金沢大学のAO入試(総合型)
なんだそりゃ!!
どうやら、金沢大学は高校生の時から大学生として学んで欲しい、という気持ちがあるようです。
年間を通じてプログラムが提供されています。大学生としての自分を形成していってほしい、実際に金沢大学のスタンダードまでいけたら、AO入試の受験資格が与えられます。
大学生としての教養を身につけられた人が、AO入試を受けられるというAO入試の資格認定をこのプログラムで行なっているようです。
このプログラムはオンラインや視聴、レポート提出で参加できるため、遠方の人でも挑戦できるようです。
本学は,「金沢大学<グローバル>スタンダード」(KUGS)の理念に基づく入試改革により,社会の大変革期においても活躍できる人材を育成します。
詳しくはHPをみてください。大学の評価基準を下に引用します。
1.自己の立ち位置を知る:
鋭い倫理感と科学的知見をもって,人類の歴史学的時間と地政学的空間の中に立つ自己の位置,自己の使命を主体的に把握する能力
2.自己を知り,自己を鍛える:
自己を知り,その限界に挑戦し,知的冒険と心身の鍛錬を通して常に自己の人間力を磨き高めていく能力
3.考え・価値観を表現する:
論理的構成力や言語表現力を駆使して概念やアイデアを明確に表現し,かつ自己の感性や価値観を的確に他者に伝える能力
4.世界とつながる:
他者への深い共感に基づいて異文化と共生し,各人にとっての自国と郷土の文化への自覚と誇りをもって,世界と積極的につながっていく能力
5.未来の課題に取り組む:
科学技術の動向,自然環境変動,持続可能性などの多角的視座から地球と人類,国際社会と日本の未来を総合的に予測し,未来の課題に取り組んでいく能力
金沢大学アドミッション・ポリシー
(1)金沢大学憲章と教育の理念
1862(文久 2)年,加賀藩彦三種痘所の設立をもって大学の創基とする金沢大学は,旧制第四高等学校を含む様々な前身校を源流として,1949(昭和24)年に新制金沢大学となりました。 150 年以上に及ぶ金沢大学の教育研究と社会貢献は,そのありうべき姿を,現在,金沢大学憲章として明らかにしています。すなわち,金沢大学憲章は,その前文で大学全体の進むべき道をこう宣言しています。 「金沢大学は,本学の活動が 21 世紀の時代を切り拓き,世界の平和と人類の持続的な発展に資するとの認識に立ち,『地域と世界に開かれた教育重視の研究大学』の位置付けをもって改革に取り組むこととし,その拠って立つ理念と目標を金沢大学憲章として制定する。」 この憲章に謳われた教育理念とは,以下のものに他なりません。 「金沢大学は,学生の個性と学ぶ権利を尊重し,自学自習を基本とする。また,教育改善のために教員が組織的に取り組む FD 活動を推進して,専門知識と課題探求能力,さらには国際感覚と倫理観を有する人間性豊かな人材を育成する。」
(2)金沢大学〈グローバル〉スタンダード(KUGS)と求める人材像
さらに,教育の国際化とグローバル人材育成が声高に叫ばれている今,金沢大学は,上に掲げた大学憲章を現在の状況における人材育成方針としてより具体化するために,金沢大学〈グローバル〉スタンダードを定めています。これは,各学域学類のアドミッション・ポリシーの源泉たる,大学全体のアドミッション・ポリシーとするものです。金沢大学〈グローバル〉スタンダード(KUGS)(抄) 「本学は,各人の立ち位置に課された人類の一員としての自己の使命を国際社会で積極的に果たし,知識基盤社会の中核的なリーダーとなって,常に恐れることなく現場の困難に立ち向かっていける能力・体力・人間力を備えた人材を育成する。」 すなわち,金沢大学は,このKUGSに適う資質と能力の開花を少なくとも確かな可能性として示すだけでなく,なによりも,このような人材になろうとする高い志と強い気概をもった人物の入学を期待しています。
(3)金沢大学と主体性評価
金沢大学は,「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を評価します
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