京都大学のAO入試(医学部・工学部)の学校推薦選抜
AO入試対策は学びの構えを鍛えること。
学校推薦型選抜(医学部医学科)
医学部医学科・工学部で実施
学校推薦型選抜 | |
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出願資格 | 現役のみ+国際バカロレア |
学校の成績 | 全体の評定平均値概ね4.7以上 |
一次選考 | 書類 |
二次選考 | 口頭試問・面接 |
センター試験 | 合否には関係しないが受ける |
各学部の選抜方法及び基準
医学部医学科
(大学入学共通テストの成績は判定には利用しません。)第1次選考は、提出書類の内容により選考します。第2次選考は、第1次選考に合格した者に対して、口頭試問、及び面接試験を行い、その成績により選考します。口頭試問では、物理・化学・生物に関する資料を読んでレポートを作成し、それに基づく口頭試問を行い、論理的思考力、文章構成力などについて評価します。面接試験では、京都大学が望む医学研究者、医師としての適性、社会的能力、科学的能力などについて評価します。
学校推薦型選抜(工学部)
学科によって異なりますが、推薦要件には「実績」が含まれています。が、「校長の推薦」とか「校長の」という言葉がありません。
学校推薦型選抜 | |
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出願資格 | 現役+高等専門学校第3年次終了見込み |
学校の成績 | 学科により異なる |
一次選考 | 書類+センター試験 |
二次選考 | なし(情報学科のみ口頭試問) |
センター試験 | 概ね80〜85%以上(学科によっては指定の教科で90%以上) |
各学部の選抜方法及び基準
工学部地球工学科
大学入学共通テストの合計得点が900点満点中概ね80%以上であり、「数学I・数学A」、「数学II・数学B」、物理、化学の4科目の内少なくとも2科目の得点率が概ね90%以上の者について、提出書類をA・B・C・Dの4段階で評価し、Aの者を合格とします。
工学部建築学科
大学入学共通テストの合計得点が900点満点中概ね80%以上であり、「数学I・数学A」、「数学II・数学B」の2科目についてはいずれも得点率が概ね90%以上の者について、提出書類をA・B・C・Dの4段階で評価し、Aの者を合格とします。
工学部物理工学科
大学入学共通テストの合計得点が900点満点中概ね85%以上の者について、提出書類をA・B・C・Dの4段階で評価し、Aの者を合格とします。
工学部電気電子工学科
提出された書類の審査に重点を置きます。提出書類をA・B・C・Dの4段階で評価し、A評価の者の内、大学入学共通テストの合計得点が900点満点中概ね80%以上の者を合格者とします。
工学部情報学科は毛色が違う(AO入試型)
第1次選考は、調査書、推薦書、学びの設計書、及び顕著な活動実績の概要により選考を行います。第2次選考は、第1次選考に合格した者に対して口頭試問により選考を行います。口頭試問では、提出書類の記載事項の確認、高等学校での学修の確認、顕著な活動実績に関係する科目についての高等学校の発展的内容に基づいた試問、英語による自己紹介などにより評価します。大学入学共通テストの成績は下表の点数に換算し、第2次選考に合格した者のうち得点の合計が1000点満点中概ね80%以上の者を合格者とします。
工学部工業化学科も毛色が違う(AO入試型)
第1次選考は、調査書、推薦書、学びの設計書、及び顕著な活動実績の概要に記載された内容により選考を行います。最終選考は、第1次選考に合格した者に対して、大学入学共通テストの合計得点が900点満点中概ね80%以上の者を合格者とします。ただし、概ね80%に達しない科目がある場合は、不合格にすることがあります。
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