無料添削の案内

AO・総合選抜入試の志望理由書・提出書類の無料添削相談

 

参考

juen.ac.jp/gks-english/JAELE_Newsletter%20No.13.pdf

 

AO/総合選抜入試の無料添削相談条件が4つあります

 

①名前を伏せて、添削前、添削後の書類をHPに公開します。(メールには送信者の名前が出ますが、公開しません。大学名など知られなくない場合は、本文中で◯◯大学などと書いてください)

私が添削している様子を動画にとるかもしれません。書類をそのまま画像として公開するかもしれません。「あなたの姿」が描かれる書類なので、「いやだ!」という方がいるとおもいます。この条件でもよいよ!という方、お問い合わせください。

②顔を合わせていないのであなたの性格がわかりません。私が思ったことを素直に伝えて良いのでしょうか。いいよという人だけ無料相談を受けてください。どのようなコメントがおとのねさんから返ってくるかは、メールフォームに書き込んでほしい「10の質問」を見て、察してもらえたらと思います。

相談方法に書かれている「10の質問」に答えてください。

④「添削」といっても「書き直す」ことはしません。

 

相談方法

お問い合わせフォームに「無料相談希望」の旨を書いてください。

作成した書類が手書きの場合は写真に撮って添付してください。

パソコン等で作成した文書はコピーして本文に貼り付けてかまいません。

あなたが作成した志望理由・その他提出書類の文章と同じメールで、以下の10の質問に答えてください。

問いの意味がわかりにくいものがある場合は、書くまえに問い合わせてください。

オトノネのレッスンの一部を再現したつもりです。

10個の質問に答えながら、自己認識が深まればうれしく思います。

 

10の質問

 

  1. あなたの志望する学校名は何ですか。(どの募集要項を見たらいいのか、必要な書類は何か、入学資格のどれに当たるのか、特定できるように、場合によっては学部名、コース等)
  2. あなたが受けようとしている入試形態は何ですか。(指定校推薦・総合型など)また面接はありますか。面接の時間は指定されていますか。何分ですか。
  3. あなたの文章を、他の誰かに見てもらいましたか。「このような観点で見てほしい」と言いましたか。なんと言われましたか。
  4. 募集要項に書かれている、あなたの志望する大学の「キーワード」を、教育理念・基本方針・求める人物像などから⑴5つ抜き出してください。またその中で特に大切だと思うキーワードを⑵3つ選んでください。
  5. 選抜方法に、面接、小論文、ディスカッション、筆記テストなどがある場合、特に不安に思うものはどれですか。また、その理由は何ですか。
  6. あなたが関心があって調べ物(ネットでも本でも)をした経験のうち、面接官にアピールできるものはありますか。調べたきっかけは何ですか。どのような問題意識を持っていましたか。また、何がわかりましたか。
  7. 「あなたらしさ」を表すエピソードを作文してください(文字数自由)。どんな「あなた」でも構いません。面接で聞かれたと想定して書いてください。(口頭で長くて1分程度の分量でしょうか)
  8. あなたが書いた志望理由、提出書類の文章中に⑴「あなたが好き(志望校のここに魅力を感じる)」と、⑵「これからこれしたいあれしたい(将来の計画)」と、⑶「私はこんな価値観を持って生きてきた(生きている)」の3種類の重みがあるとします。それぞれの重みは100分率でいくらになりますか。教えてください。
  9. あなたが書いた志望理由、提出書類の文章中のキーワード(特に伝えたい言葉、大事にしたい言葉)は何ですか。⑴5つくらいあげてください。その中で⑵特に重要なものをきっかり3つ選んでください。
  10. アドミッションポリシー(募集要項の各コースで「求める学生像」等、学部のアドミッションポリシーよりも個別的な記述がある場合は、「求める学生像」等を優先)を全て書き出して、各項目にあなた自身が、「実際に」合致しているか、ABCDの4段階で自己評価してください。特に合致していると思うもの、全く合致していないと思うものにはそれぞれ「A」と「D」を。そこまで思い当たらないという場合は「C」、思い当たる節があるなら「B」を書いてください。どれだけ強く、その根拠を出せるかで、自己評価してみてください。

 

例えば

であれば

 

人への関心:A

柔軟性と想像力:C

感謝や思いやりの表現:B

健康・自己管理:A

成長への努力と意欲:D(ええー!!!!!例えばですよ!正直に!)

 

といった具合に、各項目を抽象化した言葉に直し、その後に評価を書いてください。

 

おとのねさんは文章がうまく書けることよりも、(自己認識に基づいた)作戦が大事だと思っています。添削だけしても、面接やディスカッションがうまくいかなかったら、、、、選んでもらえないです。

 

あなたの情熱、あなたの願望、あなたの能力、あなたの現実の姿がどう見られているのかという外側からの自己認識が、AO入試の鍵になります。と同時に、AO入試の準備をしながら、内側からの自己認識を高めることを大事にしてほしいと思います。文章を書きながら、自分をよく観察して見てほしいです。

 

どれだけ添削、レッスンをしても、自己認識が高まらないケースがあります。「定期テストのようになんとか対策をしてなんとか切り抜けたい!」という方に、おとのねさんのレッスンはお勧めしません。自分に合った先生を選びましょう。

 

自己認識を高めることは、新しい発見がある、愉快でシビアで、とてもリアルな旅です。

人生が、きっと、リッチになります(たぶん!)。

 


    レッスン方法
    オンライン希望対面希望どちらでもいい

    パソコン、タブレット、iPad
    持っている持っていない

    Google Driveの使用経験

    【10の質問への答え】

    1、(1)あなたの志望する学校名、学部、学科、コースは何ですか。(2)出願書類を特定するために必要な情報を全て教えてください(学校推薦型、総合選抜型等、入学資格、A方式など、入試の受け方で提出書類が変わるため)

    2、(1)一次選考は書類だけですか。(2)面接はありますか。面接の時間は指定されていますか。何分ですか。

    3、あなたの文章を、他の誰かに見てもらいましたか。「このような観点で見てほしい」と言いましたか。なんと言われましたか。全て教えてください。

    4、募集要項に書かれている、あなたの志望する大学の「キーワード」を、教育理念・基本方針・求める人物像などから⑴5つ抜き出してください。またその中で特に大切だと思うキーワードを⑵3つ選んでください。

    5、選抜方法に、面接、小論文、ディスカッション、筆記テストなどがある場合、特に不安に思うものはどれですか。また、その理由は何ですか。

    6、あなたが関心があって調べ物(ネットでも本でも)をした経験のうち、面接官にアピールできるものはありますか。調べたきっかけは何ですか。どのような問題意識を持っていましたか。また、何がわかりましたか。

    7、「あなたらしさ」を表すエピソードを作文してください(文字数自由)。どんな「あなた」でも構いません。面接で聞かれたと想定して書いてください。(口頭で長くて1分程度の分量でしょうか)

