初心者がpythonでプログラミングをするためのエディターをインストールする。
atom(エディター)とは?
エディターとは、editor、文字を編集するソフトです。
「メモ帳のこと?」
便利なメモ帳だとおもってください。
プログラミングをするときに大切な「構造」を色で分けて視覚化してくれたり、
「ここちゃうねんけどな」といったツッコミを入れてくれたり、
先を予測して入力の手間を省いてくれたりします。
出版社がたくさんあるように、数多くのエディターが開発されている中で、個人的にはatomがいいなとおもいます。こだわりがあったら別のエディターでもかまいませんが、初心者の方にはatomをおすすめします。
PCでもMacでも使えます。
atomにパッケージをインストールする
pythonで書いたプログラムをatomで実行するためには、「パッケージ」をatomにインストールする必要があります。
いろいろある「パッケージ」のうち、2つの「パッケージ」をatomに装備しましょう!
パッケージ、ライブラリ、モジュールって何?
包みのことですね。いきなりそういわれても・・・
プログラミングの世界では「パッケージ(包み)」とか「ライブラリ(図書館)」といった見慣れた言葉がでてきますが、日常的に使う「包みがきれい!」とか「図書館に行こう」という意味では使われません。
ゲームに例えれば・・・
パッケージを「装備」すると、新しい動きができます。
ライブラリは「詠唱」すると、便利な魔法が使えます。
実際に使いながら、「パッケージとはそういうものだ」「ライブラリとはそういうものだ」と思えるようになるまで、この言葉を使ってみてください。きっと自然に「パッケージを・・・」とか「ライブラリーを・・・」と考えられるようになっているとおもいます。
パッケージとは、package(包み)です。language(言語)と同じでageがくっついてます。
languageは
langu ; 舌
age ; 行為を表す
と分解でき、「言語」という意味になります。
同じようにすればpackageは
pack ; 包み
age ; 行為を表す
と分解できます。
(携帯電話のデータ通信量を表すパケット、という言葉もpackageと同じ語源で、「小さな包み」を表します)
蛇足ですが、パッケージ、ライブラリと並んでモジュールという言葉もあります。
どれも新しい呪文、新しい装備を表すものだと思ってください。
デフォルトの英語を日本語にするための「装備」
パッケージ ”Japanese-menu” をatomにインストールしましょう。
なぜなら・・・
なんと、、atomをインストールしたら、英語がでてきます!
「英語って学ぶ意味あるの?」と思っていた人、プログラミングをしていたら英語だらけです。これをきっかけにアルファベットの世界の冒険を初めるのはいかがでしょうか。
いやいや、日本語でないとストレスが・・・
という人は、「atomとやりとりする言語を日本語にする」ためのパッケージ(装備)をインストールしましょう。
「Atomの日本語化とパッケージのインストール方法」は次のサイトを参考にしてみてください。

できましたか!?
つくったプログラムを実行するための「装備(モジュール)」
パッケージ ”atom-runner” をatomにインストールしましょう。
エディターは所詮、エディターです。
「便利なメモ帳」です。
せっかく書いたプログラム。。。
実行してみたい!!!
というあなたの願いを叶えるための装備があります。
「便利なメモ帳」に新しい呪文を覚えてもらいましょう。
自分で書いた、つくったプログラムを実行するために、atomを使ってatomに”Package”をインストールします。
Atom内でPythonを実行できるようにする「atom-runner」

インストールがおわったら・・・
「atomをつかって」、パソコンに初めて仕事を頼む「準備」をしましょう!!!!!
編集ソフトatomを使ってコンピューターに「手紙」を書く準備をしよう
指示を伝えるための紙を用意しよう
コンピューターに「してほしいこと」を伝えるための言葉を「プログラミング言語」といいます。
では早速、「してほしいこと」を伝えましょう!
伝えるためには、「紙」が必要です。
書く。
読んでもらう。
が、コンピューターとのコミュニケーションの基本です。
(コンピューターから「お返事」が帰ってくるのが楽しみですね!)
読んでもらう「手紙」の「紙」を「ファイル」といいます。
また、このファイルをまとめて入れておくための「フォルダ」も作りましょう。
フォルダは手紙を入れておく箱です(ご存知の方もいることでしょう)。
どこでもよいのでフォルダを作ります。
作り方がわかっている前提で話を進めます。
次に、atomを使って「紙(ファイル)」を用意します。
”新しいファイルを作成”を押します。
すると”名称未設定のファイル”が現れます。
僕のは英語で書かれているので”Untitled”というファイルがでてきます。
手紙(やって欲しいことを伝える文書)にタイトルをつける
このファイル(まっさらな手紙)を保存して、手紙のタイトルをつけます。
タイトル(ファイル名)はアルファベットを使って書く
コンピューターに「この手紙を読んでね」と伝えるためにこの「手紙のタイトル」が必要になります。ファイルの名前は平仮名、片仮名、漢字ではなく、アルファベットで書いてください。
コンピューターに出す手紙(文書)は、一部に日本語も使えますが、大部分はアルファベットで書くことになります。
例えば「”おはようございます”と表示してね」とコンピューターに伝えるとしたら、”おはようございます”は平仮名で書いて構いませんが、「表示してね」の部分はアルファベットを使わないと、コンピューターくんが理解してくれません。
同じように、読んでほしい手紙を伝える(「この指令書を読んでね」と伝える)ときに、手紙のタイトルはアルファベットを使うようにしてください。
もう一つ注意があります。
タイトル(ファイル名)の最後は” .py “にする
ファイル形式を” .py “にします。
「メモ帳」にかかれている言語を指定しているとおもってください。
手紙のファイル形式を表す” .py ” がないとコンピューターさんが手紙を見つけてくれません。
手紙のタイトルはなんでもよいのですが、私はとりあえず “hello.py” にしてみます。
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