AO入試の面接・プレゼン・集団討論・ディスカッション・レポートは小論文で対策する
とうことでオトノネで学びませんか爆
島根県立大学の一般入試小論文では、「主体性」が見られています。小論文でも主体性はみられるのです。「AO入試の対策、何したらいいの??」
答え:小論文
それがオトノネの答えです。
長野県立大学グローバルマネジメント学部の提出書類にこんなものがあります。小論文です。
AO入試対策は学びの構えを鍛えること。
↓志望理由書・面接・グループディスカッション・小論文、全てに共通する勉強法の動画です↓
大学教授はどんな人が欲しいのでしょうか?
教授とコミュニケーションが取れる人に間違いありません。
大学教授の嘆きの声を聞いたことがありますか?
- 大学生がやる気がない・・・(学ぶ気がない)
- 大学生が自分の話を理解できない・・・
- 大学生の話が理解できない・・・
などなど
なので、次のような人物がほしくて面接や小論文で選抜し始めたのです。
- 教授と具体的な話ができる人(キーワードだけ羅列してシッタカをしていない人)
- 教授の話題(研究分野)に関心がある人(テーマについて知識をもっている人)
- 教授が話していることを理解できる人(要約ができる人)
- 教授が理解できるように話してくれる人(理路整然とわかりやすく表現できる人)
そして願わくば、
- 自分の課題をもっている人
- 「自分の考え」を持っている人
なら尚良いでしょう。
小論文、グループディスカッション、面接、プレゼン、AO入試の全ての選考過程で問われます。
というわけで、小論文をオトノネで学ぶことをお勧めするのです。
オトノネは「小論文だけで終わらない小論文」が学べます。
神戸大学の募集要項から考えるAO入試(評価基準)
神戸大学文学部の志入試の募集要項には次のように書いてあります。
「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」はすべての選抜方法に共通した評価項目です。
総合問題は「知識・技能」の比重が大きく、客体として世界をみつめる視線が問われそうです。
一方で小論文は僕の解釈だと「主体性・協働性」も問われているのではないか、とすでにお伝えしています。主体として「あなたはどう考えるか」を問われているのが小論文です。
「あなたの考え」「あなたの意見」を求めているー【主体的思考】
そもそもの主体性・関心・意欲が、「志」を作り出すものですから。
「自分はその事実をどう見るのか?」「どのように認識するのか?」を表明する小論文、僕にはAO入試の全ての評価項目が含まれているような気がします。
少なくとも、面接や総合問題、ディスカッション、プレゼンなどのすべての選抜方法に対応できる「学びへの構え」を鍛えられるとおもいます。
面接・プレゼンテーションで小論文の力を問われるAO入試
小論文と面接の大きな違いは「踏み込まれる」こと
「出題の意図」選抜区分2020(令和2)年度(選抜区分:推薦選抜)国際環境工学部環境生命工学科(科目名:総合問題・面接)に書かれていてはっとしました。
面接では「踏み込まれる」のです。
自分をどれだけ知っているのか。
大学をどれだけ知っているのか。
自分の「論」がどれだけ深めているかを、面接では踏み込んで聞かれる可能性があります。
北九州市立大学、すごいぜ!
小論文と面接のもう一つの違い:問いに対して、情報を上乗せできる。
これを世の中では「積極性」といいます。
僕の小論文では「メッセージ」の部分になります。
問いには過不足なく答えた。さらに、自分の関心ごと、伝えたいことを乗せることができます。
北九州市立大学の外国語学部・英米学科2020年度AO入試です。
面接官の問いを読み取れているか。踏まえられているか。
北九州市立大学2020(令和2)年度(選抜区分:一般選抜後期日程)国際環境工学部建築デザイン学科(科目名:面接)
相手の言っていることを、理解できていますか。「読み取れて」「踏まえて」答えていますか。
同じく北九州市立大学です。
面接も小論文も「読み取り」「踏まえる」必要があります。
「読み取る」必要があり一番重要なのはアドミッションポリシーです。募集要項をみると「踏まえる」箇所がわかるかもしれません。
あとは、「論じる」のです。
大分大学医学部
大分大学福祉健康学部
ところでこれは北九州市立大学からの「メッセージ」です。
あなたは、主体的に、学んでいますか?