    8、あなたが書いた志望理由、提出書類の文章中に⑴「あなたが好き(志望校のここに魅力を感じる)」と、⑵「これからこれしたいあれしたい(将来の計画)」と、⑶「私はこんな価値観を持って生きてきた(生きている)」の3種類の重みがあるとします。それぞれの重みは100分率でいくらになりますか。教えてください。

    9、あなたが書いた志望理由、提出書類の文章中のキーワード(特に伝えたい言葉、大事にしたい言葉)は何ですか。5つくらいあげてください。その中で特に重要なものをきっかり3つ選んでください。

    10、アドミッションポリシー(募集要項の各コースで「求める学生像」等、学部のアドミッションポリシーよりも個別的な記述がある場合は、「求める学生像」等を優先)を全て書き出して、各項目にあなた自身が、「実際に」合致しているか、ABCDの4段階で自己評価してください。特に合致していると思うもの、全く合致していないと思うものにはそれぞれ「A」と「D」を。そこまで思い当たらないという場合は「C」、思い当たる節があるなら「B」を書いてください。どれだけ強く、その根拠を出せるかで、自己評価してみてください。

    提出書類(志望理由書等)を添付してください。




     

    AO入試志望理由・活動理由の無料添削の振り返り

    振り返ってみると、お互いに知らない人がメールで有意義なやりとりをするということは難しいような気がしました。僕は僕なりに言葉を選びますが、受け取られているのかどうか、伝わっているのかどうか、役に立つことを話せているのかが、わからずに一方通行であると感じました。抽象語をめぐる言葉のやりとりが必要だと感じています。途中で返事が来なくなった人がほとんどです。期待外れの返事だったとしたら、あなたはどうしますか。

    なので、今後は、ネッ友システムを使って相談を受けようと思います。

     

    香川大学法学部

    近頃インターネットが普及し、SNSを使用する人が増えてきています。そんな中SNS上に投稿された絵や動画を無断で転載する人がいます。著作権者の承諾を得ずに転載をすることは著作権法違反に当たる犯罪ですが、著作権について調べ、実際の判例などを見るうちに無断転載が犯罪行為だと知らずにしてしまっている人もいるということを知りました。しかし、知らなかったといって到底許される行為ではありません。私はSNSを利用する中で、無断転載の被害に合い創作活動をやめてしまった人や、心をやんでしまった人をを何人も見ました。著作権法に限らず、知らない間に罪を犯してしまうような人を減らし、被害に悲しむ人がいなくなるようにするために何かできることをしたいと思い、具体的に自分ができることを探すためにも法学を学ぼうと考えました。

    どんな些細な問題でも誰かが行動を起こさない限り解決することはありませんが自分から何かを始めることは容易ではなく、誰かが何とかしてくれるだろうと考える人が社会には圧倒的に多いと思います。
    私は受動的に生きる大勢のうちの一人ではなく、何かを変えられるような人間になりたいです。そのために、貴学の法学部で法律の知識や論理的な思考能力を身に着けたいと考えています。

    貴学を志望した理由はいくつかありますが、最も興味を持ったのは少人数制の授業があるという点です。私は高校の授業で稀にあったグループ形式で教え合ったり、話し合いしながらする授業形式が好きでした。黒板に向かって先生の話を聞くだけでなく他の生徒の答えに至るまでの考えを聞けたり、自分と全く違う考えの人と意見をぶつけ合ったりするのがとても楽しく、1人で勉強するだけでは知ることが出来なかったような事も学ぶことが出来たからです。少人数制の授業だったら他の生徒とはもちろん、先生方ともそのような話し合いができ、とても有意義な時間になると思います。

    私は高校でバスケットボール部に所属し、2年からは副将を務めていました。また、委員会活動では学級委員長も務めました。
    そういった活動を通して学んだ、物事に継続して取り組む事の大切さやリーダーシップは大学での学びをよりよいものとするために役立てられると考えています。
    何事にも主体的に取り組み、難しいことにも積極的に向かっていきたいです。

    将来は社会貢献や社会問題の解決に取り組んでいる会社に就職して、大学で学んだ知識を活かして世の中の役に立てるような活動に意欲的に取り組みたいと考えています。

    コメントーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    教育理念、教育目標に書かれているキーワードが志望理由書に含まれていますか。
    「あなたが求める人物像、大学の教育方針を理解しています。共感しています」というメッセージを伝えられていますか。
    香川大学は民主主義というキーワードを大事にしていると私は感じています。いかがですか。

    SNSの話はリアルなエピソードですが、「入学者に求める学力・能力・資質等」をあなたがもっていることが伝わっていますか。

    ①高等学校で習った知識を・学ぶ力を使っていますか。
    ②物事をさまざまな角度から捉えていますか。
    ③他人の価値観を尊重していますか。
    ④問題意識を深めていますか。
    ⑤自律的に行動していますか。(著作権違反に関してどのように知を深めましたか)

    ーーー

    志望理由書は、募集要項に書かれている大学からあなたへのメッセージへの返事です。

    例えば次のように書き直したらどうでしょうか。

    「自分と全く違う考えの人と意見をぶつけ合ったりするのがとても楽しく」
    →著作権について誰かと議論をした。その人はこのような価値観をもっていた。このような角度で議論をしていた。高校で習った知識はこのように使えた。使えなかった。それから私はこのように知を深めていった。自律的に行動した。

    「何かを変えられるような人間になりたいです」
    →何かを変えるという表現よりも、何を変えるのか、何を変えたらよいのか、仮説を立てている方がより明確にあなたの態度が伝わるとおもいます。

    「最も興味を持ったのは少人数制の授業があるという点」
    →この点を志望理由書の中でどれだけ強調するのがよいでしょうか。この理由を読んで、大学はあなたを「ぜひうちに来てほしい人物」だと思ってくれるでしょうか。

    一次選抜がない、ということもポイントです。書類で落ちることがありませんから。
    「私は高校でバスケットボール部に所属し、2年からは副将を務めていました。また、委員会活動では学級委員長も務めました」とありますが、調査書と重複している可能性があります。学校の先生と話をして、調査書にどんなことを書いてもらうか、大学が求めているこの点を強調してほしいという話をしましたか。また、積極性や態度、主体性などは面接や小論文で判断されることになるとおもいます。志望理由書は面接の時間を有意義にするためのものだと思ってください。面接の時間を試験官がどれだけ有意義に過ごせたかで、印象が変わります。

    「将来は社会貢献や社会問題の解決に取り組んでいる会社に就職して」
    →募集要項には「法律・政治の分野で」と書いてあります。ずれていませんか?あなたが将来どんな場所にいるのか、相手が想像できますか?「なるほど」とおもってもらえるように表現してみてください。

