東北大学のAO入試(Ⅱ期・Ⅲ期)
AO入試対策は学びの構えを鍛えること。
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注意です!
東北大学のAO入試はⅡ期・Ⅲ期があり、選抜方法が異なります。
東北大学のAO入試Ⅱ期は文学部・法学部・理学部・医学部(医学科)・医学部(保健学科)・歯学部・工学部・農学部で実施され、学部ごとに詳細は異なります。
東北大学ではAO入試の他にも
- 「英語の能力が高い」人のグローバル入試(工学部・理学部)
- 国際バカロレア入試(医学部保健学科以外)
- 国際科学オリンピックで成果を出した人(理学部)
といった特色ある入試を行なっています。
ちなみに、東北大学では「学校推薦型入試」はしていないようです。
東北大学の入試方法(学部)
東北大学が求める学生を選抜するために学部,学科(系),または,専攻ごとに一般選抜入学試験(一般入試),アドミッションズ・オフィス入学試験(AO入試)および各種の特別選抜入学試験(特別入試)を実施します。
一般入試では,5~6教科7科目の大学入試センター試験で幅広い基礎学力を評価するとともに,前期日程(全学部)では3教科,後期日程(2学部)では2教科(理学部,経済学部文系入試)又は1教科(経済学部理系入試)の個別学力試験で,本学の学修に適合する思考力や表現力を含むより高い学力を測る試験を行い,これらを主たる選抜資料として合格者を判定します。判定においては個別学力試験の成績を重視します。経済学部後期日程理系入試では経済社会問題への関心と意欲等を,医学部については医療人としての適性を問う面接試験を行います。
東北大学を第一志望とする受験者を対象としたAO入試では,高等学校における学業成績や大学入試センター試験,個別の筆記試験,面接試験や出願書類の審査等による選考を行います。この選考では幅広い基礎知識や論理的思考力,表現力・コミュニケーション能力等の学力とともに,豊かな人間性や創造力・発想力,倫理性,主体的学習意欲と協調性,学問に対する好奇心などを評価します。学力については,一般入試と同等以上の水準を求めます。 特別入試では,多様な背景を持つ人をそれぞれの特性に基づく試験により評価します。学力については、一般入試と同等以上の水準を求めます。特別入試では、多様な背景を持つ人をそれぞれの特性に基づく試験により評価します。
東北大学のAO入試(Ⅱ期)はセンター試験のない筆記
東北大学のAO入試Ⅱ期の特徴
- 「センター試験」がない代わりに「筆記試験」があり、配点がやたら高い(理学部・医学部保健学科・工学部・農学部は低め)。
- 学部によって「出願書類」「筆記試験」「面接試験」の配点が異なる。
- 出願基準に「学校長の高い評価」がある(調査書の配点自体は低い)。
- AO入試Ⅱ期合格者には入学前教育が実施される!
ちなみに、東北大学のAO入試Ⅲ期はセンター試験を課す入試方式です。
AO入試なのに、出願基準に「学校長の高い評価」が入っているのは、いただけません。
東北大学 | AO入試(Ⅱ期) |
---|---|
出願資格 | 現役のみ(大検不可)+在外教育施設 |
学校の成績 | 学習成績概評がA段階+学校長の高い評価 |
一次選考 | 書類・筆記試験 |
二次選考 | 面接 |
センター試験 | なし |
東北大学のAO入試(Ⅲ期)は浪人・既卒OK!
東北大学のAO入試Ⅲ期は文学部・法学部・理学部・医学部(医学科)・医学部(保健学科)・歯学部・工学部・農学部で実施され、学部ごとに詳細は異なります。
東北大学のAO入試Ⅲ期の特徴
- 現役でなくとも出願できる!