九州大学の面接とプレゼン
AO入試は「私」について論じる、ということは理解できているとおもいます。
もっとダイレクトに小論文が面接に関係してくることを神戸大学のAO入試をみて理解してください。
法文学部の面接・口頭試問ではその場で短い文章を読んで答えることになっています。
医学部 保健学科 看護学専攻ではプレゼンテーションがあります。
「わかりやすい」文章、構成であることはもちろん、課題に対する主体性ある論理的思考が問われていることは明らかです。
医学部 保健学科 検査技術科学専攻では「問題発見力」という項目がプレゼンに課されています。
小論文の「問う」能力(主体性)が大切になります。
工学部 電気電子工学科では、提出書類に「基づき」書式を提示すると書いてあり、受験者一人一人、課題が違うと解釈することができます。
農学部 生命機能科学科 応用機能生物学コースでは、小論文の代わりに、面接やプレゼンをするようにみえます。
海事科学部 海洋安全システム科学科では「小論文」で書いたことが面接で問われます。この学科に限らず、小論文(総合問題)を書いた後に面接を実施する大学は、「小論文で書いたことの責任」をきちんととらないといけません。
群馬大学の「面接」の評価・採点基準をみる
群馬大学のAO入試面接の評価ポイントです。理学部のものですが、他の学部でもいえることでしょう。
AO入試における面接は「私」についての小論文
国際教養大学のHPにあった文言です。
面接は、自分を具体的に出して行く必要があります。
「自分の考え」を具体的に、自分の経験を語ってもちろん構いません。
小論文とは異なり、「あなたの経験」が聞かれています。
面接は「志望理由書」「自己推薦書(自己アピール)とセットです。
面接と小論文の共通点は何でしょうか。
- 「出題者」がいる。
- 具体的に述べる(キーワードを羅列しない)
- 「踏まえて」答えてよい
「踏まえて」答えるとは、例えば「あなたの長所は何ですか?」と聞かれたら、「この点が長所だと思いますが、逆にこういう状況では短所になってしまいます」と述べてよいのです。
また、面接では「出題者」の問いの意図が組めなかった時には聞いて良いです。
「○○な答え方をしていいのでしょうか?」と聞けば、「この人はちゃんと出題者の問いを理解しようとしてくれている」ということがわかるでしょう。
- 抽象化する。
- 要約する。
といった小論文の能力です。
もちろん、「知識」が聞かれるかもしれない、ということも小論文と同じです。
というわけで、小論文をオトノネで学ぶことをお勧めするのです。
オトノネは「小論文だけで終わらない小論文」が学べます。
え?しつこいですか?草
出題者の意図(質問の意図)をきちんと明確に理解しているかどうかは、もちろん問われます。岡山大学(ディスカバリー入試)は募集要項ではっきりと書いてくれています。
長崎大学が一般入試で新しく始める「ペーパーインタビュー」なるものがあります。
これは面接で聞かれることでもあるでしょう。小論文を知っていれば、「どのように伝えるか」が検討をつけることができます。
「踏まえながら」と書いてありますね。
課題作文、「私」を前面に押し出した小論文です。
このペーパー・インタビューは,従来から行われている面接ではなく,皆さんの「主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度」を筆記により問いかけるものです。 (長崎大学)
山梨大学では、小論文でこんな問題が出ています。小論文も、面接も、問いは違えど本質は変わらないことがわかります。
山梨大学の面接では「創造力」「表現力」が評価されます。世界に一人しかいないあなたの考えを、創造性を、世界をつくる積極性を知りたいのです。
私は何を考えたか。私は何を反省したのか。私は私をどのように認識しているのか。
北九州市立大学「出題の意図」選抜区分2020年度(選抜区分:AO入試)外国語学部国際関係学科(科目名:1次選考小論文、2次選考集団討論・面接
集団討論の後の面接で「集団討論の振り返り」を行います。
自分を見つめることができるのか。
客観視できるのか。
どれだけ全体を「踏まえて」いたのか。集団討論を俯瞰して「読み取り」ができていたのか。
多面的な視点・複数の視点と立場から論を立てる柔軟性
北九州市立大学2020年度 (選抜区分:一般選抜後期日程)法学部 (科目名:面接)