    ーーー

    ここまで書きましたが、学校推薦のセンター試験を課す選抜方式に出願予定なのですね。
    相手はあなたのことを知りません。人にやさしい、あなたのおもいが伝わる文章になるといいですね。

    センターを課す試験の募集要項に書かれている出願者へのメッセージは違うように思います。
    「意欲的に取り組んだ」ことと「意欲的に考えた」ことの違いは何か。
    「特に顕著な実績をあげているもの」とは何か。
    「証明書等のコピー」が必要となっているのはなぜか。
    この選抜方式では何が求められているのでしょうか。

    おとのねさんの振り返りーーーーーーーーーー

    「法学を学ぼう」とか、「大学で学びたい」という気持ちを支える根拠、事実、つまり行動が書かれていません。法学を目指した動機は書かれていますが、では、自分で法学に足を突っ込んだのかどうか、踏み込んだのか、本を読んだのか、調べたのか。

     

    大手前短期大学歯科衛生士科

    私は高校時代、ビーチバレーの全国大会で3位とういう結果を残すことができた。この成果は、互いに意見を言い合いコミュニケーションをとり、チームワークを高め合ったチームメイトや雨の日も風の日も毎日指導してくださった監督のおかげだ。
    「他者と協働して成し遂げた経験および歯科衛生士を目指す理由について」200字程度書けとの指示があります。書いてみたのですが、どうしても長くなってしまいます。それと、成し遂げた経験と歯科衛生士を目指す理由をどのように話題を繋げたらいいのかわかりません!

    私は高校時代、ビーチバレーの全国大会で3位とういう結果を残すことができた。この成果は、互いに意見を言い合いコミュニケーションをとり、チームワークを高め合ったチームメイトや雨の日も風の日も毎日指導してくださった監督のおかげだ。
    私が歯科衛生士を目指した理由は、祖母が誤嚥性肺炎で亡くなったからである。この病気は口腔ケアで発生率を下げる効果があると知った。歯科衛生士は幅広い知識と技術が必要なところに魅力を持った。歯科衛生士として部活動で培ったコミュニケーション力とチームワーク力を発揮したい。

    コメントーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    200字とは強烈ですね。
    どの選抜方法かわからないので具体的な話がしにくいですが、200字ではほとんど何も書けない気もします。
    面接で話題にしてほしいことを書く方針がよいとおもいます。
    部活でのコミュニケーションはすべてうまくいったのでしょうか。うまくいかなかった時、どのようにコミュニケーションしたかを書くのもありだとおもいます。

    長くなってしまって構わないのです。要約をしさえすれば。思う存分書き出してみて、編集の段階で要約したらうまく行くでしょうか。
    短い言葉で伝えたいことを含意する能力を問われているとおもってください。

    なぜ「他者と協働して成し遂げた経験」と「歯科衛生士を目指す理由」を並べて聞いているとおもいますか。
    大学は「ポリシー」で答えを提示してくれています。「および」とありますが、2つは独立した観点であり、繋げる必要はないとおもいます。

    何を聞いているのか、問いを「踏まえる」ことができれば「監督のおかげ」という言葉は不要であり、論点がずれている(問いと関係ない表現である)ことがわかるでしょう。

    おとのねさんの振り返りーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    「成し遂げた経験と歯科衛生士を目指す理由をどのように話題を繋げたらいいのかわかりません!」という切実な思いに応えることができていなかった気がします。

     

    麻布大学 獣医学部 動物応用科学科

    現在同大学の1年生ですが、転学科試験を受けるため転学科試験の志望理由書の添削をお願いしたいです。よろしくお願い致します。

    私は小学1年生から9年間、ポニースクールで乗馬と軽乗を習っていました。そこで毎日馬と過ごし、病気になった馬や怪我をした馬、亡くなる馬を身近で見る内に、馬の獣医師になりたいと考えるようになりました。
    また、〇〇大学に入学し馬術部に入部した事で馬と関わる機会が増え、私も獣医学科で専門的な知識と技術を身に付けたいという思いがさらに強まり転学科を志望しました。
    獣医学の知識をただ学ぶだけでなく、獣医臨床センターや産業動物臨床教育センターでの実習等で実践的な技術を学べる事は、動物の疾患と向き合う上で大変魅力的だと感じました。
    以上の理由から私は獣医学科への転学科を志望します。

     

    コメントーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アドミッションポリシーに書かれている「明確な目的意識」「高い倫理観」をもっと強く表現することをおすすめします。
    「動物の疾患」がテーマであるならば、掘り下げてみてください。大学で1年間学んだことは活かせそうですか。
    「動物の疾患」についてレポートを書けるくらい、自分で学んできましたか。
    日頃から獣医学科のゼミや教授とやりとりをしてきましたか。
    教授が書いた本、論文は読みましたか。

    文字数、選抜方法を鑑みて何を強調したらよいのかはっきりしてきます。
    なぜ転学科というシステムがあるのか考えてみると、何を強く表現するべきか見当がつくかもしれません。

    振り返りーーーーーーーーーーーーーーー

    「馬の獣医師になりたい」「動物の疾患と向き合う」という気持ちを見せる要素が少ないです。気持ちを元にして、行動を起こしたかどうかをはっきり自覚することが大事です。

    NIC International College in Japan

    社会貢献活動についての報告書400字以内

    高校三年生の課題研究で、埼玉県三又沼ビオトープに生息する在来植物の発芽率向上実験を行った。始めたきっかけは、外来植物の駆除活動をした際に、在来種を人工栽培するためのデータが少ないことを知り、地域の保全団体の方の役に立ちたいと思ったからである。
    当初は先輩が同様の試験を行っていましたが、発芽条件が限られていた。そこでチームで仮説を立て、物理と化学の観点から発芽率を上げる実験を行った。試行錯誤の結果、6種の在来植物の発芽率が20%以上伸び、人工栽培を可能にする方法を見つけることができた。また、地域の保全団体から感謝状を頂き、そのデータは後輩の実験にも活用されている。
    この経験から、保全活動を通じて団結の大切さを改めて学んだ。環境保全は、多くの人の貢献があって成り立つものだと実感できたからである。貴学では、各々の夢を心から応援し、飛躍できるよう主体的に学びたいと思う。

    志望理由書

    この地上には、多種多様な生物の命が共存している。そして、その生命ほど大切なものはない。しかし現在、地球温暖化、環境破壊などにより、約38000種の生物が絶滅危機にあるという。そんな中で、私は心底、獣医師になる事を希望している。それは、所謂「動物のお医者さん」を超えた、人類も含め、多種の「共存」という観点からの考えである。そのために必要な知識と考え方を習得すべく、貴学を強く志望する。

