慶應SFC小論文模範解答例(環境情報・総合政策0

自転車は何を変えた?慶應大学SFC環境情報学部2015小論文の模範解答例

自転車は何を変えた?慶應大学SFC環境情報学部2015小論文の模範解答例

撃沈

☆この過去問はとてもおもしろかった。

のだが、自分が何を発明し、社会をどう変えたいか、人を変える、人の価値を変える、社会を動かすためにどんな発明・創造ができるか、全くイメージができなかった。惨敗しました。

けどとても面白かった。

自転車の話が特に。

小学校からやっておきたい。SFCの過去問。

設問1

タイトル付ける問題
評価基準:意外性、魅力、そんな角度でモノを言うか。(表現者)
この文章読んでみたいなぁと思えるか。(一人の人間として)

発明や創造の内容(未解決の問題をどのように解決したのか)→と社会に与えた影響(新しい現象が生まれる。社会展開)

わかりやすい一言!と魅力的な一言で文章を表す。
抽象的な言葉は避けたい。

未解決の問題の解決策を発明・創造する。

問題は、文章中に明示されていない。書かれていない。

A 人を呼ぶ前に自分で素早く移動できる自転車 ー 身分社会を乗り越える乗り物

自転車が生まれてから、私が自転車に乗れるまでに時間がかかった。1813ー1909

ペダルがつく。安全になる。普及する。心地が良くなる。→ 仕事に使われるようになる。
新しい仕組み。人力車業者が困った。医者は助かった。(人を運ぶ)
配達サービス(物を運ぶ)→他の商店にも広がる。使い方がわかった!
庶民はまだ、、、乗らない)乗れない・・・・

乗り物
人力車:身分制度と結びついた乗り物。(呼ぶまでが大変)
自転車:新しい価値観を載せる乗り物。 移動の自由

庶民の移動が自由になった。→  庶民の経済活動が変わる。

次の乗り物は何?

B 金も名誉もない人でも情報発信できるインターネット ー 知と感情のグローバルな空間

デジタル情報時代の印刷技術がインターネット
世界で一つの人類強つのネットワーク。知と感情の共有。
グローバルな空間。

日本語を扱えるようにする。(たくさんの人が使えるように)
不足したIPを補う。新たな出発。インターネットはこれから作っていくもの。

情報テクノロジー
印刷技術:コストがかかる。発信する人が限られる。(一方通行)
インターネット:コストがかからない。誰でも発信できる。世界の誰もが見れる。

これからインターネっとをどう作ってく?

C 半導体へトロ構造を持ち歩く ー 小さく速く安価なマイコンピューター

半導体へトロ構造
小さく速く。電子機器の小型化と高速化。
スマホ、ノーパソ、LED使っタモの。

コンピューター(携帯電話)
大型:時間もコストも空間も必要。(普及できない)
小型:量産して効率良く作れるようになる。安価。

D 機械製作をする機械 ー 1台で2度美味しい3Dプリンター

物づくりの道具
自動CAMシステム:困難
3Dプリンター:簡単、苦痛がない。 自己生産する。
繁殖する:3DSプリンターを3Dプリンターが作る。
花蜜:3Dプリンターで3Dプリンター以外の者を作る。

E 生活を豊かにする知性ある手 ー クリエイティブユースで人と人が繋がり合う

クリエイティブニュース
ゴミを廃棄しないでまた使う。

ゴミ
リサイクル:ネガティブなイメージ。デザインが無骨。
クリエイティブユース:個性豊か。味わいがある。アート。
素材をかわなければなラナイと非効率的(100均で買う)ー消費一辺倒。捨て続ける。
身近なもので新しいものを作る。(樽、」お手玉)ー手の知性ー作る。いろんな人がコミュニケーションできる。廃材で地域の連携を強める。

未来の社会を切り開く原動力
生活を支える素材が廃材か、100均の商品か。

F 死んだ牛を美味しく保存する技術 ー オゾン層と冷凍食品を食べる。

輸送技術
干物:
生物:
食品冷凍技術(コールドチェーンという流通ネットワーク)多くのコストをかけている。フロンにさえられている。流通革命による食品の低価格化とコスト。(大量に安く生産する。市場を広げている)
集団給食用
一般家庭用

発明したものは、何?冷蔵庫?フロン?
飽食の時代を支えているもの。冷凍食品時代

何が問題だった?
味をお落とす事なく新鮮食品を冷凍させられなかった。

社会に与えている負の影響

G 鍵がなくても開く金庫 ー お金をデジタル化した公開鍵暗号

公開鍵暗号の発明

暗号の脆弱性ー秘密鍵の交換が必要(暗号学の公理)ー対称型暗号鍵系
良い暗号は計算機資源と時間がかかり現実的ではない。暗号鍵がなければ読めない。

公開鍵暗号(秘密鍵を配送しなくて良い)

H 地域サービスを運営する地元の企業家を育てる ー 僻地に情報インフラを広めるアイデア

僻地でも年と同じサービスが受けられる。
交通・流通インフラが整備されていない僻地に市場を広げる情報技術。
行政サービスの電子化
地域住民に電子化サービスの経営をしてもらう。運営の主体を企業家精神に満ちた住民に。

これをきっかけにして情報インフラを整え、僻地へものを配達する。

発明?創造?

サービスの供給をするか、
従業員:怠ける。動機がない。直接管理できない(僻地だから)。
地元住民:企業家精神がある。自発的に工夫をする。任せられる。

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設問2

課題領域は「教育と経済」
未解決の具体的な問題:貧困の再生産(連鎖)

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設問3

設問1でやったことを自分の架空のストーリーで
サイエンス、テクノロージー、デザイン(発明・創造)

発明を選ぶ(AからG)か、創造(H)を選ぶか。
採点基準:具体的なイメージができるように語れるか。

問題意識はありふれている。
独自の視点で問題を発展、提起する。
斬新な解決策を着想・実装する。
その成果を広く社会に展開した。

どんな発明?仕組み?(他の人も取り入れられるような)

何の問題を解決した?

どんな人に活用されている?

どのように実装した?

どのように展開した?

どんな壁があった?どう乗り越えた?

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メッセージ

設問2はかけたが、設問3になって、独自の視点で問題を発展、提起することができなかった。現実に解決する、社会実装する仕組みが見つからなかった。設問2で書いたことは口だけであり、文句を言っているだけであり、自分がその問題を解決する行動に想いが至っていなかった。学校を変える人はいる。校長が宿題をなくしたり、教育長が入試制度を変えた県もある。しかしそれはどれも社会的な地位や力を持っている人が始めるしかないことであり、自分には何ができるのか、想像ができなかった。

今この問いと向き合って、自分には未解決の問題を指摘できても、解決策を私自身が提案できない、創造もできず、ただ現実の目の前の壁で嘆いているだけであることがわかった。

嘆いたり、妬んだり、脚を引っ張らずに発展していく社会を作る仕組みについて考えていきたい。そのためにまず自分自身が嘆いたり、妬んだり、誰かの足を引っ張らずに、未解決の課題に向き合う心の構えを見つめ直したい。新しい心で、設問1にあるような発見や創造が問題を解決してきたのだという希望をいただける眼差しで世界をみつめなおしたい。

入試問題を通じて自分を振り返る機会を与えてくれたSFCに感謝します。

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