プレゼンテーションで「自分について」論じるAO入試
群馬女子大学のAO入試では、面接は文字通り「自分のプレゼン」になっています。
プレゼンも、面接も、「伝えたいこと」を「伝える」小論文と同じです。わかりやすさ、構成、自分を踏まえて話す、すべて小論文と同じですね。
福井県立大学生物資源学部創造農学科でも「自分について論じる」課題が出ています。
プレゼンの本があったので読んでみました。
明確に、簡単に、伝わるように、理路整然と、という点は同じです。
というかプレゼンも面接もディスカッションも小論文も志望理由書も共通点がありすぎですね。
それが、コミュニケーションというものなのだとおもいます。
1枚でも無駄なスライドが投影されて1分でも不要な話が続けば、そんお段階で聴衆のこことは離れます。聴衆にどこまで聞いてもらえるか、講演者と聴衆の闘いです。(『論文・プレゼンの科学』p.92)
プレゼンのストーリーは時間反転させる。(序論で惹きつける)一般論はつまらない。経験、問題意識を「激しく共有」したらOK.
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スライドは話の補助。聴衆はスライドを見に来ているのではない。
心を込めて伝える
スライドに書いていることは全部話す。書いていないことは話さない。
プレゼンテーションは自己主張であるが、同時に利き手との間にコミュニケーションが成立していなければならない。聴衆が内容を理解し、問題意識を共有し、発表者に共感をもってもらうようなプレゼンテーションをすることが大切である。
コミュニケーションが成立するめには、内容をわかってもらうことが前提となる。知的三原則に従い、簡潔、明解、そして自然に導かれる論理の流れでなければ、理解してもらえないであろう。
(『知的文章とプレゼンテーション』黒木登志夫 p.39)
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島根大学の「出題の意図」にプレゼンがありました。
岡山大学(ディスカバリー入試)のプレゼンは次の通りです。
論理的思考力、説得力、表現力、一貫性のある「論」すべて小論文でも使う能力です。
同じく岡山大学の理系のプレゼンでは「問題意識」や「発展性」を求められています。筆者を「踏み越える」力を試されます。
群馬大学のAO入試面接の評価ポイントです。理学部のものですが、他の学部でもいえることでしょう。
小論文と共通する点がわかりますか。
AO入試の集団討論、グループ・ディスカッションとレポートで問われる小論文力
おとのねさんおすすめの北九州私立大学地域創生学群前期日程(集団討論)出題意図。
多様な視点で、立場を変えて、世界を見られる。
視野を変えて、見られる。
これも、小論文の力です。
北九州市立大学「出題の意図」選抜区分2020年度(選抜区分:AO入試)外国語学部国際関係学科(科目名:1次選考小論文、2次選考集団討論・面接
「読み取る」力、「踏まえる」力、「わかりやすさ」も必要です。
発展的に「論じる」ことができますか。新しい「論点」を提案することができますか。
宇都宮大学の集団討論では、課題文が与えられます。
小論文のリアルディスカッションゼミバージョンです爆
九州大学のグループ・ディスカッションとレポートも小論文で対策できる
小論文の評価基準を見てみましょう。
講義の内容を適切に「踏まえて」いること。
講義の内容を「踏まえて」発展させること。
踏まえることの重要性が強調さえているようです。
九州大学は、レポートとしてではなく「論文として」書いてくださいとはっきり述べています。
グループディスカッションを見てみましょう。
「発展させて考える」とあります。
論理的思考で問題を浮き彫りにする、主体的思考で「論」を進めるということでしょう。
レポートでも「発展」という言葉がでてきます。
説明を理解するところは論理的思考で整理する必要があるでしょう。
この講義を「踏まえて」グループディスカッションや小論文に取り組みます。
面接は・・・
主体的に「自分の問い」に向かって行動してきたか、主体的に思考をして自分の「問い」を深めていったかということが問われます。
AO入試でも「踏まえて」「あなたの考え」を述べる小論文が役に立つ
小論文で大切なことはなんですか?