    このような考えを持ったきっかけは、専門学校1年生の時の、あわしまマリンパークでの飼育業務の実習である。そこで、イルカなどの大型哺乳類の繁殖がいかに困難であるか、そして、JAZAから脱退し、漁による個体の入手を検討する水族館もある現状を知った。OBの飼育員の方に、繁殖の改善策を伺ったところ、獣医師の人数や技術が不足しており、改善には、海外との情報共有が不可欠である、とのことだった。動物園や水族館は動物達を提示し、人々に楽しんでもらう以外に、種の保存や教育研究の役割も持つ。故に動物園、水族館は必要の存在と言える。そこから私は生物保全と動物福祉の観点において、日本の水族館や動物園を、将来、世界一、温かみのある、優れたものにしたいと思った。

    2015年5月に、「日本動物園水族館協会」(JAZA)が、追い込み漁から、イルカの導入を禁止して以来、飼育下での人工繁殖が課題となっている。しかし、国内の獣医学研究は、国際的に見て発展途上な面が多い。特に野生動物専門の獣医師は欧米と比べ極めて少ないことも課題である。そのため私は、国際的にも通用する、優れた獣医師になるため、正規留学を果たしたい。

    貴学は、国際的活動の基盤を作ってくださる最高機関である。少人数制であり、教授方との距離も近い。日本では、殆どが、教師から学生への、一方通行授業であるのに比べ、貴校は、欧米様式で、学生が主体的に、リサーチ、プレゼンテーションすることで進められてゆく。同じ目的や興味を持った学生達が、ディベートし合ってゆく事程、英語力、表現力が高められる方法は限られている。貴学で、正規留学で必要とされる、ネイティブと同様以上の英語力を身につけ、上級クラスを終了し、生物学なども進んで履修したい。

    獣医師は、動物の、臓器全般、整形外科学、行動学など、全体を習得していなければならない。その際、最も必要とされるのは、分析的思考力である。クリティカル・シンキングの能力を高めてくださる貴学での学びは必要であると考える。語学力、思考力を習得し、海外にて、高度な獣医学を学び、日本の水族館、動物園を、生物保全において世界一のものにしていきたい。(1103字)

    コメントーーーーーーーーーー

    1活動報告書と志望理由書の書き分け
    本学のビジョンのひとつに、「積極的にコミュニティに貢献します」というものがあります。
    https://www.nicuc.ac.jp/admission2/2021sep/exam.html

    と書いてある通り、活動報告は「コミュニティへの貢献」をテーマに書くのが良さそうです。
    その場合はコミュニティーを知ったきっかけ、どれくらいの期間、どのようなやりとりがあったのかなどエピソードを盛り込むのはどうでしょうか。従来の試験の不十分な点はどのように判明したのか。「共同」や「人間性」といったキーワードで言葉を紡いだらどうでしょうか。保全団体との繋がり方を描写してはどうでしょうか。そうすると、最後の一文を書く余裕は無くなるように思います。

    2志望理由に「価値」や「未来」を強く書く
    NICはとても魅力的な学び場なので、いくらでも志望理由が出てきそうですが。

    獣医と水族館が綺麗につながらなかった。飼育員になりたい?何を学びたい?何を知りたい?
    将来の姿、どんな繋がりの中で生きているのか。何が大事なのかわからなかった。

    文章の半分がカリキュラムに言及していますが、NICが知りたいのは、過去から現在、未来の繋がりのなかにNICがあるのかどうかです。AO入試は一般入試と違い、明確に未来を見定めている人を採用するものだと思います。例えばエコシステム、動物保全、、エコツーリズム、環境教育といったキーワードがありますか。海外の大学に、魅力を感じますか。どんな大学があるか調べましたか。ワクワクしていますか。

     

    振り返りーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    とても面白い文章でした。ですが、パラグラフのまとまり、繋がりが不明確だったかもしれません。「そこから私は生物保全と動物福祉の観点において、日本の水族館や動物園を、将来、世界一、温かみのある、優れたものにしたいと思った。」という部分が一番輝いているように思います。

    では、動物福祉、生物保全について、どれだけ語れるでしょうか。飼育と繁殖が生物保全に必要だとは?生物保全とはそもそも何のために?その実務的な仕組みは?経済的に援助されているのか?といった話もできるし、実際に繁殖が成功した事例、といった観点から話すこともできます。

    字数制限内で、どの段落に重点を置くのかを判断することが大事であるようです。

     

    立教大学・経営学部・経営学科

    1.あなたの志望する学校名は何ですか。
    →立教大学 経営学部 経営学科

    2.あなたが受けようとしている入試形態は何ですか。
    →自由選抜入試

    3.あなたの文章を、他の誰かに見てもらいましたか。「このような観点で見てほしい」と言いましたか。なんと言われましたか。
    →両親、塾の大学生アルバイト、学校の先生
    →『他の受験生に埋もれないような志望理由書にしたい。経験に基づいた論理的な文章になっているか見て欲しい。』と言いました。
    →教師からは、経験に基づいた説得力のある文章で、直すところはありません。と言われました。
    大学生からは、言葉の言い回しを添削して頂き、前回より読みやすく、分かりやすい文章にまとまっていて良い、と言われました。

    4.このサイトへの建設的かつ批判的感想を教えてください。
    →私はフィールドワークの一環で頻繁にアンケートフォーム等を作る機会がありますが、こちらのフォームは大変記入しずらく感じました。具体的には、導入部分に質問内容が一括で書かれているので、回答する際に記入者の手間が多いように感じます。質問毎に回答スペースを用意するなどの工夫が効果的だと考えます。

    5.選抜方法に、面接、小論文、ディスカッション、筆記テストなどがある場合、特に不安に思うものはどれですか。また、その理由は何ですか。
    →志望理由書
    →この書類が通過しない限り、2次試験まで進むことすら出来ないから。

    6.あなたが関心があって調べ物(ネットでも本でも)をした経験のうち、面接官にアピールできるものはありますか。調べたきっかけは何ですか。どのような問題意識を持っていましたか。また、何がわかりましたか。
    →私が実際に行った、203名の学生への該当調査を基に得た、学生の社会貢献活動に対する意識調査の結果と、学生団体24団体へ実施した、実情調査の結果。
    →学生団体が抱えている人手不足は、現代の学生の興味関心の無さが原因だと予想していたが、実際は過半数の学生が社会貢献活動に対して興味を持っていると回答した。人手不足の要因は、学生の興味関心の無さではなく、各々の学生団体の受け入れ体制と、PRの為のノウハウ不足などにあるのでは無いかと、新たな考察が生まれた。