- 学校の成績は問われない!(といいつつ出願書類には・・・)
- 学部によって「出願書類」「筆記試験」「面接試験」の配点が異なる。
- 出願基準に「学校長の高い評価」がある(調査書の配点自体は低い)。
- センター試験(募集人数を上回った場合に行う)の配点がやたら高い。
東北大学 | AO入試(Ⅲ期) |
---|---|
出願資格 | 浪人・既卒OK!(大検・高認不可)+在外教育施設 |
学校の成績 | 規定なし(十分に高いこと)+学校長の高い評価 |
一次選考 | 面接などなど(詳細は以下) |
二次選考 | なし |
センター試験 | 場合によっては課す(実質、一次選考) |
AO入試なのに、出願基準に「学校長の高い評価」が入っているのは、いただけません。
学部別の2次試験内容
2次試験が口頭試問のみ:文学部・法学部・歯学科・薬学科
2次試験で論文作成・作文も行う:教育学部・理学部(生物系)・農学部
2次試験で筆記試験も行う:医学部(医学科)・医学部(保健学科)・工学部
入学者選抜方針(アドミッション・ポリシー)
東北大学の理念百余年の歴史と輝かしい伝統を有する東北大学は,明治40年(1907)の建学以来,「研究第一」,「門戸開放」,「実学尊重」の理念を掲げ,優れた教育・研究を展開してきました。本学は未来に向けてこの実績を継承しつつ更なる飛躍を図り,世界をリードするワールドクラスの教育・研究拠点として,世界が直面する困難かつ複雑な課題に挑戦し,人類社会の発展に大きく貢献します。 そのために,学部や大学院,研究所等,全学の総力を結集して,人類社会の未来を担う高い倫理性を備えた国際的リーダーを育成するとともに,世界水準の創造的な研究を展開し,その成果を広く社会へ還元することに努めます。 東北大学の特徴① 創立以来の三つの理念 創立後すぐに「研究第一」,「門戸開放」,「実学尊重」の理念を確立し,時代に応じてその内容を一層発展させています。 ② 教育環境に恵まれた総合大学 10学部,15研究科,3専門職大学院及び6研究所をはじめとする多数の教育研究組織・施設を擁し,学部・研究科と研究所等のスタッフが一体となって教育を行います(教員約3,000人,学部学生入学定員約2,400人,大学院学生入学定員約2,700人)。 ③ 研究大学 国際的な研究成果を多数生み出し,先端的研究と教育を一体的に進める大学です。 ④ 積極的な地域連携・産学連携 地域や産業界との間に多様な連携を積極的に発展させています。 ⑤ 教育研究のグローバル化 本学は国立大学の中でも最も多い海外協定大学を有する大学の一つであり,活発な教育・研究交流を展開しています。多くの留学生を受け入れるとともに,海外留学を積極的に支援し,グローバルに活躍する人の育成に力を入れています。 東北大学が学部志願者に求める学生像東北大学では,上記に掲げた理念のもとに,学士課程を通じて, ① 専門分野に関する知識及び学問全体への興味関心と幅広い知識に基づく複眼的視野を有し, ② 教養ある社会人としての素養を備え,専門分野特有の技能を生かして社会に貢献でき, ③ グローバル社会において指導的・中核的役割を果たす自覚と展望を持ち,基礎能力を備える 人を育成します。 また学士課程教育では,幅広い知識や素養を育成する全学教育科目と専門分野の基盤的知識を習得させる専門教育科目を有機的に連関させたカリキュラムを提供し,授業内外での能動的な学習を推進するとともに,学生の自律的学習力を育成します。 このため,東北大学は,上記の本学理念に共感し, ① 21世紀の人類社会の課題に対し研究者として真剣に取り組み優れた貢献をしようとする志と ② 豊かな学識とリーダーシップを備える職業人として社会の発展に優れた貢献をしようとする志を抱き,これを実現する固い意志と学問に対する強い好奇心を持つとともに,上記の本学学士課程教育を受けるにふさわしい高水準の学力を備えた学生を求めています。高水準の学力とは,具体的には,高等学校等で幅広い教科目を履修して優れた成績を収め,論理的思考力や問題発見・分析解決能力,豊かな創造力や発想力,表現力・コミュニケーション能力を有することを指します。さらに倫理性や,学問の課題に主体的にリーダーシップを発揮しながら他の学生と協働して取り組むことができる態度を備えていることを求めます。 ̶
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