富山県で共働きが多い理由を考える。【ある古老の語る仮説】
富山県で共働きが多い理由を考える。【ある古老の語る仮説】
関係ないようで関係ある話。
働き者だから?イヤイヤ・・・
共働きが多い理由は、「富山県民は働き者だから」が通説だった。
今日、出会った話した人からこんな解釈をもらった。
「富山県は2世帯、3世帯がひとつの家に住むから、家にいるとめんどくさい、嫌になるから働きにでるんだ」と。
そうだよな!と正直に思えてしまうのは、今までそういう人にたくさん出会って来たから。もちろん、そうじゃない人にもたくさん出会って来たけれど。。。
2015年の共働き率が載っている、見やすいサイトがある。https://todo-ran.com/t/kiji/11891
勉強の偏差値55の壁があるので、こちらも55までの都道府県をみてみよう。(しかしながら、東京の共働き率はそれでも50%なのが見逃せない。偏差値だけではみえない数字の真実がある。)
上から順に、山形県、福井県、島根県、富山県、新潟県、鳥取県、石川県、長野県、秋田県、岩手県、佐賀県、宮崎県。。。太文字は何かというと、「山陰」「裏日本」「日本海側」である。
さて、統計を使うとこんなことも調べられる。果たして、「大家族が嫌で仕事にでているのか・・・」どうか。もちろん、推測に過ぎないが。
核家族の割合のデータ。https://todo-ran.com/t/kiji/11895 これは低い方から見ればいい(核家族が少ない=大世帯)
そうすると、大家族の順に、山形県、福井県、秋田県、新潟県、岩手県、福島県、島根県、富山県、鳥取県、佐賀県、青森県、岐阜県、長野県、宮城県(石川県の偏差値は46だった)
なるほど、たしかに、大家族だと家にいるのが嫌だから働いている、といわれても、うなずける。(ただし、相関があるからといって因果があるかはわからない)
「経済的に貧困だから、共働きする」という仮説も検証しよう。
データはこちらを使う。https://todo-ran.com/t/kiji/10714 順位は、所得の「高い順」(1位が東京都)
富山県:5位、福井県14位、石川県16位(北陸三県)
長野県23位、新潟県30位、山形県32位、秋田県38位、島根県40位、鳥取県46位、
いやぁ、まいった。
富山県は・・・
所得が多いのに、それなのに働いている。(働いたから所得が増えている、のではない。だって、共働き率No1の山形県でも所得32位だもん)
富山県民に共働きが多いのは、家にいたくないからだという仮説が支持され(てしまっ)た。
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もちろん、もっと別のデータの見方ができれば、見え方も変わるだろうけれど。共働きの数値が「女性の社会進出」を表しているというより、富山県の場合は、共働きの数値が「女性の生きづらさ」を表しているとしたら、もっとハッピーをお母さんにかんじられるような、おとのねでいたいとおもう。
追伸:今日入った情報によれば、「富山県は社長が多い」ということで、所得が高いのは一部の人で、お金がなくて共働きをする、という場合も多々ある、という見方をいただきました。数字、統計も解釈でだいぶ変わりますね。ひとりひとり、お母さんが悩んでいることは違う、ということは、本当だとおもいます。
ある古老の語る仮説
これまでにいろんな憶測や推測が飛び交っているこの話題。またあらたな知見がひとつ。
これは確実な情報だ。というか、生々しい。富山生まれ、富山育ち、富山で働き続けた齢70くらいのお父さんに聞いた。どうして共働きが多いんですか?「働いていないと、となりの人からどうして働かないのかって何度も聞かれるのが嫌だからだよ」
富山県は所得格差が大きい理由のひとつには、「もう富山はごめんだ」という子(上位層)が県外に出た後に戻ってこない(経済システムを遷移させていく楔がうたれない)からか、「富山」で自分を成長させられる可能性を見出せずに、自分を過小評価をしている子が多いからかもしれない。所得格差が激しいということは、旧来の経済システムが動いていない、という指標ではないかと僕には思える。さて、これを検証してみよう。
そのうち!
他にも漠然とした不安を駆り立てる人間関係だとか、高い授業料出して育英に入れなくちゃいけないというアホみたいな考えとか、ただただ金の亡者が多くて働いているとか、怖いからとにかく貯蓄するとか、いろんな要素があるだろう。 共働き、悪くはないけれど、ハードワークばかりして、心を大事にしたハートワークがどれだけできているのか、疑問だ。
富山県の不思議!最低賃金と所得のランクが不釣り合いな件
最低賃金の決まり方 最低賃金のその額は、各都道府県によって様々です。では、その額はいったいどのようにして決められるのでしょうか? 最低賃金は、まず「中央最低賃金審議会」という公益代表、労働者代表、使用者代表で構成される会議によって審議され、そこで最低賃金が決定されます。 そこで決定された最低賃金が、今度は各都道府県にある「地方最低賃金審議委員会」に持ち込まれ、そこでその額の審議を行います。 地方最低賃金審議委員会での慎重な審議を経て、最終的には各都道府県の労務局長の判断によって、正式な最低賃金が制定されるという流れです。
最低賃金法とは|概要/計算方法などをわかりやすく解説【2019年改正版】 で で 県民所得 [ 2016年第一位 東京都 ] 2016年富山県5位321万円石川県16位296万円 1人当たり県民所得 の都道府県別ランキング! 2017年富山県7位316万円石川県15位297万円 で・・・2018を探していたら、年収のランキングが出て来た。 都道府県別年収ランキング 富山県25位447万円石川県24位448万円 ん? (これをみると、調査した年の3年後に結果がでるようです。いつのデータかよくわからなくなって来ました。各都道府県別の1人当たり県民所得のランキングです。平成25年度(平成28年6月公表)における各都道府県の1人当たり県民所得のランキングは以下のようになります。) よくわからなくなって来た。 県民所得
最低賃金
年があっていないけどまぁ。 ーーーーーー
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