコンピューターにとっては負担が少ないのです)
違いをみるために両方インストールしてみてください。
テキストエディターで開けます。
中味、みてみましたか?
違いが、わかりますか?
コンピューターにとって読みやすいのは、compressedの方です。
downloadされたファイル名をみるとminがついています。minimize されているのがわかりますか。
ファイル名に書かれている数字派、jqueryのヴァージョンです。日々、新しくなっています。
ではさっそく、つかってみる。
つぎのコードをHTMLファイルに書き込みます。
場所は、、、<head>の中か<body>の中といわれています。
今までにコードの順番、読み込む順番のせいでコンピューターに指示が伝わらないことが多々ありました。問題がでないように、<head>内に書いた方がいのかな?などと思っていっます。
書き込むコードは以下のよう。
<script src=" downloadしたjqueryのファイルのある場所/jqueryのファイルの名前"></script>
です。
実は、ダウンロードしたものではなく、ネット経由でコンピューターにjqueryを参照してもらうこともできます。jquery CDNと検索すると、出てきます。
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.js" integrity="sha256-H+K7U5CnXl1h5ywQfKtSj8PCmoN9aaq30gDh27Xc0jk=" crossorigin="anonymous"></script>
では、実際に呪文を唱えてみます。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>JSのライブラリーを使う</title> <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.js" integrity="sha256-H+K7U5CnXl1h5ywQfKtSj8PCmoN9aaq30gDh27Xc0jk=" crossorigin="anonymous"></script> </head> <body> <p id="jq">こっちと</p> <p id="js">こっちで表示が変わるかな?</p> <script> $(document).ready(function() { //HTML文書が読み込まれたら、準備ができたら(準備ができるまで待ってから)この関数を発動させる $("#jq").html("<p>jqueryを使えるかな?</p>") //jsのinnerHTMLに対応 }); let j = document.getElementById("js"); j.innerHTML = "<p>jqueryを使わないでもこれくらいならかけるけどね!</p>"; </script> </body> </html>
getElementByIdと打ち込まなくてももよいのは気が楽ですね。
jqueryの構文の使い方はネットで調べられます。
$("#jq1").html("<p>jqueryを使えるかな?</p>")
は
jQuery("#jq1").html("<p>jqueryを使えるかな?</p>")
を省略した表現です。省略して使いましょう。
突然出てきましたが#はidを表します。CSSでの使い方と同じです。
処理をする対象を表すものをセレクタと呼びます。
jqueryでは .class や#idといった書き方はCSSと同じです。(同じな気がする)
$(document).ready(function() {関数の中身}
も次のように略記されます。
$(function() {関数の中身})
HTML文書が読み込まれたら、準備ができたら(準備ができるまで待ってから)この関数を発動させるコードです。
jqueryの方が使いやすい?
だとしたら・・・
jqueryは「ライブラリー」なのに大元よりも使いやすい?としたら・・・
JavaScriptって何なんだ?と思い調べてみたら。

プログラミング言語は時代時代で変わっていくもの。
これからJavaScript, jqueryはどうなっていくのかわかりません。
ただいまはとりあえずこの言語(JavaScript)、このライブラリー(jQuery)は便利に使われている、ということのようです。
jQueryではないライブラリーを推奨する声もありました。

jqueryの便利さを体験して終わりにしよう
便利なものがあるのです。
昔ならHTML、CSSをきちんと勉強しないと作れなかったHPが今ではお手軽に作れる。
動画編集だってスマホでできちゃう。
誰もが簡単に・・・
そんな流れでjqueryでできることを体験してみましょう。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>JSとJQを比較</title> <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.js" integrity="sha256-H+K7U5CnXl1h5ywQfKtSj8PCmoN9aaq30gDh27Xc0jk=" crossorigin="anonymous"></script> </head> <body> <p id="btnJq">こっちと</p> <p id="btnJs">こっちのどちらを押す?</p> <script> $("#btnJq").click(function() { alert("へへーんjQueryだよ") }); let j = document.getElementById("btnJs"); j.addEventListener("click", () => alert("こっちがJSだ!")) </script> </body> </html>
最初からjQueryを学べばよっかった・・・・
都思いたくなるほど、単純にコードがかける、と感じるのは私だけでしょうか。
国語の授業で「古典」を勉強するのと同じでしょうか。
jqueryにはjqueryのメソッドの書き方、使い方があり、構文、文法がJavaScriptとは違います。

jquery リファレンス
と調べると、いろいろな呪文の詠唱方法とその効果がでてきます。
一瞬で・・・・それが・・・・
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>JSとJQを比較</title> <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.js" integrity="sha256-H+K7U5CnXl1h5ywQfKtSj8PCmoN9aaq30gDh27Xc0jk=" crossorigin="anonymous"></script> </head> <body> <style> #menu dd { display: none; } </style> <dl id="menu"> <dt>当店のメニューはこちらです</dt> <dd>ライスカレー</dd> <dd>カレーライス</dd> <dd>ライス</dd> <dd>カレー</dd> </dl> <script> $(function (){ $("#menu dt").click(()=> { //$("#btn").click(function() {でも同じ $("#menu dd").slideToggle(); }); }); </script> </body> </html>
こんなことが・・・・
ここで使われたのはslideToggleメソッドです。
使い方、もっと細かい設定は調べたらでてきます。
どうでしたか?
JavaScriptのライブラリー、jQueryの体験でした。
さらにjQueryのプラグインなるものが存在します。
jQueryの表現が広がる!
スライドショー、アニメーション、ウェブサイトがより「動く」とおもったら、このサイトはjqueryを使っているのかな?と思ってください。
メールフォームや「トップに戻る」も、もしかしたらjqueryで書かれているかもしれません。
伝え方はいろいろ。
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