難関大学って何?私も目指せるの?
目指してもいいですが、目指すなら、学び方を変えなくてはいけないかもしれません。
難関大学にはいろんなイメージがあるでしょう。
みなさんがすぐにおもいつく定義は何ですか?
- 偏差値が高い
- ネームバリューがある
いろんな定義の仕方があります。
私は大学入試問題をみていて気がつきました。
「どんな生徒に入って欲しいか」が難関大学といわれている大学と他の大学とは違うのです。
難問は、大学からのメッセージ
難関大学は
- 好奇心を持って深く学べる学生を求めている
これが私の難関大学の定義です。
難関大学の問題は「好奇心・興味をもって深く学んだか」を問います。
「問題の解法を覚えて問題だけ解けるようにした生徒は来ないでください」というメッセージが問題の中に込められています。
という本屋に行って「難問」と向き合って見てください。きっと、面食らうとおもいます。
難関大学が求める勉強を、あなたはできていますか
東大が、円周率の定義を聞く問題を出したことがありますね。
ムズカシイ問題をたくさんといてばかりいて、解法を暗記していて、本質を知らない、本質を気にしない人は研究者として失格です。ウチの大学にはいりません。
というメッセージです。
大学は研究機関です。好奇心なくして、興味なくして、研究はできません。
「おもしろい!」とおもえることを突き詰めてくれる生徒を求めています。
なので、難関大学を目指している人は、自分自身に問いかけてみてください。
- 「私は興味をもって、勉強ができているだろうか」
- 「イヤイヤやらされたり、まわりの雰囲気に流されていないだろうか」
「あなたの道」は難関大ではないかもしれない。
難関大学に入ることが、イイことだというわけではありません。
ひとりひとりの生き方が違うのですから。
今のあなたの気持ちを確かめてみてください。
もう一度、聞きます。
「勉強をしていて、もっと知りたい、深めたい、おもしろいとおもっているだろうか?」
この問いかけに「はい」と答えられる人は、そのまま勉強を続けてみてください。
あなたは自分でいろいろ調べたり、見つけたり、気が付いたり、つなげて行きながら、勉強を楽しんで、遊びながら勉強をしているのだとおもいます。
そうやって勉強ができる人は、きっとどんどんチカラをつけていけるはずです。
もしそれで勉強が進んで行かないのであれば、成績が届かないのであれば、otononeに相談しに来てください。
まわりに流されてなんとなく目指している人は、立ち止まって、一息いれるのも、いいことなのかもしれません。
ブログで「難関大とは?」を別の視点で書きました。