    「あなたらしさ」を表すエピソードを作文してください(文字数自由)。どんな「あなた」でも構いません。面接で聞かれたと想定して書いてください。(口頭で1分程度の分量でしょうか)
    →何事も1度は批判的な立場から物事を見ます。誰かに指示されたものだけをこなしたり、自分で深く考えることをせずに、他人に自分の動向を決定されたりすることが大嫌いです。私が思い付いたことであっても、必ず批判的に捉え自分の頭で考えることで、納得のいく行動が出来るようになるからです。
    ただ、熱くなりすぎて、冷静を保てない所があるので、自分を抑制することも必要だと感じています。

    あなたが書いた志望理由、提出書類の文章中に
    ⑴「あなたが好き(志望校のここに魅力を感じる)」 40%
    ⑵「これからこれしたいあれしたい(将来の計画)」40%
    ⑶「私はこんな価値観を持って生きてきた(生きている)」20%

    あなたが書いた志望理由、提出書類の文章中のキーワード(特に伝えたい言葉、大事にしたい言葉)は何ですか。5つくらいあげてください。その中で特に重要なものをきっかり3つ選んでください。
    →『学生にしか出来ないこと』は『社会と協働すれば出来ること』に変えられる。
    →学生が社会に対して対等な価値を持つ
    →社会貢献活動に身を投じる学生の自立支援システム

    アドミッションポリシーを全て書き出して、各項目にあなた自身が、「実際に」合致しているか、ABCDの4段階で自己評価してください。特に合致していると思うもの、全く合致していないと思うものにはそれぞれ「A」と「D」を。そこまで思い当たらないという場合は「C」、思い当たる節があるなら「B」を書いてください。どれだけ強く、その根拠を出せるかで、自己評価してみてください。

    知識  B
    技能 A
    態度 A
    体験 A

    志望理由書ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    私は、学生団体の存在価値について日々考え続けている。今日、「学生にしか出来ない事」は どれほど存在するのだろうか。むしろ「学生だから出来ない事」の方が多いだろう。しかしそれ は、「社会と協働すれば出来る事」に変えられる。私の夢は、社会奉仕的な活動に身を投じてい る学生団体の自立支援を促すシステムを構築する事である。その夢を実現するためには、経営学 を学ばなければならないと考える。  考えるきっかけになったのは、高校1年次に立ち上げた学生団体「MachitoLink in Rifu.」であ る。これまで、交流事業や講演会、大型イベントの企画などの様々な活動を通して、町職員や企業 の方々と交流・協働しながら地域貢献活動に取り組んできた。しかし常に、資金不足や後継者問 題などの多くの難題に活動を制限されてきた。このことは、どの学生団体においても起こり得る のではないかと予想した。そこで学生団体にアンケート調査を行うと、まさに予想を裏付ける結 果が得られた。多くの学生団体が、資金不足や人材不足を最大の課題として挙げた。そこで次 に、学生団体に対するイメージを把握するため、仙台駅前で学生203名に聞き取り調査を実施し た。「社会貢献活動を行う学生団体に参加したいか」という質問に対して過半数を占めたのは、 肯定的な意見を示した学生だった。ところが、実際に学生団体に所属している学生はわずか7% に留まった。原因として、「興味はあるが、活動実態がわからない」・「情報が入ってこない」 などが挙げられた。まさに、人手不足にあえぐ学生団体と、参加したくてもその道筋がわからな い学生たちのミスマッチが明らかになった。  私は、このような課題を解決するために、「学生」「企業」「行政」「マスコミ」「アドバイ ザー」の5者をつなぐシステム開発したい。まず、何より学生団体の存在価値を底上げするシステ ムが必要だと考える。例えば、地域活性化に取り組む団体が、地元の特産物でオリジナル商品の 開発に臨んでいると仮定する。そこには、マーケティングスキルやアカウンティングスキルの習得 が不可欠である。効果的なスキルアップのために、定期的なセミナー開催やアドバイザー個別派遣 も行いたい。希望する団体に、マーケティングやマネタイズ、組織マネジメントなどのノウハウを 迅速に提供する制度となる。私自身、組織マネジメントアドバイザーから的確なアドバイスを受 け、一気に前進できた経験がある。プラットホーム事業の核となるのは、マッチングアプリだ。 学生・企業・行政に登録していただき、活動分野や目的意識など、互いのニーズが合致すればマッ チングをする。その際、チャットを利用して直接交渉も可能とする。さらに、プロジェクト一日 体験会や、セミナー、インターンシップ開催など多種多様なイベントや案内も盛り込まれる。活動 発表会や情報交換会も定期的に開催し、フリーアクセスにより活動実態を広く知らせることによ り、人材確保につながる。さらに、進行中のプロジェクトに関する情報をタイムライン形式でマ スコミと共有することで、各活動のPRにつなげたい。一連のプロジェクトが終了した後は、学 生の取り組みを評価する仕組みを導入し、提携した企業・行政から、学生一人ひとりの頑張りを 認めてもらえるようなシステムも導入したい。その学生がどれだけ熱心に活動したか、どの分野に おいて秀でているのかなど、他者からの評価が可視化されることで、学生の向上心が刺激され る。最終的に、この事業が大学入試や就職活動の参考資料としても活用されることも期待してい る。  学生が社会において対等な価値を持つために必要なビジネススキルとは何か、貴学科のから学 ぶ「知」を基に、独自の研究を進めることができると私は考える。2年次からのゼミナールでは、 CSRやマーケティングコミュニケーション戦略について深く学びたい。BLPのアウトプット型の 学びからどの分野がシステム開発に応用できるかを研究し、貴学のグローバル教養副専攻で、シス テム開発に不可欠なITや情報活用スキルを学びたい。さらに貴学の留学制度を活用し、高校1年次 のフィラデルフィア研修で感じた文化・物理的差異が学生の社会貢献活動への認識の違いにも表れ ているのかを調査したいので積極的なフィールドワークを行いたい。  私は一歩踏み出した学生の「頑張りたい」という想いを大切にしたい。  「学生」というブランド的フィルターを通さずとも、ありのままの価値を求められるような学 生を育みたい。学生一人ひとりに社会と密接に繋がれる場所を作り、学生が描くビジョンの実現 のために、全力で支援する役目を担う人材に私はなりたい。

    コメントーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    志望理由書のお題は「これまでの自分の実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように学びたいのかを、2,000字程度で記入してください」ですね。

    気になったこと一つ目です。
    活動報告書も提出することになっていますが、第一段落第二段落の内容と、活動報告に書くことは重複していませんか。志望理由書どのように区別をしていますか。活動報告書のタイプはAからCのどれを選択しますか。

    二つ目です。
    態度
    異なる文化・性別・しょうがい等に対しての偏見が少なく、様々な文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に作業ができる素地があることが望まれます。また、経営学あるいはリーダーシップ教育に関する興味・関心があり、学問的に探求する志を有していることが必要です。
    とあります。

    資格Ⅱで要求されている「指導的立場」に関わる記述が志望理由書にありません。それとも資格Ⅲでの受験ですか。活動報告書で書くつもりですか。

    志望理由に書くことは、提出書類の全体像で変わります。
    改めてお返事を書いてもらえたらまた読みます。

    ーーー

    活動報告書Cです!
    志望理由書には、私の活動についてはあまり触れずに、活動報告書で詳しく掘り下げるという形で書いています!!

