学びのカリキュラムをつくろう!慶應大学SFC環境情報学部2017小論文の模範解答例
問1
人がより容易に、よりよく生きるコトが自然な社会を作ることを課題としています。よりよく生きることはクリエイティブに社会と関わることです。人はもともとクリエイティブな存在です。だからそのその阻害要因を取り除けば人はより良い生き方ができると思います。この課題に取り組むべく、人間の創造力を阻害している要因を明確にして、それを取り除くモノやコトを発見したいです。
問2
▶︎選んだもの
●ツール系
○領域系
●○今井むつみ研究会:認知科学
人が意思決定・判断をする仕組み
子供の発達(言語学習とその他の領域
統計的な処理を学ぶ。
実験の仕方(データの取り方)を学ぶ。
教育に関心がある人も来る。
●新保しせい研究会:情報法(法律)
インターネットにおける法律問題。
インターネットを使った契約
インターネットを使った犯罪。
法律問題を見つける。法規制があるのか確認する。ないなら規制を考える。
▶︎●一ノ瀬研究会(生態)
ランドスケープ研究会
グリーンインフラ
生態学・農村計画・緑地計画
鳥や昆虫・自然環境・地域活性化・地域情報化・より良い都市開発・自然と人間の共
グループで初めて、個人で深める。
研究会は変更して良い。
▶︎●秋山研究会:ヘルス(人間)
人が生き生きと暮らすためのコミュニケーションのあり方や仕組み。
科学的な方法と人文科学的な方法の融合
他学部との共同ゼミ
▶︎○Takashi Lab(手法)
自分たちの手を使ってクリエイとする社会を作るためのtools, methodsを作る。
教授が提案する先進的なプロジェクトでもいいし、興味関心がある領域でも良い。
○鳴川研究会:世界を視覚化する。ツールに特化。
地図を通じて新しい世界観を提供する。
領域統合的な問題をグラフィックにする。
幾何学・美術の手法
○小熊研究会:社会学と歴史学(近現代日本) ツール。
未来を予測するっために歴史を調べる。
国際比較をする。歴史を振り返り、空間軸時間軸で現在を理解する。
視点を持ち寄って共同作業する。
●中浜:応用言語学(第二言語習得
文法でなくコミュニケーションの文脈を通じた使用による学習者の言語習得
●神保:戦争と平和
安定的な秩序を保つための理論と政策を検討する。
安全保障の概念が影響を受ける最先端技術、サイバー、宇宙領域など今日的な課題。
グループワーク 共同
クライシスシミュレーション
タイムペーパー個人
▶︎○中西泰人研究会:インタラクティブなシステムを作る。(建築)
人間とモノではなく人と人のインタラクション。
心理学・社会学・建築学。
問3
4つを選んだ理由。
10ある研究会をあえて課題解決のツールを作り上げる研究会と、課題解決をより直接的に模索する研究会の2つのグループに分けた。そして前者のグループからTakashi Iba Labと中西泰人研究会を選んだ。クリエイティブに生きるためには私たちが自身の世界観を作りながら、またその世界観を実現するための手段をデザインしなければならないということに共感した。また関係性を強めるシステムは人間が環境と結びついてよりよく暮らすために大切だと思う。課題に取り組むためのツールをここで学びたい。課題に直接的に関わる領域から一ノ瀬研究会、秋山研究会を選んだ。人間を取り巻く環境としての自然と人間という2つの領域から問題解決に至る道を模索したい。
どのように履修し、目標を達成するのか。
中核となる研究会をTakashi Iba Labとします。クリエイティブな社会を作るという抽象度の高い目的のため、他のゼミと比べてより多様な仲間が集まるからです。人をエンパワーする、クリエイティブにするという最終目標に一番近い研究会でもあります。
どのように課題解決・新発見につながりますか。
応用生態学は人間を生態系の一部としてみなします。人間も生物であり、生物としてのより良いあり方を見つめたいと思います。また、ヘルスは身体的かつ精神的な存在としての人間のあり方を深める視点として必要です。他学部との共同ゼミがあることからも精神的な存在としての人間により焦点が当たるかもしれません。インタラクティブなシステムは生態学、ヘルスの研究会の対象である人ー自然、人ー人の関係を強めるための発見ができそうです。中西ゼミのインタラクティブシステムを一ノ瀬研究会と秋山研究会に生かし、Takashi Iba Labでそれらを統合することで課題解決することを目指します。
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