- 踏まえて
- あなたの考えを述べる
ですね。
DCMのDは「表明」でした。
筆者や出題者と「問題を共有する」大切な時間です。
「私はあなたたちと問題をこのように共有したい」と意思表示する場所です。
このDは、小論文の2つの大事な観点、
- 踏まえて
- あなたの考えを述べる
のブリッジになるところです。
小論文というコミュニケーションで、一番大切かなぁと思います。(字数制限で、いきなり本文をかかなくちゃいけないことも、もちろんありますが・・・)
AO入試における模擬授業・レポートの書き方は小論文そのもの
ぶっちゃけレポートと小論文の違いは、「ほとんどありません」
小論文がない!けどレポートがある!のであれば、どのようにレポートを書く力を鍛えたらいいでしょうか?小論文で「踏まえて」「考える」ことを学んだらいいのかもしれません。
ただし、レポートと小論文の違いは「課題文」にあります。
大学の講義では何かしらの現象や理論を学ぶことが多いです。
小論文で出される課題文のような「論」がない状態です。(「論」は「ゼミ」というグループディスカッションで行われます)
自分の視点、その現象を、その認識を使って何をどのように論じるのかという主体性が必要になります。「これこれがわかった」はレポートではありません(教授の講義を「まとめる」だけでは学生として失格です)。
広島大学光り輝き入試総合科学部のレポートは次のよう。
講義の内容に即すことは、「読み取る」ことです。自分の考えが必要なわけではありません。
問3は「あなたの考え」を求めています。
小論文ですね。
集団討論・グループディスカッションと小論文が求める「主体性」「独創性」
グループディスカッションって何すんねんっちゅう話ですが。
「テーマ」を与えられて、たくさんの「筆者」がいて、「出題者」が(場合によっては)いない小論文のことです。そして、やりとりが何度も繰り返されます。
- 自分が何を考えているのか
- 自分がどういう世界観で(どういう立場で)この議論に参加しているのか
この点、小論文と同じです。
- 前に発言した人を「踏まえて」発言する
- 現在の問題を共有し、「論」を進める。
- 相手に伝わるように理路整然と話す。
この点も、小論文と同じです。
これを一瞬で頭の中で、うごめく「筆者」たち爆の中でやっていくのです。
というわけで、小論文をオトノネで学ぶことをお勧めするのです。
オトノネは「小論文だけで終わらない小論文」が学べます。
愛媛大学社会共創学部の産業マネジメント学科の募集要項に書いてあります。
「協働」は他の試験にはない項目です。グループディスカッションの主眼は「踏まえて」グループ全体の「論」を発展させることにあるとおもうのです。
討論は,受験者をグループ(1グループ10数名)に分け,提示された2つの講義の論題についてグループで論題ごとに討論してもらいます。この討論では,・講義の内容からさらにどれだけ発展させて考えることができるか。・自分の意見をどれだけ有効にアピールできるか。・他人の批評を受け止めて,自分の説を高めることができるか。・他人の意見を適切に批評し,討論へどれだけ貢献できるか。などを評価します。九州大学AO入試入学者選抜要項
大分大学医学部にみる「独創性」
小論文でも「独創性」は必要です。(奇抜さではありません)
北九州市立大学の集団討論・グループディスカッション
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