    活動報告も添付させて頂きました。重複がないように、異なる観点から書いているつもりなのですが、おとのねさんから見てどうでしようか…。

    活動報告書が『あなたが果たした指導的役割について』というテーマなので、リーダーシップや、協調性については活動報告書に書きました!

    ーーー

    いろんな人に見てもらって、OKをもらった志望理由書、さらに磨きをかけたいと情報を探す行動を称賛します。
    前回のメールでは志望理由書の適切さを考える前提になる情報が不足していたことを伝えました。

    今書かれている志望理由書にもコメントします。
    活動報告書で書かれていることを繰り返し書いている気がします。
    問題解決のためのプレゼンをするように志望理由書を書いてもいいかもしれません。
    面接はプレゼンに対する質疑の時間だと捉えたら、志望理由書の書き方も変わります。

    「これまでの自分の実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように学びたいのか」
    という問いに答えられていないように思います。解決策を提案している第三段楽が浮いて見えます。

    「1年次より経営学、経済学、会計学、企業倫理の基本的知識を得る科目を学びます。」
    https://www.rikkyo.ac.jp/about/disclosure/educational_policy/business.html
    と書いてありますが、自分で本を読みましたか?なんという本が記憶に残っていますか?
    その本に答えは書かれていましたか?どのような疑問を持ちましたか?

    目標に対して、立教大学で学ぶという方法が適切かどうかがわかりませんでした。

    志望理由書に書きたいことと、大学が書いて欲しいことがズレていませんか。書きたいことがたくさんあることは感じられましたが・・・

    志望理由書で「入学後に何をどのように学びたいのか」という大学からの問いに答えられているかどうか、両親、塾の大学生アルバイト、学校の先生に聞き直してはいかがでしょうか。

    メインは、「入学後に何をどのように学びたいのか」ではないでしょうか(問いを踏まえる大切さについてはオトノネの小論文サイトを見てください。https://otonone.com/syouronbun/1humaete/

    それを支えるための「これまでの自分の実績や集中して行ってきたこと」(問題意識・価値観)です。

    行動レベルではなく、意識レベルでの話を志望理由書に書くことを、大学は期待していると思いますが、いかがですか。

    ーーー

    活動報告書を見ました。

    あなたが「自分の書いた文章の抽象度」を客観的に判断する基準を持っていないことだと思いました。ほとんど確信しました。
    insightを読んでみてください。

    https://www.amazon.co.jp/insight-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88-%E2%80%95%E2%80%95%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%92%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%8F%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%80%81%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%A8%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E5%8A%87%E7%9A%84%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E8%87%AA%E5%B7%B1%E8%AA%8D%E8%AD%98%E3%81%AE%E5%8A%9B-%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF/dp/4862762700

    リーダーシップとは?
    具体的に伝えるとはどのような書き方、表現を指し示しているのか。
    「具体的」に書くとは、どの程度「具体的」なのかを、insigtを読んで感じてください。

    伝えるというスキル、問いに答える表現力を大学から問われているように思います。

    活動報告書を見ると、協調性がある、リーダーシップがある、ということが、全然伝わってきません。抽象度が高すぎるからです。
    本を読んで、自分の文体と見比べてみてください。愛さんがどれだけ抽象度の高い返事をしているのかがわかってから、書き直してみてください。

    大事な部分が、抽象度の高い、他の誰でも描けるような文章になっていることに気がつきますか。私にはそのように感じられます。
    自己認識が深まることを期待しています。

    無料体験添削レッスンはこれで十分だと思います。書き直しの代わりに、insight読んだ感想を送ってください。
    10の質問から、またメールでのやり取りから、愛さんの状況が見えてきたように思います。
    10の質問の他の項目はまだ使っていませんね。

     

    ーーー

    言い方がキツく聞こえたかもしれないと思ったので、反省しています。がっかりさせてしまっていたら申し訳ないです。
    抽象度の基準については、意識をして書き直したら良いだけかもしれません。
    具体的とはどのレベルなら伝わるのかを知る手がかりとして、insightはぜひ読んで欲しいと思います。

    試験官に何を伝えたいのか(問いに答えているか)。
    伝えたいものが、質量(具体性、論理性等と分量)ともに十分に表現できているのか。

    という2点を明確にして書き直すことをお勧めします。

    問いを踏まえる。
    問いに答える。

    シンプルにこの2点が、大事です。

    活動報告、志望理由、どちらも試験官が聞きたいことに対して答えが不十分に思えます。
    聞かれていないことに答えている質量がともに大きいため、見えなくなっている気がします。
    これが現時点での、私の感じたことです。

    言葉を受け取りやすいように書き直したつもりです。

    ーーー

    insightは昨日すぐに購入して、読んでいるのですが、内容量が大きく、読み進めるのに時間がかかり過ぎて、このままでは出願まで間に合いそうにない(今日から出願で、21まで)ので、どの章がポイントだ、どこを見るべきだ、というのがあれば教えていただけませんか??

     

    ーーー

    p282の「真実のディナー」をお勧めします。

     

    ーーー

    こんばんは!一読しました。
    おとのねさんがおっしゃっていた、具体的な書き方というものがどういうことか、分かってきました。詳しい感想は今は申し上げる時間が無いので再度深く読んでからにします。

    でもひとつ言えるのは、本を手にする前と今では、自分に向けられた批評に向かう意識が変わりつつあるということです。
    この本を紹介していただいてから、本当は購入すべきか悩みました。本当に失礼ながら、知らない人から買うように促されてる。やはり、お金かな??と、疑ってしまいました。加えて私は、人から批評を頂くということが苦手でした。自分の耳に痛いことからは逃げてきました。なんだよ、結局批判かよ。っていつもひねくれてました。だから、おとのねさんから勧められてからも、すぐ買うかどうかは悩みました。

    でも、買うことに決めました。

    フィードバックにきちんと向き合うのはみんな苦手なんだ、でも現状を改善するには、目を背けたいことでも向き合う必要があるんだと教えられました。だから、今日改めておとのねさんのアドバイスを振り返りました。

    ほとんど理解しましたし、納得しました。
    この志望理由書で満足してた私にため息です。
    (でも、これ以上に添削してくれる人が周りにいないのが不安ですが…)

    ですが、一つお聞きしたいことがあります。

    行動レベルではなく意識レベルの話が要求されている。とはどういうことでしょうか??

