起立性調節障害とは何か【心身症】
障害と書いてあります。
診断名とは何か、についてはこちらから。
起立性調整障害とは、自分の「体(脳)」のSOSです。
「無理無理!何か無理してるよ!君が壊れてしまう!」というメッセージです。
学校で心が擦り切れて悲鳴を上げている、その心の声を体が代弁してくれています。
勉強勉強で大切な「自分」が削られていることに気づいた心が「ストップ!」をかけているのかもしれません。
起立性調整障害は、ひとりひとりが持っている凹凸の一部です。
めまいがする、お腹がいたくなる、トイレから出られない、不安、、、、
起立性調整障害は心身症です。
心の叫びを体が表現しています。
緊張すると汗が出る、筋肉が強張る感覚と似ているかもしれません。
「自然」な体の、心の反応です。
ある人は場面緘黙になります。
ある人は過食・拒食になります。
ある人は刺激を求めて動き回ります。
ある人は寝込みます。
体の、心の反応です。
環境からストレスがかかった時に心が耐えられない、あたらしい心の仕組みが必要だ、環境を変えてほしい、というメッセージが、起立性調整障害です。
遺伝的なものかもしれません。
脳(体)は全て遺伝的です。
あなたは遺伝的です。起立性調整障害は、遺伝子の「反応」です。
どうしますか。
これから、自分の命、心、脳(体)を大事にする方法を、学んでいってはいかがでしょうか。
思春期の特徴として言われることもある起立性調整障害。
体が変化するこの時期に、もともとの心が不安定であったり命が弱まっていれば、本人のしんどさは計り知れないところがあります。
そうした成長を、自然な成長を、ありのままの成長を支える環境の一部でありたいとおとのねさんは思っています。
課題の海・森・嵐で立ち上がれない人はこちらの記事もご覧ください。
子育てと緘黙の本の紹介【心身症】
を始めようと思った。
『無気力・引っ込み思案・緘黙』
古い本だけど、事例がたくさん書かれてあり、なるほどと状況が想像しやすくなった。
緘黙の子が来てくれた時に勉強をしようと、本を借りた。
いい本、あった!発達障害、心身症について考えるいい機会になった。
『お母さんの応用問題』
これは平井 信義先生の本系統で、子育ての悩みに答えて来た長谷川由夫先生の本。
「叱る」はやっぱり違う。おかあさんがしあわせになると子供もしあわせになる。
お母さんが人を思いやれると、子どもも人を思いやれる。
そう行った事例がばしばしでてくる。
緘黙についてのマンガが、親しみやすかった。作者自身が緘黙であり、本を書いたということがとても心強い。
『私はかんもくガール』
『場面緘黙Q&A』
「緘黙が理解されていない」という話を強調していた。緘黙は個性ではない。緘黙は性格ではない。なるほど。
緘黙の人の実体験があちこちに書かれている。少し長かったり繰り返しがあるが、とにかく「緘黙について、みんな知ってくれよ!」という気持ちが伝わってくる。
いろいろと読んだ本を、少しだけ紹介していこうとおもった。
子育てに役立ちそうなものだけ・・・・
『いっしょに笑ってお母さん―お母さんへの手紙〈小学生編〉』
平井 信義先生の本はとにかくたくさんある。
そして・・・読みやすい。。。と思うので是非一冊お手元にどうぞ。
「自然な発達」をするに任せる、大丈夫、叱ること、心配することは一つもない。思いやりさえかけていれば。といった感じ。
実際のお母さんたちは「子育てに困っている」と気がついた時にはすでに子供がだいぶ成長している、という時がある。
それでも、もし学んで、やり直せたら。(ビリギャルのお母さんも、学び続けていた。。。)
子育てをするお母さんとしてではなく、一人の女性として、人間として、しあわせになれるのではないかとおもう。
子育ては、しあわせ育て!
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