    行動する方が、考える、意識するよりも難しいし、大事だとおもうのですが、それぞれ具体的にどういうことを『行動レベル』『意識レベル』と表現しているのかが分からないので教えて頂きたいです。というか、『意識する』のも『行動する』の1種なのでは無いのでしょうか??

     

    ーーーー

    「これまでの自分の実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように学びたいのか」
    前半が行動レベル。後半が意識レベルです。「学びたい」というのは行為ではないので、意識レベルと表現しました。

    特に深い意味はありません。

    何が目的なのか、何をどのように学ぶ必要があるのか、二つは繋がっているのか。
    問題意識を聞かれているという意味です。

    経営、ビジネスに関する本は私もブログでたびたび書いてきました。
    https://otonone.com/kokoro/mindofbusiness/

    リーダーとしての経験、うまく表現できるといいですね(メインは問題意識ですが)。

    二次試験までに本を読むことをお勧めします。
    問題意識をはっきりさせる助けになると思います。
    図書館で読んでみても良いのでは。

     

    振り返りーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    「自分の書いた文章の抽象度」を客観的に判断する基準を持っていないことだと思いました。ほとんど確信しました。という言い方は酷かったなと反省しました。

    志望理由、というのは謎めいた言葉で、ラブレターを描けばいいのかと思える。「少人数制!」とか「インターンシップ!」とか。けれどもそういった表現は、魅力がないようにも思える。「大学」という進路を選んだ理由を書くなら、独自性が出るかもしれない。

     

    わからないこと、曖昧な言葉は質問してくれたのでよかった。言葉は感情と思考を表すので、向き合うのに時間がかかるなぁと実感した。言葉の紡ぎ合いがうまくできる仕組みとして、ネッ友システムが有効かどうか試していきたい。

    大阪大学工学部応用理工学科

    1、(1)あなたの志望する学校名、学部、学科、コースは何ですか。(2)出願書類を特定するために必要な情報を全て教えてください(学校推薦型、総合選抜型等、入学資格、A方式など、入試の受け方で提出書類が変わるため)
    大阪大学工学部応用理工学科
    学校推薦方入試

    2、(1)一次選考は書類だけですか。(2)面接はありますか。面接の時間は指定されていますか。何分ですか。
    面接もありますが、時間は公表されていません。

    3、あなたの文章を、他の誰かに見てもらいましたか。「このような観点で見てほしい」と言いましたか。なんと言われましたか。全て教えてください。
    学校の先生にみてもらいましたが、未だ返って来ていません。。。

    4、このサイトへの建設的かつ批判的感想を教えてください。
    批判的な感想が見当たりません。すみません。

    5、選抜方法に、面接、小論文、ディスカッション、筆記テストなどがある場合、特に不安に思うものはどれですか。また、その理由は何ですか。
    面接です。
    面接を受けたことがないので、右も左もわかりません。

    6、あなたが関心があって調べ物(ネットでも本でも)をした経験のうち、面接官にアピールできるものはありますか。調べたきっかけは何ですか。どのような問題意識を持っていましたか。また、何がわかりましたか。
    特にありません。

    7、「あなたらしさ」を表すエピソードを作文してください(文字数自由)。どんな「あなた」でも構いません。面接で聞かれたと想定して書いてください。(口頭で長くて1分程度の分量でしょうか)
    とにかく理系に偏っていて、文系は全くできません。ですが、何事にもトライアンドエラーを繰り返し成長してきたと思います。電化製品が壊れたら必ず分解しますが、初めはなおりませんでした。分解作業を繰り返していくうちに仕組みを理解できるようになり、今ではほとんどの電化製品は修理できるようになりました。

    8、あなたが書いた志望理由、提出書類の文章中に⑴「あなたが好き(志望校のここに魅力を感じる)」と、⑵「これからこれしたいあれしたい(将来の計画)」と、⑶「私はこんな価値観を持って生きてきた(生きている)」の3種類の重みがあるとします。それぞれの重みは100分率でいくらになりますか。教えてください。
    (1)20
    (2)30
    (3)50

    9、あなたが書いた志望理由、提出書類の文章中のキーワード(特に伝えたい言葉、大事にしたい言葉)は何ですか。5つくらいあげてください。その中で特に重要なものをきっかり3つ選んでください。

    10、アドミッションポリシーを全て書き出して、各項目にあなた自身が、「実際に」合致しているか、ABCDの4段階で自己評価してください。特に合致していると思うもの、全く合致していないと思うものにはそれぞれ「A」と「D」を。そこまで思い当たらないという場合は「C」、思い当たる節があるなら「B」を書いてください。どれだけ強く、その根拠を出せるかで、自己評価してみてください。
    (1) 高等学校等における各種の学習内容を幅広く理解している。「A」
    (2) 工学の基礎学問である高等学校等における数学、理科を深く論理的に理解している。「B」
    (3) 自分の考えを的確に伝えるための表現力を身につけている。「C」
    (4) 広い観点から主体的に問題に取り組み、論理的に考察することができる。「C」
    (5) 基本的なコミュニケーション力を身につけている。「D」

     

    志望理由書

    私は、大阪大学工学部応用理工学科への入学を強く希望します。 工学部の中でも、応用理工学科を志望する理由は、私が将来、手術支援ロボットの開発に携わりたいと考え ているからです。 私が手術支援ロボット開発を目指す理由は私自身の生い立ちにあります。私は幼い頃から身体が弱く頻繁 に病院に行っており、病院という存在が身近でした。そういった背景から、医師や医療従事者といった方が 憧れの対象でした。そして、自分も何かしらの形で力になりたいと思うようになりました。そこから自ら調 べ、高校1年生の時にある病院の医療イベントに参加しました。そこでは、既存の手術支援ロボットであるダ ヴィンチの操作を体験する機会や、実際にそれを使って手術を行っている医師からお話を伺うこともできま した。こうした経験を通して、医師1人では救える人の数は限られているが、量産し全国に普及させることで たくさんの人を救うことのできる無限の可能性を秘めた手術支援ロボットに魅力を感じ、自分もこのような 手術支援ロボットの開発に携わりたいと思いました。私は大阪大学附属病院で手術を受けたことがあるので すが、たくさんの方が関わって下さり、手術は医療行為の中でも特に沢山の人手が必要であることを知りま した。日本の医療現場では人手不足が深刻化しており、私が手術を受けた時も日勤の方が夜遅くまで残業し ているなど人手不足を痛感する場面が数多くありました。そこで手術支援ロボットの導入により、人員や時 間の削減が可能となれば、1日あたりの手術件数を増やしたり他の業務を行ったりすることが可能となり、さ らに多くの命を救えると考えます。 現在も手術支援ロボットは存在しています。しかし、既存のものはアメリカ製であり、導入コストが高く 導入は難しいです。私は将来、手術支援ロボットを医師であれば誰でも簡単に操作でき、そして使い捨てで きるほど安価なものにしたいと考えています。既存のものは医師が意図した動作を100%再現出来ないことが 扱いにくい大きな要因の1つであるため、その点を改良したいと思います。だからこそ、私は貴校の応用理 工学科で工学について学び、少しでも医療従事者や支援を必要としている患者さんのために最適な手術支援 ロボットを開発したいです。将来的には、日本だけでなく世界中に私の開発した手術支援ロボットを普及さ せたいと考えています。 工学だけを学び、医療ロボットの研究・開発を行うことは難しいと考えています。そこで、医学と工学が 連携し研究を行っている施設がある大学を探しましたがとても少なく、ほとんどありませんでした。しか し、貴校に併設されている国際医工情報センターでは医学と工学を融合させた研究が行われているため、工 学から医学へのアプローチがとても容易で医学も学ぶことができます。近年、医工連携は非常に注目視され ていますが、貴校では2003年から医工連携の研究をされており、長年培われた技術とノウハウが非常に魅力 的です。また、医工情報領域研究支援制度も用意されており、手術支援ロボットの研究・開発を行いたい私 にとっては自分の夢を叶える他には無い最高の環境であると思いました。また、4年次からは、動的システム 制御学研究室で研究を行いたいと考えています。先述の既存のロボットの問題点も、その研究室で研究され ている空気圧人工筋と高機能センサシステムを応用し、手術支援ロボットのアームを人間に近づければ解決 できるはずです。だからこそ、大阪大学に入学し工学部で最先端の学びを受け、社会に貢献できる、手術支援ロボットの研究をし、ゆくゆくは開発を目指したいです。 以上の理由から、私は大阪大学工学部応用理工学科で学びたいと考えます。夢である手術支援ロボットの 研究・開発を行い、現在お世話になっている大阪大学医学部附属病院はもちろん、世界中の医療従事者の方 に貢献できる人間になりたいと思います。

     

    コメントーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    1、推薦要件のどれに該当しますか。
    高等学校等の長が責任を持って推薦でき、合格した場合には入学することを確約できる者で、工学部が定める令和 4
    年度大学入学共通テストの受験を要する教科・科目を受験し、次の(1)〜(5)のいずれかに該当する者。なお、推薦人員
    枠は1校で本学部1学科につき4名以内とします。
    (1) 高等学校等において、数学、物理学、化学、生物学、地学など科学分野の自由研究又は課題研究を行った者※
    (2) 大阪大学 SEEDS プログラムに参加経験のある者
    (3) 科学分野のコンテストに出場経験のある者
    (4) 調査書の数学、理科の評定平均値が全て 4.3 以上の者
    (5) 次に指定する試験のいずれかを選択し、そのスコア証明書又は合格証明書を提出できる者

    2、10の問いのうち9がこちらのミスで送られていませんでした。このメールへの返信で改めて送ってもらえますか。
    9、あなたが書いた志望理由、提出書類の文章中のキーワード(特に伝えたい言葉、大事にしたい言葉)は何ですか。5つくらいあげてください。その中で特に重要なものをきっかり3つ選んでください。

    ーーー

    1、推薦要件について
    推薦要件には、(4) 調査書の数学、理科の評定平均値が全て 4.3 以上の者が該当します。

    2、10の問いについて
    こちらの方で改めて送信させていただきます。

    ・医師1人では救える人の数は限られているが、量産し全国に普及させることでたくさんの人を救うことのできる

    ・人手不足

    *・国際移行情報センター*

    ・手術支援ロボット

    ・将来的には日本だけでなく世界中に私の開発した手術支援ロボットを普及させたい

     

    ーーー

    改めて書類を読みました。私から、私の視点でお話しします。

    面接で会うのが楽しみだ、という印象を持ちました。自分の経験から始まり、大阪大学、国際いこう情報センター、理工学科で技術を学び医学に生かしたいという流れがとても自然に感じられました。もっと深くまで掘り込んだらさらに良くなるでしょう。いろんな人がいろんな見方をしますが、私にとって良い文章は「この人に会ってみたい、興味が湧く」というものです。この点、具体的に自分の経験を、生々しく描けています。文体もとても自然に読めます。作文で褒められた経験はありますか。

    細かな書き方、見栄えの点で言えば、段落を変えるときに1行開ける方が良いのではと思います。

    工学と医学の融合領域のホットな話題を調べることをお勧めします。国際医工情報センターについて深掘りするのも面白そうです。書籍でもウェブでも。例えば
    https://www.t.u-tokyo.ac.jp/eng/engpower/2014/features/medical-engineering/
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E7%94%A8%E7%94%9F%E4%BD%93%E5%B7%A5%E5%AD%A6

    手持ち無沙汰であれば、他大学の募集要項を見て「大阪大学らしさ」は何かを発見して強調してもいいでしょう。

    添削の結果はHPに新しいページを作って公開すると思います。公開するページは確定していません。これから作ります。

    振り返ってみて欲しいことを2点

    1、志望理由書の「どのような学修に取り組みたいか」という問いに関しては、具体的に答えられていないようです。問いにどこまではっきり答えられているのか、という観点で読み直してみてください。

    2、学部のアドミッションポリシーではなく、学校推薦型選抜の「求める学生像」の方が大事だと思いました。このうち⑵、⑷については志望理由書にまだ書かれていないようです。書かないという選択肢もありますが。英語は使えますか?英語の文献は読めますか。文系が全くできないことが共通テストで明らかにされている状態で面接が行われます。もし英語が苦手なら、どうしますか。

    【工学部】学校推薦型選抜
    ≪求める学生≫
    工学部の学校推薦型選抜では、本学部のアドミッション・ポリシーのもとに、志願する学科の専門分野を含む広い科
    学分野の学問・研究に強い興味を持っている人で、次のような人を求めます。
    (1) 課題を自ら発見し解決しようとする意欲に溢れた人
    (2) 高等学校等で主体的に学ぶ態度と能力を身に付けた人
    (3) グローバル社会での活躍を目指す意欲的な人
    (4) 高い英語(外国語)運用能力を身に付けている人

    面接が不安だとのこと。自分の課題を助けてくれる人にお願いしてみてはいかがでしょうか。

    コメントーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    「手術支援ロボット」についてどれだけ語れるでしょうか。これまでに行動して調べたことがどれだけ表現されているでしょうか。なりたい、学びたい、興味があることはわかりますが、どれだけ今までに「手術支援ロボット」を知るための行動してきたでしょうか。「手術支援ロボット」に関するレポートを書くことをお勧めします。

    医工情報領域研究支援制度の存在は、志望校を志望校たらしめるとても強い要因です。よく見つけられましたね。大阪大学で現に空気圧人工筋と高機能センサシステムが研究されていることを調べて見つけた事実に、志願理由の強さを感じます。

    タイトルとURLをコピーしました